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これからは「ロハス」の時代です。【ロハスクラブ】
http://www.asyura2.com/07/idletalk24/msg/414.html
投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 7 月 07 日 20:22:23: sypgvaaYz82Hc
 

(回答先: オイオイ、これでは「我々貧乏人は貯金できないよ。」 責任者出て来い!! 投稿者 考察者K 日時 2007 年 7 月 07 日 19:25:14)

【ロハスとは?】

LOHAS〜ロハス(Lifestyles Of Health And Sustainability)と言われる人たちが、アメリカで、ヨーロッパで増え続け、今後のビジネスや政治のあり方まで変える可能性を秘めた存在として注目されています。

ロハスとは、地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称です。

無理や我慢ばかりでは、健康も、エコロジーも、幸せも、長続きしません。自分たちの幸せの向こうに、社会の幸せや地球環境への貢献が地続きでつながっている。そんな実感のある暮らし、それを実現できる仕事を望む人たちにモノやサービスを提供する社会が、アメリカやヨーロッパで飛躍的に伸びています。

そして今、日本でもロハスな暮らし、ロハスなビジネスやサービスが注目されるようになりました。もっと気軽に、もっと楽しく。ロハスクラブは地球と自分の新しい愛し方を提案します。

【ロハスの6つのキーワード】

健康的な暮らし
人の暮らしは「食べる」「動く」「考える」「眠る」といった活動の繰り返し。その循環が健康的であることがロハスの基本です。まずは自分にとって快適な、健康的な暮らしの要素について、考えることから始めましょう。

自然環境への配慮
暮らしが健康的であると同時に、暮らしを取り巻く自然環境もまた健康であることが、ロハスの実現には不可欠です。暮らしを犠牲にするのではなく、日々無理なくできる自然環境への貢献とは何かを考え、実行してみましょう。

五感を磨く
ロハスの在り方は、人それぞれ。自分の判断で、自分にとって必要なもの、そうでないものを選択することが求められます。情報や数値による判断だけでなく、自分自身の感覚でほんものを見つけることがロハスには不可欠です。

古いものと新しいもの
最先端の技術と、伝統的な知恵。新しい発想と、古くからの習慣。どちらかひとつではなく、新旧それぞれの良いところ、必要なものをバランスよく選びとること。それを自分の暮らしに取り込む方法を見つけましょう。

つながりを意識する
社会も環境も、自分の足元から地続きでつながっています。食べたものはどこから来たのか。捨てたゴミはどこへ行くのか。買ったり使ったりすると、地球にどんな影響を及ぼすのか。その先に何があるのかをイメージしましょう。

持続可能な経済
ロハスは都市生活や消費活動を否定しません。便利で楽しい、ハイセンスでカッコいい、そんなモノやサービスによって、人にも環境にもやさしい持続可能な経済システムをつくる。ロハスは経済から、社会の在り方を変えていきます。


【アメリカ生まれのロハス】その誕生と社会背景

全米15万人を対象にした価値観調査
 ロハスという言葉が注目されるようになったのは、2000年にアメリカで発売された書籍『The Cultural Creatives ~ How 50 Million People Are Changing The World』でのこと。著者である社会学者ポール・レイ氏と、心理学者のシェリー・アンダーソン氏が、全米の成人15万人を対象に15年にわたって実施した価値観調査の結果として、ロハスの存在を報告している。
 レイ氏らの調査によれば、信心深い保守派〈Traditional成人人口の約24%〉、民主主義と科学技術を信奉する現代主義者〈Modern同約48%〉に続く「第3の社会集団」として、ロハス志向を持った生活創造者〈Cultural Creatives〉の存在が確認された。

 生活創造者〈Cultural Creatives〉は、大量生産、大量消費を良しとする現代主義者〈Modern〉への反発から誕生したとみられ、60年代以降、徐々にその数を増やしてきた。

 レイ氏の調査によれば、2000年現在で全米の成人人口の少なくとも26%にあたる約5000万人、欧州連合(EU)諸国内の成人人口の約35%にあたる約8000万〜9000万人が、生活創造者〈Cultural Creatives〉だという。つまり世界で1億3000万人余の人が、ロハスを志向していることになる。

生活創造者「カルチュラル・クリエイティブス」とは?
 では実際に、ロハス志向を持った生活創造者〈Cultural Creatives〉とは、どんな人たちなのか。レイ氏らの調査によれば、信心深い保守派〈Traditional〉や現代主義者〈Modern〉にくらべ、次のような傾向が強い人たちと考えられている。

