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医療崩壊 過酷な勤務医をサポートせよ! その3
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投稿者 てんさい(い) 日時 2008 年 5 月 25 日 17:08:13: KqrEdYmDwf7cM
 

(回答先: 医療崩壊 過酷な勤務医をサポートせよ! その2 投稿者 てんさい(い) 日時 2008 年 5 月 25 日 17:07:15)

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医療崩壊 過酷な勤務医をサポートせよ!

その3
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2008年03月15日 13:15

内科医ですが さん

なぜ、崩壊したのさんへ:
あなたの発言には、大変な事実誤認がありますので、訂正させていただきます。
医師不足を引き起こして、医療を崩壊させたのは、日本医師会の責任ではありません。
1982年に当時の日本医師会長だった故武見太郎氏が日本医師会長を辞めたその年に、医師会と対立していた当時の旧厚生省の事務次官だった故吉村氏が「医療費亡国論」を著し、突然と医療費の抑制策を始めたのです。以後、30年以上に亘り、医療費が削減されたため、今日の医療崩壊が起こったのです。さらに、田中角栄内閣以降、政府・自民党は、医師数の削減策を、2度にわたり閣議決定をしております。
そのため、医療費と医師数が不当に削減されることになり、今日の産科・小児科・救急医療等で顕著に見られるような医療崩壊をもたらしたのです。


2008年03月15日 11:44

T・S さん

「医者を増やすと質が下がる」
この発想が医療崩壊の原因の一つでしょう。
「医者になりたいけど,お金がなくて国立は無理だからあきらめる」という学生はたくさんいます。私学は6000万円かかるので,普通の家の子は無理です。その代わりその人より能力の低いお金持ちの子が私学に行って医者になるわけです。
道路のお金を国立医学部に回せばいいだけの話。なんでこれだけのことができないんだろうね。この国は。

2008年03月14日 22:44

なぜ崩壊したの? さん

医療制度を崩壊させたのは日本医師会でしょ?
彼らがずっと「医者は多すぎる」って言ってきたから。
「歯医者みたいに増えすぎたら困るな〜」なんて思ってたら,減らしすぎちゃったってとこかな。
自分で自分の首締めて,患者に逆切れして,地方を疲弊させて。ほんと迷惑です。
ただ,地方で踏みとどまっている御医者さんは頑張って欲しい。

2008年03月14日 22:12

離島僻地勤務医 さん

とてもよく取材した特集で感服しております。私も救急当直をする身として、夜間に発熱や腹痛などの素人では判断できない症状が出現して飛び込んでこられる患者さんは結構います。このような患者さんにはたとえ疲れていようが快く診察したいと思っております。あえて朝まで我慢する必要はないと思います。しかし、数日前から症状があるのに仕事などの理由で夜間に受診する患者さん、また熱もなく鼻水が出る、のどが痛い、眠れないなど、これは素人目からも朝まで待てるだろうと判断できる患者さん。特にアタマにくるのは数日前らか症状があるのに自分の仕事で来院できなかったという小児科患者の親、子供がかわいそうだし、親の自己中心的な行動にやる気を失います。あと、夜間診療はコンビニ受診を防ぐためと、日中ほど十分な検査ができないため、院内の処方薬ストックが少ないために当院では当日夜間分の処方しか出しません。明日は仕事だからとか、明日から旅行だからと無理に処方薬を要求され、なかばけんかのようになることもあります。このような患者が極めて多い。私たちは素人目から判断できない症状の受診は拒むつもりはありませんが、マナーは守って貰いたいし、コンビニ受診ができるほど国はお医療費を投じていません。他局で最近、某キャスターが病院は24時間365日いかなる患者も受け入れて当然と公に発言しました。現場に精神論で無理強いするのはいじめ以外の何者でもありません。貴局の報道体制は他局と違い現場を理解しようとよく取材がなされ、実際の現場の悲鳴をよく代弁し公に知らしめていただいております。たいへん感謝しています。最近は日頃は持たないチャンネル権を23時になると奪いZEROが始まるのを楽しみにテレビの前で待つようになりました。これからも地道な取材をお願いします。

