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<政策無関係の共産党批判で国が滅ぶ>今、護憲派・反安倍の国民に気付いてもらわないと、護憲派は衰退し、格差は広がる一方
http://www.asyura2.com/07/idletalk23/msg/915.html
投稿者 heart 日時 2007 年 6 月 02 日 15:19:03: QS3iy8SiOaheU
 

(回答先: 今、共産党に気付いてもらわないと、共産党は衰退、護憲的にも不利でしょう。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 6 月 02 日 06:53:57)

以前の拙稿を二つ転載しておきます。

◆自分で自分の首を絞めているのは選挙の時だけ民主党を支持する者だ
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10027749080.html
2007-03-12 04:15:49 warm-heartの投稿 テーマ:悪政の装置

今はマスコミの多くも、また、ネットの反自公勢力でも三分の二以上が、普段どの党を心情的に支持しているかに関わらず選挙となると、民主党を支持していると思われる。
民主党でなければ勝てない・・・そう思って民主党に入れ続けることで、民主党以外の野党の実際の支持率が選挙及び議席数に反映されなくなっていると思う。
その結果、当然ながら、民主党以外の野党票は伸びない。
で、やっぱり民主党以外の野党には期待できない、と、その後も選挙では民主党に投票する。その状況を作っているのは他ならぬ、「選挙の時だけ民主党支持」の人たち>なのに、自分達の行動を顧みることはせずに、他の野党、特に、苛めやすい共産党を叩く。
自分で自分の首を絞めているということに気付く有権者が増えない限り、日本は変わらないだろう。

第二の自民党が嫌なら第二の自民党には投票しない。
そういう空気を広げていくことこそ、必要ではないかと思う。

◆抜本的な政治改革はいかにして実現可能か/真の民主主義は一人一人の正直な行動から始まる
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10027625380.html
2007-03-10 19:57:05 warm-heartの投稿 テーマ:連帯:真の立憲民主主義国建設に向けて

自民党と「第二の自民党」の間でどっちがいいか競わせたり、
石原と、無難かトンデモかよくわからん浅野とを競わせたりしたところで、
政治は変わりません。

今が酷すぎるからちょっとでもマシになりさえすればいいんだ、というお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
そのやり方を繰り返しているうちに、ちょっとずつでもマシになっていくだろうともお考えなのかもしれません。

しかし、そうでしょうか。

「自民党や石原は巨大だ、だから反自民、反石原は結束してそれらを潰しにかからなければならない。」

そう考えるのもわかります。

しかし、彼らが巨大だというのも幻想かもしれないのです。
実際、自民党が圧勝したと言われる9.11衆院選挙で、自民党の得票率は半数に満たないのです(←「得票率で見れば自公両党は合わせて小選挙区で全体の49%、比例区で全体の51%を抑えるに止まっており」http://72.14.235.104/search?q=cache:G2odDTKYdz4J:ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC44%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99+%E8%A1%86%E9%99%A2%E9%81%B8%E3%80%819.11%E3%80%81%E5%BE%97%E7%A5%A8&hl=ja&ct=clnk&cd=2&gl=j)。
選挙のたびに住民票を移動したり近所の人を動員して自公に投票させる創価学会員の存在(http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10020312475.html)だってあります。

また、国民は変化を求めない、だから自民党のままなんだ、といった主張を時に聞きますが、本当でしょうか。
現に、小泉改革に期待した人たちは、何らかの大きな変化を求めて、「痛みが伴う」ということを了承してまで小泉を支持した(単なるマゾ?)のではなかったのでしょうか?

変化を求めている人は潜在的に多くいると思います。
格差を問題に思っている人も多いはずです。

小沢は格差是正を謳っていますが、新自由主義をやめる気はないようです。
新自由主義の枠組みの中で、ちょっと財政出動をやるだけのようです。

それで「抜本的な改革」ができるでしょうか。

「骨太の改革」(小泉)なる言葉もあったようですが、本当の骨太の改革というのは、格差を生み出す源である新自由主義の破棄から始めなければならないのではないでしょうか。


