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決起集会参加報告 (日々是よろずER診療)
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/287.html
投稿者 どっちだ 日時 2008 年 1 月 15 日 00:55:19: Neh0eMBXBwlZk
 

(回答先: 全国医師連盟 設立準備委員会 総決起集会 ( 平方 眞 : がんになっても、あわてない) 投稿者 どっちだ 日時 2008 年 1 月 15 日 00:47:37)

----日々是よろずER診療 から転載------------------------------------------
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/20080113


決起集会参加報告

本日は、東京で開催された決起集会に参加してきました。元長野県知事で新党日本党首の田中康夫氏も来ていたのには、びっくりしました。運営側がお招きしたわけではなく、小松先生のお誘いでとのことでした。ですので、突然の来客に運営側もびっくりされていたようです。なお、会終了後に記者会見がありました。速報がすでにネットに出ています。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011301000395.html    魚拓 

勤務医ら新団体設立を計画 労働環境改善求め集会
2008年1月13日 19時39分

医師不足の深刻化などによる医療の崩壊を食い止めるためには医師の労働環境改善などが必要だとして、全国の勤務医を中心としたグループが新たな医師団体の設立を計画し、13日、東京都内で総決起集会を開いた。

グループは「全国医師連盟設立準備委員会」(黒川衛代表世話人)。会員は現在約420人。勤務医が中心だが、一部開業医もいるという。今年5−7月ごろに1000人規模での設立を目指す。

 集会には100人余りが参加。「医療崩壊」の著書がある小松秀樹医師が「医療費抑制政策や医療安全を求める声の高まりの中、勤務医の労働環境は限界に達している。勤務医の利害を代弁する組織が必要だ」とあいさつした。

 長崎県西海市の勤務医でもある黒川代表世話人は「医師は疲弊し、病気の人を助けたいというモチベーションが低下している。医療を再生するため、医師が現場から声を上げていかなければならない」と、新団体への参加を呼び掛けた。

別のニュースソースもあります。 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/13981.html  魚拓

今回の参加にあたり、なんといっても小松秀樹先生と本田宏先生のお話を直接じかに聞けるというのが、魅力的でした。それと、まだお会いしていない医師ブロガーの先生方とリアルにお会いできる機会でもあるわけです。こんな二つの理由で、私は東京に向かいました。

しかし、小松先生と本田先生のお二人の話をじかに拝聴して思ったこと、感じたこと。

お二人ともすごい迫力だった。圧倒されました・・・・。でも、おもしろかった。

講演の内容は、DVDで見れるようです。 このお二人のご講演は必見だと思います。
こちらから申し込みできるようです。 http://www.doctor2007.com/dvd.html

あまりに面白かったので、私は会場で、DVDの申し込みをしました。

<小松秀樹先生の講演より>

レジメが配布され、30分程度のミニ講演でしたが、非常に聞き応えがありました。 ここでは、レジメの一節を紹介します。 例の診療関連死の厚生労働省第二次試案に関するところです。

第二次試案が実現するとどうなるでしょうか。厚労省が強大な権限を持ちます。従来の医療費決定に関わる権限に加えて、調査権と処分権を持つことになります。行政、司法、被害者代表が医療システム内に入って網羅的に責任が追及されます。脅えながらの医療になります。裁判手続と同様、調査経過そのものが、遺族の応報感情を高めます。対立は、遺族と医師の間にとどまりません。病院の管理者と現場の医療従事者の間にも疑心暗鬼が生まれます。

みなさん、いかがですか?これでいいですか? 厚労省にこんな権限を与えていいですか。 

皆で断固反対しましょう。

反対の署名はこちらです ⇒ http://doctor2007.com/ko1.html

<本田宏先生の講演より>

あまりに面白くて、ほとんどメモを取ることもなく、聞き入ってしまいました。実に広範な内容でありながら、大変分かりやすく、それなのに、笑いをとるのも絶妙でした。 会場はずっと爆笑の渦でした。TVなどから出演要請が絶えないというのも、なるほどよくわかりました。