2008年03月14日 15:42

三輪 高之 さん

愛知県の精神科医の三輪です。
newsZEROの、医療問題に対しての報道姿勢につきましては、個人的に高く評価しております。医療関連報道に際しては、取材する上でも大変困難な面も多いと思いますが、newsZEROの番組スタッフの方々はよく頑張っていらっしゃると思います。
日本の医療を守るためにも、「公平な」「正確な」報道をしていただけると幸いです。


2008年03月14日 15:02

徒然なるままに… さん

僕は医療関係者ではありませんが、他のサイトでこの問題について、いろんな方々と意見の交換をしてきました。そして今回の放送を見て、やっと“現場の方の視線”にそった報道を見ることができたなと思いました。今まで他局でも、この問題について取り上げられたりしましたが、どれもこれも医療が崩壊しつつある現状にたいして“?”のニュアンスが含まれる内容で、特に今回の“受け入れ拒否”は“受け入れ不能”であり“たらい回しではない”との表現を初めて鮮明に報じたのではないかと思います。このサイトで投稿されている医療関係者からの投稿と同様の内容の投稿が僕が関わっているサイトでも毎日のように投稿されています。でも本当に最前線で仕事をされている方々の投稿は全くありません。彼らは本当に自分達の声を発することさえ出来ずに毎日、医療に取り組んでいます。僕はそんな彼らの力になることさえでしません。こうして文字で訴えることしかできませんが、この番組が彼らの声をこれからも代弁していってほしいと思うと同時に、この番組が医療崩壊を少しでも食い止める起爆剤になってくれることを心よりお祈りいたします。まだまだ報道しなくてはならないことが多くあるだろうと思いますが、声を出したくても出せない方々の声を、しっかりと報道していってください。そして僕のような“素人”の人間でも分かりやすい報道していってください。これからの放送も期待してます。お邪魔しました。

2008年03月14日 10:20

pop さん

たかこさんへ
今回の特集は、夜に突然頭痛や腹痛が始まってひどく辛いとか、徐々に痛みが強くなり我慢できなくなったなど、夜間救急を利用する相当な理由がある患者さんの受診まで妨げるものではないと思います。たかこさんのように真摯に受け止める人ばかりだといいのですが、番組で取り上げられていたように「昼間は忙しいから」、「夜間はすぐ診てもらえるから」、「一ヶ月前から右足が痛くて…」、「ここ最近疲れやすくて…」、「とりあえず薬だけもらいに…」などの理由による受診が実際多いのです。

2008年03月14日 08:32

暇人28号 さん

たかこ様」

>何度熱が出たら、どのくらいお腹が痛かったら、頭が痛かったらどのくらい苦しかったら、辛かったら夜病院に行ったらいいのでしょうか?教えてください…放送を見て医者の大変さは、よくわかりますし、一刻を争う患者に専念したいのもよくわかります。でも、体調が悪くなるのは時間を選ばないんです。病院だから診てもらえると思うのが普通だと思いますが…それだったら「一刻を争う患者しか診ません。」と言ってくれた方がよっぽどいいです…<

まず、医師自身「医者」という言葉には嫌悪感を感じます。御留意ください。
「どの状態なら救急を受診するべきか」ですが、自覚症状の強弱は実は受診の是非を左右するものではありません。最終的には医学の勉強・経験・勘でしか判断できません。ですから、非医療従事者に判断しろと言っても無理です。気持ちは良くわかります。しかし、24時間365日専門医を身近に配置することは不可能です。それをするなら医療費=税金・保険料を大幅に増額し、医師を何倍にも大幅に増員する必要がありますが、国民の皆さんは受け入れますか?(もちろん、医師を何倍にも増員すれば質は明らかに低下します)
現実的な解決策としては非専門医であっても多少の知識がある医師(以前の多くの二次救急病院が行っていたような内科系・外科系の2名体制の夜間勤務)に診療してもらうというのが妥当な線ですが、それをするのなら、診療行為による結果に対しての刑事免責・賠償免除が必要です。(反対に、刑事訴追・民事による高額の賠償がまかり通るようになったからシステムがうまく回らなくなったのです。)
もしも、専門医にどうしても診療してほしければ希望する人が追加で5−10万円を支払い、それを全額専門医に渡せばいいでしょう。こうすればお金によるアクセス制限がされますし、医師も納得するでしょう(診療費が高いと思われるかもしれませんが、外国では普通の値段です)。