抜本的な改革をする気のない政党や人たちに政治をまかせて、対症療法的な政治を続けさせたところで、「病気」は治癒しません。
政府は「生活習慣病」などという言葉を作り出して、病気の原因になることのある生活習慣なるものを見直させ、それによって発症自体を抑えようとしています。この施策は、病気の人は「生活習慣がしっかりしていなかった人」というような偏見を植え付ける効果ももつものであるため、呼称はよろしくない。しかし、発想は、これでいいと思います。
政治でも同じことです、悪の源を断ってこそ、よい社会が切り拓いていけるのです。


第二の自民党と言われる民主党が躍進して、日本が二大政党制になったとします。
民主党が「第二の自民党」状態から脱皮し、真の対立政党になっているのならそれでいいです。
しかし、そうでなかったら。
自民党的悪政はその後も続くでしょう。

さらに悪いことには、「自民党を倒せさえすれば」、の発想で、数をたのみに、「これは戦略なのだ」とばかりに民主党にばかり投票していた結果、その他の少数野党が消滅の危機に至っているかもしれません。

今本当に自民党の政治に対して異議を申し立てているのはどの政党か。

マスゴミがあまり報道しないので多くの人には伝わっていないと思いますが、社民党や共産党でしょう。
また、鈴木宗男の「大地」でしょう。(国民新党は、野党共闘の姿勢は優れていると思いますが、政策の方は、教育基本法改悪にも反対していなかったようなので私は懐疑的です。)

これらの政党が消滅してしまったら、私たちの意見を代弁してくれる者がいないことになります。
私たちの意見を代表してくれる政治家がいないような国はもはや民主主義国家とは言えません。


私は、潜在的には社民・共産を心情的にだけでも支持している人は多くいると思います。
私もその一人です。

野党共闘が割れることで自民党側が結果的に勝ってしまうことを恐れて第二の自民党に投票しつづけるよりも、少しずつでも、ホンモノの野党の議席を増やしていく方が、中長期的に見て、日本にいい結果をもたらすのではないでしょうか。

随分長い間自民党政治が続いてきたために、官僚機構は自民党に組み込まれてしまっています。
そのせいもあり、今の野党が政権についたら、最初は混乱もあるでしょう。
政策が未熟なのを心配される向きもあるかと思います。

しかしそれは、国民が皆で見守り、叱咤激励していけばよいことではないでしょうか。

民主主義なのですから、国民が政治家を育てていけばいいのです。

そもそも、政治は美人投票(*)で運営されてはならないのです。
いやしくも民主主義を標榜するからには、国民一人一人が、自分が望む政策を実現してくれそうな政治家/政党に投票しなければ、民主主義とは言えないのです。

案ずるよりも産むが易し!

さあ、どこの政党、どの政治家の政策が日本を根本からよくしてくれそうか、各自検証してみましょう!

==========================

*「美人投票」とは:
-------------------------
http://www.nomura.co.jp/terms/category/theory/bijintohyo.html
有名な経済学者のケインズは、玄人筋の行う投資は、投票者が100枚の写真の中から最も容貌の美しい6枚を選び、その選択が投票者全体の平均的な好みに最も近かった者に賞品が与えられるという新聞投票に見立てることができるとした。

各投票者は、自身が最も美しいと思う写真を選ぶのではなく、他の投票者の好みに最もよく合うと思う写真を選択しなければならないことを意味する。何が平均的な意見になるのかを期待して予測することになる。

株式投資に関しても、投票者(=市場参加者)の多くの人が、容貌が美しいであろうと判断する写真を選ぶことが有効な投資方法であるということ。
-------------------------

つまり、美人投票においては、自分が自分自身の価値判断に照らしていいと思う人でなく、人気がありそうな人に投票するということです。

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≪関連≫

政策に目を背けてはならない【非国民通信】
http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/c724afc90c0770c737e65a6ffeed02e4

<オール与党体制>地方では(も?)実体なき民主主義が50年近く続いてきた【松浦さん】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10027161647.html

「共産党は自民党の隠れ応援団」論批判/二大政党制は本当に望ましいか
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10027070884.html

次善の策で民主党に投票する、というのではいつまで経っても「自民」政治が続く【ペガサス・ブログ版】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10026207471.html

「共産党死票」論は妥当でない/少数意見を含めた民意を反映する選挙制度とは【AAA+さん】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10024428612.html

小沢、改憲争点化に否定的=改憲に賛成?改憲反対の民主党議員は民主党を割れ!【阿修羅】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10022894322.html

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