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まあ、正論に一歩近づいたと言えるでしょうね。
http://www.asyura2.com/07/idletalk27/msg/160.html
投稿者 考察者K 日時 2007 年 11 月 17 日 23:06:44: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: ブラック企業で働いている人によりよい転職先を世話ができればいいのですが。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 11 月 17 日 22:27:44)

>ワヤクチャさん どうもです。

今回の意見であれば「正論に一歩近づいた」と言えるでしょう。

【勇気を持って企業と闘い、結果的に辞めた人】の後の面倒を見る算段もないのに「辞めろ」と言うのは無責任だ。
というのは「かなり核心を突いています。」

ここで問題は、「過労死をする」のと「失業しても生き延びる」のは「どちらがマシ」でしょう?

確かに「現在の労働運動全般に言える事」として「親企業に依存しなければ構成労働者の雇用確保がおぼつかない」という弱点がある事は確かです。
その弱点を認めた上で「では、労働者はブラック企業の犠牲となっても仕方がない」と言えるでしょうか?

Kは「失業し、将来的にのたれ死ぬのだとしても、今日の過労死は避ける方がマシ」ではないか?と思います。

それとは別に、Kはブラック企業に対しては苦情を言える「労働者の共通認識を育てる事が大切」と主張しています。
その「共通認識」が「労働者としての正当な主張をした失業者の相互扶助制度を生み出す」と言う事を期待もしています。

少なくとも「ブラック企業であっても、食うために企業を支え、その延長線上で過労死しても仕方がない」という姿勢の延長線上には「この事案の解決はあり得ない」と思います。

必要なのは「ブラック企業は存在を許さない。存続に対する一切の協力は拒否する」という態度表明であり、その考えを持つ人の多数化形成の中に「失業者の救済制度の確立」を模索すべきでしょう。
それは「環境作り」と言う事です。

ブラック企業であっても「その企業が倒産したら、その部分の雇用に穴が空く」
というのが、ワヤクチャさんの基本的な意見のようですが、前にも書きましたが「その企業が、需要と供給関係上の必要企業なら、代替え企業が進出してくる」でしょう。

資本主義では「需要がある所には供給をする」という企業が出てくるのです。
その企業も「ブラック企業」という可能性がないとは言えませんが、前の企業が「労働者にそっぽを向かれた結果として潰れたと学習していれば、多少は考えるでしょう。」

進出企業が「前の企業の失業者を雇う」という保証もできませんが、まあ、経験者であって、職を探している人がいるのですから、需要と供給のバランスから考えれば「確率的には高確率で、その進出企業が雇う」とも考えられます。(捕らぬ狸の皮算用であることは承知しています。)

いずれにしても、全ての懸念は「ブラック企業を辞める」という人が増加するという前提条件下の懸念でしょう。

ブラック企業の存続に手を貸さずに「労働者の権利のために自己の犠牲を厭わずに献身的行為から失業された人」は「労働者の仲間」ですから、ここは「労働者の協力で支える」のが当然の理でしょうね。

その地点に立って始めて
そのためには「何ができるのか?」という段階に進む事になるのです。


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