医療は命の安全保障という主張の中で出された次のデータが、私には新鮮だったので、それをここで紹介してみます。

命の安全保障に関わる自衛隊と警察の方々の人数と医師の人数を比較してみると次の通りとのこと

27万人 自衛隊
26万人 警察
26万人 医師

しかあし、60歳以上で、現役で働いている(働かされている)の人が、ざっと数万人(確か4万くらい?っておっしゃってたような)もいるのは、医師だけ。 なんかおかしいでしょ! とのこと。

全くですね。 いかに、日本が医師をこきつかっている国であるかが、いまさらながらに大変よくわかりました。実に説得力のある話だと思いました。

他にも、このような実に面白い話が、たくさんありました。とても書き切れません。DVDを入手して一度ご覧になることをお勧めします。

講演を通して、本田先生が何度も何度もおっしゃっていたこと

「正しい情報を、医療の現場から発信しなければならない!」

まったくだと思います。私がブログを書いているのも、救急初療の現場の情報を発信したいということ。そして、できるだけ多くの方々が、今の救急医療の問題に気がついてもらうことです。そんな思いが多分にあります。

私は本田先生のパワーにはとうてい足元にも及びませんが、私の根っこは本田先生と同じなんだなあと思いました。
そして、自分達のことは、自分達で声をあげることの大切さを教えていただいたような気がします。

<黒川先生の講演より>

重点活動項目として
1 医療労働環境の改善
2 公正な医療報道と世論啓発
3 医療紛争解決と医師の自浄機能

であることとその具体的なアプローチのあり方などについて講演がありました。併せて、第二次試案に反対の声を上げるとともに、対案作成の準備中であることなども話もありました。

<フロアより>  出てきた意見を箇条書きにしてみます。

・準備委員という形ではなく、はやく、正式組織として活動を開始するべきだ。
・とにかく数が必要。
・ネットやメールを使わない医師たちも参加しやすいような工夫が必要。
・専属職員の必要性。
・本田先生からは、大学教授など医師への影響力が強い方々を発起人として、
 HP上に公表することなどが効果的ではないかと具体的な提案があった。

などなど

懇親会では、本田先生に、ご挨拶をさせていただき、私が事前に持ってきていた本田先生の著書「誰が日本の医療を殺すのか http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486248171X/ 」の裏表紙に直筆のサインを快くしてくださいました。ありがとうございました

何人かの医師ブロガーの方々とは、初めて直接お会いできました。今後ともよろしくお願いします。

とりあえず、こんな感じの会で、私はこんな風に思いましたということの速報でした・・・。
最後に、執行部の先生方、本当にご苦労様でした。


2008-01-13 22:49

コメント


早速お疲れのところこんなにわかりやすくまとめてくださってありがとうございます。
もう自分でブログに書くこともないくらいかも・・・です。
短時間でしたがお会いできてまた今後のブログを読む活力が湧いてきました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
by くらいふたーん (2008-01-14 00:23)


私はこの組織「全国医師連盟」にあまり期待していません。と言いますか、むしろ危惧のほうが大きくて、この組織の趣旨には大まかに賛同しますが参加を見送っている者です。その危惧について、ここでは一つだけ挙げます。

【 この組織の運営は、民主的なものになっていない 】

 「規約案}(http://www.doctor 2007.com/product4.ht ml)を読めば分かりますが、この組織は「代表」、「執行部」+「地域代表」、「総会」からなります。実質的な権力を握るのは「執行部」だと思いますが、その「執行部」は「代表」が指名し、「執行部」+「地域代表」からなる「総会」が「代表」を選出することになっています。
 つまり、この「組織」には、民主主義に不可欠たる【会員個々人の意思を自由かつ平等に直接的に反映させるメカニズム】がどこにも存在しないことになります。運営の仕方によって簡単に「代表」による独裁制が実現しますし、どこぞの政治・運動グループが「執行部」を乗っ取れば、簡単にこの組織を牛耳ることができます。

