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仏教、三車火宅の譬え、潜在能力は高いがひ弱な議員が多い民主党をレベルアップさせた大連立騒動
http://www.asyura2.com/07/idletalk26/msg/840.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 11 月 08 日 20:25:40: 4sIKljvd9SgGs
 

三車火宅の譬え(譬諭品第三) 佛⇒舎利弗
http://park22.wakwak.com/~kuuki/hp/1hokekyo/kensyu/sitiyu1.html

 自分も佛になれると自覚できた舎利弗が、佛に、他の多くのものたちにも、みな佛になれることを教えてやって欲しいと請うたのに対して、佛が説いた譬え話。
 目前に見える境地の達成を目指して、羊車(聲聞)・鹿車(縁覚)・牛車(菩薩)を求めて自らの意思によって走り出せば(努力すれば)、その努力は大白牛車(佛、最高の境地)につながっている。

長者の荒れ果てた家(現実の人間社会)が火事になるが、長者の子どもたち(凡夫)が何も知らないで家の中で遊びに戯れている。このままでは、子どもたちは(煩悩の火に包まれ)焼け死んでしまう。
長者は子どもたちを救い出そうと考え、最初自分の手で救い出そうと考える。しかし、思いとどまり、子どもたち自らの力で、他(神)の力を借りないで火宅を出ることが必要であることを覚る。
長者は、子どもたちが日頃から欲しがっていた羊車・鹿車・牛車を使う。(聲聞・縁覚・菩薩の境地を示す)
「火宅から出て来たら羊車・鹿車・牛車あげるぞ」と方便を使って誘う。
子どもたちは、喜んで羊車・鹿車・牛車が欲しくて、火宅から走り出してくる。そして煩悩の炎から救われるのである。
長者(佛)は喜び、子どもたちに羊車・鹿車・牛車ではなくて、もっともっとすばらしい大白牛車(佛の境地)を与えるのである。


 すべての人間が平等に佛性を具えており、一切衆生がことごとく佛に成りうる。それには、「他力の救い」に依るのではなく、「自力の救い」によって佛の境地を目指すのである。

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