2008年03月14日 06:31

眠い目の当直医 さん

番組みました。いい番組だと思いました。しかし、どなたかも書かれていますが、数年遅すぎたと思います。この状況は今世紀に入った頃からずっと続いていました。もっと早く報道できたのではないですか?あのころに、マスコミも真摯に取材していればと思います。あの頃からさまざまな先生方が、状況を訴え現在の状況にいたるのを警告してきたはずです。マスコミが報道を開始するのは、ステレヲタイプは物の見方を変えるのは、最悪な状況に陥ってからです。流されすぎです。
最近の麻疹の大流行も、結局あの当時の異常な予防接種たたきが原因です。タミフルもそうでしたしもっと両論併記をできないものでしょうか?いまでは、政治、経済に対するマスコミの論調も、わたしはまったく信用しないようになってしまいました。マスコミがまったく信じられない社会ってのは悲しいですね。がんばって信用回復に取り組んでいただきたいと思っています。今後の活動を期待しています。

2008年03月14日 04:06

地方の勤務小児科医 さん

森田様、今回の放送は「ようやく」中立的な立場でありのままを報道してくれた、よかったという思いでした。
おそらく、今回のコメントをみても皆さんそう思ってらっしゃるのだろうと思います。
いろいろな意見はまだまだあるだろうと思いますが、これから少しずつ司法との関わり、保険医療の問題点などに切り込んでいってもらいたいものです。期待しています。

さて、「このくらいで救急車を呼ぶな」と言われたことがあるとの話が多少加熱しているようですが、私が小児科医の視点から思うところがあるので書かせていただきたいと思います。
まず、痙攣や意識障害などについては、例外なく救急車を使用してもらうべきと考えています。(小児科では、の話ですよ)もちろん、熱性痙攣を頻回に繰り返し痙攣予防薬の投与を受けている人は別ですが、緊急性の高い疾患が隠れていることもありますから(そうめったにはいないですが、細菌性髄膜炎や敗血症など)、これらの疾患については鑑別が必要になります。また、親御さんには救急車を使用するように説明します。
問題は、皆さんも言われるように超がつくほど軽症の人が深夜帯に受診する場合です。発熱だけで夜中の3時以降に来る患者さんなんか一番わかりやすい例でしょう。発熱はあるけど元気に走り回っている子供を見ると、はっきり言って頭にきます。私も人間ですから、ほぼ完徹の状態で頭がもうろうとしているときに「そのくらいできやがって」と思いますよ。それで「インフルエンザの検査してください」なんて宣う方もいます。(最も、最近では多少は減ったような気もしますが…)
まあ、あからさまに不機嫌さを表に出すのはいけないと思うので表面上は丁寧に説明し帰宅させますが、時々はらわたが煮えくり返るようなケースに遭遇することもあります。まあ、深夜帯に不必要な内服薬を要求するような患者さんに対しては、どれだけ罵詈雑言を浴びせられても絶対に処方しません。なし崩しでサービスすると次から収集がつかなくなるからです。
救急病院はあくまでも「一時的な処置」を行う病院ですから、かかりつけと同じ感覚で受診されても困ります。不必要な受診を防ぐためには救急外来で「もういいよ」と思われるくらい、こういう場合には受診していいよこのくらいなら電話できいてねこのくらいは朝まで見てねとしつこくくどく説明するのが意外と効を奏しているような気がします。しゃべりすぎで疲れますけど(笑