 「持続可能な地球環境や経済システムの実現を願い、そのために行動する」、「金銭的、物理的な豊かさを志向せず、社会的成功を最優先しない」、「人間関係を大切にし、自己実現に力を入れる」、「なるべく薬に頼らず、健康的な食生活や代替医療による予防医学に関心がある」。

 自分の快楽、生き残りだけを追求する大量生産、大量消費型社会とは一線を画し、持続可能な自然環境と社会システムのもとで、すべての人々が共栄共存できる社会を志向する生活創造者〈Cultural Creatives〉たち。レイ氏らの調査では、こういった価値観をもつ生活創造者〈Cultural Creatives〉は過去40年間で年1〜2%の割合で増加し、今後も確実に増え続けると予測している。

ロハスビジネスの急速な拡大
 自然エネルギー、社会的責任投資(SRI)、オーガニック食品、ホメオパシー、エコツーリズム。なんの関連もないように見えるが、これらは利益と社会的責任を両立させながら、環境と人間の健康を守ろうとするロハスビジネスとしてひとくくりにできる。

 米国のロハスビジネスの市場規模は、いまや3510億ドル余(約38兆円)にのぼるとされる。高い意識と行動力ある創業者に率いられたロハスビジネスのベンチャー企業が、一堂に会する「 ロハスコンファレンス(※1)」は今年で9回目を迎え、昨年は世界各国から過去最高の参加者を集めた。

 一方、地球環境や従業員の労働条件に配慮し、地域社会に貢献しながら安定した利益をあげることを目指す「企業の社会的責任(CSR)」という考え方を、ビジネスの中心に据える動きが年々広がっており、CSRに取り組む多国籍企業が互いの経験を披露しあう「ビジネス・フォー・ソーシャル・レスポンシビリティ(※2)」の年次会合も、毎年活況を呈している。

教育現場、働き方、生き方へと広がる価値観革命
 ロハスビジネスやCSRの広がりは、ビジネス教育の現場や学生の意識にも影響を与えている。欧米のビジネススクール(経営大学院)では2000年以降、MBA(経営学修士)課程に「CSR」「経営倫理」「環境と持続可能性」などに関する科目を設ける大学が大幅に増えた。

 世界各国のビジネススクールでロハスビジネスを学ぶ学生たちと、ロハスビジネスやNPO活動に携わるMBAホルダーたちによるネットワーク組織「ネットインパクト(※3)」も、年々規模が大きくなっている。ある調査では、「社会的、倫理的責任を果たしている点で評判の良い組織で働くなら、給料が下がってもかまわない」と考えるMBA学生が90%以上に達した。

 2005年1月にアメリカで創刊されたビジネス雑誌『Worthwhile(※4)』には、途上国の子どもたちに本を無償で送るNGOを始めたマイクロソフト社の元社員ら、ビジネスを通じて環境・社会問題の解決に貢献する「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)」に転じた人たちのストーリーが満載されている。

 このような雑誌が登場した背景には、アメリカでソーシャルアントレプレナーとしての働き方、生き方への関心が、かつてないほど高まっているという事情がある。その動きを牽引しているのが、ほかならぬ人々のロハスへの共感なのだ。

ロハス関連ホームページ(英文)
※1「ロハスコンファレンス」http://www.lohas.com
※2「ビジネス・フォー・ソーシャル・レスポンシビリティ」http://www.bsr.org
※3「ネットインパクト」http://www.net-impact.org
※4『Worthwhile』http://www.worthwhilemag.com

http://www.lohasclub.jp/what_is_lohas/top.php

【参考事例】
健康の背景に「無尽」あり 山梨県で高齢者調査【中日新聞】
2007年7月7日 09時11分

 自立して生活できる期間を示す「健康余命」の全国調査で、常にトップクラスを誇る山梨県のお年寄りは、「無尽」と呼ばれる昔ながらの集まりに参加することで、心と体の健康を維持している−。山梨大の山縣然太朗教授(社会医学)らがこんな研究をまとめ、7日までに疫学の国際誌に発表した。

 無尽は、少数の仲間の中で掛け金を募り、まとまった金額を順番に受け取る相互扶助システム。かつては全国にあったが徐々に衰退し、残っているのは限られた地域だけ。山梨県では、掛け金を積み立て、旅行や会合に使うなどの形で続いているという。

 山縣教授らは、県内の65歳以上の高齢者581人を、無尽にどの程度積極的に参加しているかによって4グループに分けた。その後、簡単な質問で健康度を数値化できる尺度を使い、健康状態を1年追跡した。

 無尽に月1回以上参加する人は、全く参加しない人に比べ、1年後に健康を維持している確率が1・8倍高かった。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007070701000113.html

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