 私は、最低限、「総会」の構成員全て、ないしは「代表」の選出は【会員による選挙】で民主的になされるべきだと思います。
 その程度のことができないで、どの面下げて「医学部教授会、学会重鎮による専横など」を「医療業界の中にある封建的構造」と批判できるのでしょうか?
by 北の狼 (2008-01-14 01:58)


>くらいふーたん先生

こちらこそ、よろしくおねがいします。

>北の狼先生

最初から、できない と批判するのは簡単ですし、参加しない選択も尊重されるべきものです。
私は、今「できない、できてない」と指摘するより、「実際にできたこと」を評価しています。
by なんちゃって救急医 (2008-01-14 06:19)


わかりやすくアップして頂き、有難うございます。

少しの間お話できて嬉しく思います。
今後も日々の診療に、そして活動に励んでいきいたいと思います。
by 風はば (2008-01-14 07:41)


医師不足問題には重大な関心を持っています。
私は田中県政を6年間取材してこのようなものを書いている元記者です。
追撃コラム&取材メモ
http://blog.livedoo r.jp/tuigeki/
田中康夫は改革を偽装するもので、ペテン師というしかないとんでもない人物です。
テレビのニュース映像で「勤務医ら新団体設立を計画」を報じているとき、田中康夫の姿が見えたので、よくない兆候だと思い、検索してここにきました。

田中康夫がかかわるとまとまる話も壊れます。
ただちに、関係を断ち切るように勧めます。
田中康夫の件について詳しいことをお知りになりたいなら、私にメールください。会って話すか、それが無理なら電話で話すことも可能です。とりあえず、追撃コラム&取材メモ過去号をお読みください。
by 田中県政追撃コラム 発行人 (2008-01-14 12:31)


>北の狼先生

まだこの団体は発足してません準備段階なんです。

発足するときは代表などは選挙をするでしょう。昨日も医師会のような一部の人だけでなく会員みんなの直接選挙で決めるようにしたいと黒川先生もお話していました。
by 優駿 (2008-01-14 12:33)


>北の狼先生
昨日の会では、地域代表は直接選挙で選ぶと説明されていました。
ご指摘のように「執行部」の位置づけが曖昧ですが、会の名称にも異論が出ていましたので、規約も含めこれから変えていけばいいことだと思いますが如何でしょうか?
by 腎臓内科医 (2008-01-14 12:35)


今日の朝日新聞の一面に、「救急中核病院174ヶ所減」という記事が載っていました。救急だけでなく、ここ数年で地域に根ざしていた病院がどんどん閉鎖したり、介護病床へと変わっていったことが、診療不可能、受け入れ不可能の一因でもあると思います。

以前総合病院で勤務していた時にも、「空床1床で赤字○万」といわれてとにかく赤字を出さないように・・・という雰囲気が、短期入退院などのあわただしさを作り出して現場の疲労感と不満感を募らせていました。(私は産科勤務でしたが、産科は分娩の波があるのは当然だし、予定者のためにベッドを確保しなければならないのに「産科は暇そうだ」といわれてしまいます)
経営感覚もある程度は必要と思いますが、医療や福祉の場は、いつでも受け入れられる余裕のある体制も必要です。医療の安全保障という視点は、ほんとうに大切なことだと思います。医師数が、自衛官や警察官と同数というのは驚きでした。それとともに、安全保障なのだから、市場の原理に任せるような方向には要注意だと思います。

私は助産師なので医師会の動きなどはほぼ無縁ですが、今回の全国医師連盟の方々の趣旨は、これからの医療全体の方向のためにとても大切なことだと思いました。関心を持っていたいと思います。
by フィッシュ (2008-01-14 14:06)