最後に、全然関係ないことですが、最近ショックを受けたことがありましたので一言
(まあ、医師にとってはどうってことはないことでしょうけど)
私の同僚が、確定申告のために自分の年収を計算したら、年収400万でした。彼は新生児を見ていたのでバイトになかなか行くこともできず、月に500時間くらい働いていたのにこの仕打ち。時給換算ならコンビニ店員の昼間のバイト料よりまだ安いんです。(もっとも、これ以上に薄給で働いている医師の方々には申し訳ないんですが)

金がないのは首がないのといっしょです
それでがんばれといわれても…ねぇ

2008年03月14日 03:48

新米 地方勤務医 さん

放送3回とも見ました。
やっと、医療側からの声も 伝えられるようになったと感じ、
今後に少し希望が持てました。
マスメディアの報道を通じて、もっともっと、医療側と患者側の理解が深まるといいなと思います。
今後もProfessionalな報道者としてNEWS ZEROのスタッフの方々に期待しています。
私たち医療人も、Professionalとして誇りを持ち続けられますように。

2008年03月14日 02:38

医師の卵 さん

先生方少しマスコミが態度を変えたからといってそう褒め称えるのは危険ではないでしょうか?
今までの反省について触れない&先生方の真摯なコメントには直接に回答しない&あの報道時間では小出し小出しにして視聴率を小遣い稼ぎせいているようにしか見えません。

2008年03月14日 01:42

出張中に見てました さん

その程度で救急来るなと言われた患者 さん
の反論が聞きたいのですが。。。

2008年03月14日 00:48

北海道の勤務医です さん

私は3次救急を担う病院の勤務医です。今夜は当直ではありませんが、病院からのPHSが鳴ったら、夜中でも、稀に家族と過ごせる休日でも、病院に駆け付けて診察せねばなりません。私はそれを断ったことはありませんし、それが勤務医の責任だと思っています。
しかし、身勝手な、理不尽な患者さんは増えました。割り箸をくわえて転倒して脳幹にささった子供が死んだ場合、割り箸をくわえさせていた親の責任を誰も追及せず、それを見逃した医者が訴えられる時代です。「責任」の所在が完全に狂っています。私達には、そのような異常な世論を形成することも、また変えることもできません。そして、私の勤める病院からも、医師は次々に辞めていきます。

この3日間で、私は初めてマスコミによる責任ある報道を見ました。
それは現在限界まで働いている医療者にこれ以上のモラルや責任を要求しても無理があること、患者側にも医療崩壊に対する責任があるという極めて当り前のことを、丁寧な取材を通して、視聴者の多くを占める患者さんの側に偏らずに報道されたものでした。ですから、森田さんをはじめZEROのスタッフの皆さんには、本当に感謝しています。皆さんは日本初の「報道機関」です。村尾さんは日本初の「キャスター」です。自らの責任を果たしたという意味で、決して大袈裟ではない評価です。
報道する側にとっては、医療問題は報道すべき多くの情報の中の一部に過ぎないでしょうが、他のメディアが相変わらず病院叩き、医者叩きのいい加減な情報を垂れ流す中、この問題に取り組んでくださりありがとうございます。私は限界まで勤務医であり続けますし、ZEROの医療特集は妻に録画してもらってでも必ず見ますね。

2008年03月14日 00:26

研修医 さん

医師になってもうすぐ2年になる研修医です。
研修指定病院(厚生労働省が研修医の教育を認可した病院)の夜間救急は、多くは私たちのような医師になって間もない研修医が患者さんの対応をしています。もちろん指導医がいる病院もありますが、それでも指導医は専門医であり、私の病院は夜間救急に指導医はいません。
大阪高等裁判所の判決では、専門外でも最高水準の医療をしなければ、最高の結果をもたらさなければ罪になるというもの。
私たち研修医には「専門がありません」。
つまり専門すらない医師が夜間救急の対応をしているのが現状です。
しかし私たちが救急当直を放棄すれば、各科専門科の医師が過労になってしまいます。
専門でないからといって決して甘えが許されるわけがありません。日々勉強しながら、隠れた重症患者を絶対に見逃さないぞと必死です。しかしこの掲示板で述べられているように、36時間連続勤務なんて当たり前です。明日も、眠い目をこすりながらの36時間勤務が始まります。。。

