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受診基準、学会独自の緩和案 「病人増やす」厚労省に反旗(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/156.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 06 日 13:59:48: twUjz/PjYItws
 

http://mainichi.jp/life/health/news/20071206ddm001100008000c.html

メタボリックシンドローム:受診基準、学会独自の緩和案 「病人増やす」厚労省に反旗

 来年4月に始まる特定健診・保健指導制度で、医療機関の受診を勧める必要性を判断する「受診勧奨判定値」について、日本人間ドック学会(奈良昌治理事長)が、国の判定値より緩やかな独自の判定値を定めた。国の判定値は厳しすぎ、すぐには受診の必要のない人まで「病人」と判定する恐れがあると判断した。近く同学会誌で公表する。公的な大規模健診の開始前に、学会が別の基準を決めるという異例の事態となった。(2面に連載「メタボ再考」)

 特定健診は40〜74歳の全員が対象で、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を中心とした生活習慣病対策として実施される。

 同学会は、関連学会の治療指針などを参考に独自の判定値を設定した。例えば、国は最高血圧の判定値を「140」とするが、同学会は「160」を採用した。さらに国内外の大規模臨床研究を分析。国の受診勧奨値を超えても、6カ月以内なら、投薬治療をした群としない群で、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)の発症率に差がないことを確認した。

 このため、国の判定値を超えても、学会の判定値より低い場合は、程度に応じて3〜6カ月の経過観察期間を設ける。生活改善を指導するが、受診勧奨はしない。

 厚生労働省は、判定値を超えても実際に受診を勧めるかは、健診機関の医師が個別に判断することを求めている。しかし、数値だけで機械的に受診を勧めたり、投薬を始める医師が相次ぐ可能性が指摘されている。【須田桃子】

==============

 ■日本人間ドック学会が定めた主な受診勧奨判定値(カッコ内は国の判定値)

血圧(収縮期)     160 (140)mmHg

  (拡張期)     100 ( 90)mmHg

中性脂肪        400 (300)mg/dl

HDLコレステロール   29 ( 34)mg/dl

LDLコレステロール  180 (140)mg/dl

空腹時血糖       140 (126)mg/dl

HbA1c       6.5 (6.1)%

ヘモグロビン値男性  11.9(12.0)g/dl

       女性  10.9(11.0)g/dl

 ※HbA1cは平均的な血糖状態を反映する指標。AST(GOT)、ALT(GPT)、γ−GT(γ−GTP)は国と同じ。

毎日新聞 2007年12月6日 東京朝刊


<関連記事>「毎日新聞」

メタボリックシンドローム:基準、再検討へ 8学会、国際機関との相違受け
http://mainichi.jp/life/health/news/20071202ddm001100048000c.html

 ◇腹囲・男85センチ、女90センチ以上

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準を決めた日本内科学会など8学会が、基準再検討へ動き出したことが分かった。来年度から、この基準をベースに40〜74歳の全員を対象にした特定健診・保健指導制度が始まるが、基準や制度の妥当性が問われそうだ。(3面に連載「メタボ再考」)

 日本内科学会(永井良三理事長)は10月、「メタボリックシンドロームの診断基準について」と題する文書を各学会に送付。男性85センチ以上、女性90センチ以上とした腹囲の基準などについて「問題点をご指摘いただき、再検討する機会を持ちたい」と訴えた。

 世界の人種別基準を作っている国際糖尿病連合は今年6月、日本人の基準を他のアジア人と同様に男性90センチ、女性80センチとすることを発表した。内科学会はこれを受け、「早急に関係学会の意見を取りまとめて見解を出す必要がある」と再検討を呼びかけたという。

 8学会は05年、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの危険性が高い人を検出するため基準をまとめた。メタボは、危険因子となる脂質(コレステロール)異常や高血圧、高血糖の背景に内臓脂肪の蓄積があるとの考え方で、腹囲は内臓脂肪の量を反映するという。腹囲の基準に該当し、脂質、血圧、血糖のうち二つ以上が基準を上回るとメタボと診断する。

 8学会に加わったある学会の幹部は「基準は最善とはいえない。科学的な検討を加えることが必要だ」と話している。

毎日新聞 2007年12月2日 東京朝刊

メタボリックシンドローム:外食多いほど肥満 40代男性で顕著
http://mainichi.jp/area/okinawa/archive/news/2007/11/13/20071113rky00m040006000c.html

 県内の40代男性は「ほとんど外食しない」人よりも「1日、1−2回以上外食する」人の方が肥満者の割合が20%以上高いことが、県衛生環境研究所の調べでこのほど分かった。また、県内の男女ともに外食や店屋物(飲食店で売っている食べ物)を自宅や職場で食べる頻度が年々多くなっていることも明らかになった。専門家は「外食は脂肪分が多く、カロリー摂取量も多くなりがち。外食が増えているのは沖縄が全国一肥満の割合が高い大きな理由と考えられる」と話している。

 調査は、県衛生環境研究所がメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満症候群)への社会的関心が高まる中、県民の食生活と肥満の関係を調べることを目的に実施した。県保健医療福祉事業団が2005年度に県内の企業や一般住民を対象に実施した健康診断で聞いた食生活に関する問診のデータ1293件を基に、外食と肥満の関連を、男女、年代ごとに調べた。

 その結果、40代男性で統計学的に有意な関連が認められた。40代男性187人のうち「1日、1−2回外食する」は124人で、そのうち肥満者とされるBMI(体重を身長の二乗で割った値)25以上の人は59%と約6割を占めたのに対し「ほとんど外食しない」人の肥満者の割合は38%と低かった。

 外食の頻度について1989年度から05年度までの17年間の推移を、3万6705件のデータを基に男女別・年代別に調べたところ、男性は59歳以下、女性は49歳以下の全年代で、外食や店屋物を食べる頻度が年々多くなっていることも分かった。

 琉球大学医学部の島袋充生(みちお)講師は「基本的に外食が多いと肥満になりやすい。弁当や総菜を店で買って家で食べる『中食(なかしょく)』や外食が増えているのは全国的、世界的な傾向だ。特に40代男性は仕事が忙しく、外で食べる人が多いのだろう」と指摘。改善のポイントとして(1)決められたカロリー摂取ができるよう家で弁当を作り職場に持ち込む(2)飲食店が食べ物にカロリー表示をする−の2点を挙げた。

(琉球新報)

 2007年11月13日


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