なんちゃってER先生、懇親会お疲れ様でした。
先生にお会いできて感激しております。
今後ともよろしくお願いします。

フィッシュ様
>医師数が、自衛官や警察官と同数というのは驚きでした。それとともに、安全保障なのだから、市場の原理に任せるような方向には要注意だと思います。

医師の総数はさらにカラクリがあります。65歳以上が4万人(おそらく物故者もカウントされている可能性あり)ですので、26万-4万の22万です。

また、さらにパートタイマーの人、産休や、リタイアされた医師、基礎研究者などをこれから引くと1万以上少ないと思われます。
by テッペイ (2008-01-14 18:59)


>田中県政追撃コラム 発行人様

 元小児科勤務医です。13日の集会に参加し、田中康夫氏の姿に違和感を覚えました。
 ”田中康夫元長野県知事と医療”というと、長野こども病院の件を思い出します。彼は知事当時、県内の小児科医不足問題について、3次救急病院である長野こども病院には小児科医の数が多いという理由で、ここでも1次救急を受けよ、と言って、その後の大混乱を招いた方です。血液疾患を始めとする易感染性を有する患者を多数収容する小児専門病院で、1次救急を行う医学的リスクが全く理解できていないのです。
 彼の行動原理はポピュリズムに依拠したものと考えますが、そのポピュリズムは医療崩壊の一因をなすものです。彼が、仮に、一政治家として医療問題に接近しようとするのであれば、この過去の事実に関するきちんとした説明が必要です。
 
by walnut (2008-01-14 19:58)

管理人より申し上げます。

このコメント欄において、田中康夫氏の政治スタンスを語るのは、どうかご遠慮ください。 私のブログ主旨と異なります。何卒ご協力のほどをお願いします。
by なんちゃって救急医 (2008-01-14 20:13)

>風はば先生
>てっぺい先生

こちらこそ光栄でです。あまり時間はありませんでしたけど、実際にお会いすることは大事ですね。
by なんちゃって救急医 (2008-01-14 21:06)


TVの動画がありましたね。
http://www1.ntv.co. jp/news/wmtram/dw/30 0k.html?m_url=080114 002&n_url=101065
どなたか、写ってらっしゃるんでしょうか・・

わたしは、口をはさむ立場には全然ないんですが、この団体が継続して育っていくと、いつか、勤務医のストライキ闘争に行き着くことでしょう。
海外じゃ、ふつうにあることみたいです。
いまは、国民のひとたちは、勤務医が新団体つくって、何か、自分たちにいいことをしてくれるのかな?あるいは、医者は集会なんかせずにちゃんと患者診てろよボケ、くらいに思ってるんでしょうね。
ストライキこそ、勤務医団体ならではの、最大の武器です。医師会にはできません。開業医がストライキって、単に臨時休診なだけですから(^^;。
早くて1年、遅くても3年くらいのうちには、日本初の勤務医のストライキが報道されるんじゃないかな、とわたしは思います。
はじめは、医者の内部でも、もちろん世論からも、非難反論巻き起こるでしょうね。まあ、それこそが、まさに、問題提起であるわけですが。
わたしが勤務医だったら、(世間からどういう非難浴びせられるか分からないっていう意味で)決死隊的な、最初のストライキのメンバーに、参加するんだけどな。いや、単にそういうの、ドキドキして好きだ、ってだけの理由ですが(^^;。
by moto (2008-01-14 22:12)


(続き)
過激だ、唐突だ、と思われるかたも多いでしょうが、日本医師会ってのは、政治献金と、各地の有力者としての病院長・開業医の集票力が「力」だったわけです。
勤務医には、それらが無い。
たかだか1000や2000の医者が集まって、正論を説いたところで、結局は世の中、利害で動きますからね。マスコミも政治も官僚も、「力」の無い少数派に耳は傾けません。
だから、勤務医団体が「力」を持ちうるとしたら、ストライキをちらつかせるしかない。ストライキってのは、そのため(「力」を付与するため)にある、労働者の正当な権利です。たしか、労働法かなんかに書いてあった。
ひょっとしたら、面白い時代を迎えようとしているのかも。
(混沌って、わたし、好きです。行動の自由度が高まるので。)
by moto (2008-01-14 22:41)

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