2008年03月13日 23:48

たかこ さん

何度熱が出たら、どのくらいお腹が痛かったら、頭が痛かったらどのくらい苦しかったら、辛かったら夜病院に行ったらいいのでしょうか?教えてください…放送を見て医者の大変さは、よくわかりますし、一刻を争う患者に専念したいのもよくわかります。でも、体調が悪くなるのは時間を選ばないんです。病院だから診てもらえると思うのが普通だと思いますが…それだったら「一刻を争う患者しか診ません。」と言ってくれた方がよっぽどいいです…

2008年03月13日 23:47

懐古好き さん

少し切り口の変化があり、うれしく思います。
これからも是非頑張ってください。
これから望むことですが、
1 司法との関係、特に過去の判例がどういう結果をまねいているのかということ。
2 他国との比較、保険料や受診状況(受診制限の実際)などです
これらを特番をくんで、ゴールデンタイムにお願いします

2008年03月13日 22:40

一医師 さん

世間では人を助けると「信頼」と「感謝」が得られる、とステレオタイプな教育がされ、多くの人がそれを信じています。
かく言う私も、その一人でした。

しかし、実際に医師になり、多くの人と接するとそれが間違った認識である事を痛感します。
人助けで得られるのは、助けられる事を当然と思う人々の「怒り」と「不満」、結果としての「迫害」です。

医師に限らずとも、医療や福祉に関わる人達は、皆この事を痛感しているでしょう。

某掲示板では、数年以上前から指摘されていた事ではありますが…。

おそらく、マスコミの方々も気付いているのではないかと思います。
日本人のモラル低下が、著しい勢いで進んでいることを…

2008年03月13日 20:23

Aesclepius さん

【医療の場の自由主義化を促進しましょう。】

「社会主義的である国民皆保険の救急医療」が崩壊しているなら、
「自由診療の救急医療」で補足するのがよいと思います。


2008年03月13日 19:23

ある内科医 さん

「私、救急医ですが・・・」さん、
>>「二次医療機関における「急患対応中」や「ベッド満床」といった
  断りの理由は、おそらくその半数以上は偽りと思います」

これは全く信じられません。何を根拠に言っておられるのでしょうか?
本当に、誤解を生むような発言は許せません。
私の周りでは「偽り」を言っている人は聞きませんし、専門外なら
専門外で診る事ができないと言っている。
おかしな事をさも事実のように言わないで下さい。


2008年03月13日 18:23

私、救急医ですが・・・ さん

まさに救急医の立場から番組を拝見しておりますが、概ね状況をよく捉えている様に思います。コンビニ救急について一言。かかる事態になってしまったのも、おおもとは昔からいるほんの一部のバカな医者の悪行が、さも医療が「悪」であるかのようにマスコミによって誇張されたことによると思います。医療を利用する側、つまり患者さんたちですが、彼らもまたそれに乗じて、満足の得られない結果に対しては不満をぶちまけ、訴訟を起こし、権利ばかりを主張するようになってしまいました。結果、心ある医療者たちは不必要なトラブルを恐れ、入口の段階で診療を回避することとなったのでしょう。二次医療機関における「急患対応中」や「ベッド満床」といった断りの理由は、おそらくその半数以上は偽りと思います(番組での理由は本物ですが)。
夜中に専門医の診療ではなければなりませんと主張するのは、夜間にコンビニで「ヴィトンのバックを売ってくれ」と言っているようなもので、心ある医療者たちは「スミマセンが、今はこの袋で我慢して下さい。明日になったら三越でヴィトンのバックを買って下さいね」と言うのですが、顧客たちはそれで納得しません。普通の袋を手渡すと「訴える」と言うのです。
結局、一部の悪い医師のしでかしたことが発端ではありますが、患者さんたちの不条理な要求によって、今は、彼らが医療を受けられなくなっていることに早く気がつくべきでしょう。

2008年03月13日 17:08

桜井純一郎 さん

>その程度で救急来るなと言われた患者さん

私は産婦人科医師です。
他の方からも貴方に対する意見が出ていますが、書かせて頂きます。

申し訳ありませんが、貴方の態度こそまさに「問題となる患者さんそのもの」だと思います。
主張を掻い摘むと「私はこんな風に困っているんだから、私が困らないようにお前達が頑張れ」というように読めます。私の被害妄想ですか?

貴方の書いた通りのこともありますので、合わせて挙げてみたいと思います。
貴方の抱いた様々な疑問に関しては、私もNEWS ZEROに切り込んで頂きたいと、同じ思いです。

貴方自身の経験されたことでは、医師の対応は不適切でしょうね。
怒りを感じたのは分かります。

しかし、貴方が子供のことで病院に要求していることは現状で病院が為し得ないだろうことです。
(それらの経験を踏まえ、現在では119や相談機関に電話せず自力でスムースに対応できるようになったとのことで、それは素晴らしいことだと思います)

・電話での問診で本当に緊急度が判断できるのか
 これを言い出したら、どんな状態であっても全て受診することになってしまいます。
 そんなこと、人手が足りなくて不可能(特に小児科!)なのです。
 緊急を要さない“だろう”ものは受診を翌朝まで控えるよう話をするわけです。(症状が変わった場合にはまた連絡して良いのですよ)
 その事に反対する意見として「でも不安だから」という理由を挙げるのでは、我々医療従事者の負担の大きさが貴方には分かっていないと考えてしまいます。
 「でも不安だから」という心は、個人のレベルで吸収してもらうしかないのが実情です。
 貴方と同じ意見が集まることで救急医療を潰しています。
・喉に魚の骨が刺さって夜間に救急〜 翌朝までは待てないし、近所の診療所は閉まっている。
 翌朝まで待てない理由は何ですか?泣くからですか?
 命が危ないわけでもないし「翌朝まで絶対待てない」理由にはなりません。(そりゃ早く取ってあげた方が良いですがね)
 冷たいと思われるかもしれませんが、多くの諸外国ではその状態で気軽には診てくれませんよ。
 診てくれる国もありますがそのための医療への投資は日本よりはるかに多いですし「医師は医療行為は免責」です。
 「救急医療に連れて行ったのに治らなかった!訴えてやる!」といったことは起こりません。
 ↑ このようなことを患者側が言うからこそ、医療崩壊はどんどん進んでいます。
・どのような症状ではどの医療機関に連絡すべきかなどを判断することが患者側の仕事か
 それこそまさに患者側の仕事だと私は考えます。
 目が痛い時に耳鼻科にはいかないでしょう?それと同じ事ですよ。
 昔は家族の年長者などが判断していました。核家族化でその仕組みは壊れつつありますが
 その負担を全て現場に押し付けようとするから、現場は悲鳴をあげているんです。
・乳幼児に“いつでも最優先で受診できる仕組み”
 とは、何に対して最優先なのですか?
 あなたが不安なのは分かりますが、別の緊急を要する患者さんが救急受診していても“乳幼児優先”とすべきですか?他の乳幼児については?
 また、いつでも診察するには小児科の医者はまるで足りません。
 仕組みを作ろうが、人が足りないのだから、いつでも最優先で受診は不可能です。
・のんびり電話で問診したりたらい回しにされている時間は無いのです。
 時に外来で「問診している暇があれば早く治せ」と無茶を言う患者さんがいますが、そのような要求に聞こえます。
 まずは今の状態を正しく把握しないと「明日の朝で良いですよ」「今から受診してもらうけど無理しないでゆっくり来てね」「とにかく急いで来て!」などの返事ができません。
・寝ている子供を2人もかかえ、幹線道路まで出てタクシーを拾うのは困難です。
 気持ちは分かりますが、だからどうしろと言いたいのでしょうか?
 「だからタクシー代わりに救急車を呼ぶことくらい仕方ないだろう」?

きつい言い方になってしまいましたが、是非この機会に“なぜ日本ではこのような制度を実現できないか”などを知って頂きたいと思います。
「私たちは困っているんだから、どうにかしろ!」という要求ではこの医療崩壊は解決しません。

2008年03月13日 16:53

勤務医辞めて幸せになった さん

考察不足な点

・救急患者は診療費不払いの人が多い事
・合併症や病死や寿命等でも「医療ミスだ」っていう人達の事
・国公立病院なのに違法な労働を強要されている医師の事(当直なのに夜勤させられ翌日も通常勤務を強いられる、残業や早く出勤しても時間外手当が払われない、食事トイレ休憩すら保証されてない、待機を強いられてるのに呼ばれなかったら(呼ばれても)手当が出ない、実質有給休暇が無い等)
・一方で他職種は民間に比べて仕事量は少なく給料はかなり厚遇されている事
・「何とかしてあげたい」という気持ちで頑張っても「一か八かでやってもらっては困る」という司法関係者の事
・高度な診療技術を身につけても仕事だけ増えて給料は増えず休日が減る事
・自分は便利な都会に住んで休日しっかり休んでいるくせに「救急医不足は医師のモラルの問題だ」とか「医師の皆さんはぜひ僻地へ行ってください」という自分勝手な人達の事

2008年03月13日 16:51

場末の脳外科医 さん

つまらない救急は患者に説教している。
”あんたが本当に必要なときに来てもらえないよ!”
放送は見ていないが
現場に居ると感じることは
もう手遅れでしょうということ。
ろくな取材もせずにクレーマーの主張を鵜呑みにするマスゴミの罪も大きい。
アメリカ型医療になるのはまずいと思うが・・・
1:年次改革要望書なんて、宗主国様の御触れがある
2:G7の日本以外の公共事業費の合計<日本単独の公共事業費

こういうことを報道してもらいたいものだ

2008年03月13日 16:06

脳外科逃散医 さん

遅かったよ、日本テレビさん。
こういう番組はもう3年前にそれもゴールデンでドンドン流してくれれば、医療崩壊がとめられたかも。
ERなどで医療者への理解が深まるドラマをつくるアメリカに比べていまだにバラエティー枠で医療医師たたきに余念のない他局に比べればすばらしいですが。
私自身、医療崩壊や教育格差から家族を守るために県庁所在地へ引っ越しています。
周囲の脳外科医も高齢化して、救急や手術しないポジション(リハビリや開業)へどんどん流れています。
以前は脳外科3人体制であれば50代の部長30−40代の医長、20代の専門医受験前の研修医でチームを組んでいましたが、今は若年層が絶望的に脳外科に参入してきません。
3人体制が1人になったりする病院がざらです。そうなるともう手術もできませんし、救急体制もとることができなくなります。
地域格差 昼夜平日休日での医療格差はもうどうしようもないレベルまできています。私自身は2年前から、この国の医療のあり方には絶望しています。(とくに厚生省の無策ぶり)
一部でまだ奮闘している諸先生方には深く敬意を表しますが、その奮闘にまだなおクレームや裁判などで無頓着な批判する国民が大多数です。
100%の安全安心を24時間求め続けることは、医療の不確実性や人間という生き物の特性や医療資源の有限性という制約を無視していることです。
正直どこまでこの国の救急医療が持つのか私にはわかりません。

2008年03月13日 15:49

地方勤務二次病院外科医 さん

民事の問題点:加古川裁判(救急医に最高レベルの診療を義務付けるもの)、結果責任の上多額の賠償金
刑事上の問題点:福島県大野病院裁判(刑事罰を与えるもの)

上の2点の免責が無ければ、基本的に専門以外の救急患者は受け入れることができません。今後も受け入れ医療機関は減り続けることでしょう。

以前裁判官の方と話したことがあります。
裁判(判決)が間違っているというのならば、法律を変えていただくしかない(民意としての国会で議論をしていただいて)。医療だけ特別扱いはできないというものでした。

 国民に問題の認識、議論をしてもらい、具体的にどうするのか考えてもらう必要があります。
1、国民自身が現状では困るので医療に関して免責するような方向で国会を動かすのか。
2、今のままで更に救急医療機関が減ってもかまわないのか。
 
 そのような議論を提起する報道をお願いします。

 


2008年03月13日 14:46

保険診療 さん

保険診療が大きなネックになっている気がします。サービスの向上を求めるのは当然だとは思いますが、医療は基本的には保険診療であり、国によって診療報酬が決められているのです。それゆえ、サービスを向上しようとしても、それに見合う報酬を請求することが出来ないのです。
自由診療・混合診療が可能となれば、サービスの向上は向上しますが、間違いなく高額な医療となります。どちらが国民にとっていいのでしょうかね。

少なくとも、お金を出せばいい医療・サービスは必ず受けられると思います。お金は出さないけど、いい医療・サービスだけを受けたいと言うのは、無理があると思いますが、これって変な感覚なんでしょうか。医者の常識は世間の非常識なんていわれたりしますが、どこか履き違えている国民がいる気がします。

問題は山積みです。現状を伝えることと、各種専門家同士の討論が見てみたいです。

よろしくお願いします。


2008年03月13日 14:30

地方の町医者 さん

絶対的に正しいことは、日本の医療レベルは世界トップレベルであるということだと思います。そして、個人負担や医療費が格安であるということも言えると思います。

医療レベル、医療制度・保険制度、実際の病院の稼働状況・経営状況、医師の待遇(報酬・休暇・勤務時間)、患者負担、こういった項目を、欧米諸国と比べてみてはいかがでしょうか。いかに日本が恵まれた国かわかるでしょう。
よく、医師は金持ちと言われますが、本当にそうなんでしょうか。週35時間勤務のサラリーマンと、当直や待機を含め週100時間労働の医師。この報酬が同じであればそれはおかしな社会だと思います。でも、実際のところ、時間給にすれば、一般サラリーマンのほうがいいかもしれないですよ。休みもしっかりと取れますしね。ゴールデンウィーク・年末年始などは、医療従事者にはまったく関係ないものですからね。サラリーマンの友人から10連休などと言う話を聞くと、本当にうらやましくなります。

なぜ、それでも医師が働くか。それは良心・使命感があるからです。いままでの医療は、この医師の良心によって支えられてきたと言っても過言ではありません。しかし、現在、その良心だけでは、むしろ自分や、自身の家族が崩壊してしまうような状況になりつつあります。

医師は特別な人間ではなく、普通の人です。家族もいます。

現状はあまりにも過酷です。

2008年03月13日 13:49

北の小児科医 さん

 番組拝見させていただきました。本当にありがとうございます。ようやく公平な報道をしてもらえてうれしく思います。さて今夜はコンビニ受診の話とのことなので、現場から少しコメントさせてください。
 >「病気や怪我は時間を選ばないのだから、病院が24時間開いているのは当然ではないか」。医師側も(すくなくとも私は)そう考えています。ところが、「24時間あけとくだけの予算が必要ではないか」とは考えていないのが世論です。現在の医療予算(30兆円)はあくまで平日昼間だけの予算です。医師の数もその分しか配置されていません。24時間、コンビニのように、いまの昼のレベルを保つには少なくとも4倍以上の医療費がかかるのでけど(消費税なら何十パーセントか増やす必要があるのですが)、国民のみなさんはだしてくれますか?そういう人を選挙でえらんでますか?いまのところ世論はもっと医療費をさげろということになっています。アンケート調査でも医療費は下げたほうがよいというのが多数派ですし、聖域なき改革(医療費削減)をうたった小泉改革は、自民党圧勝という結果でしたので。
 それで医療者はどうしたかというと、命を救うためには、ボランティアでも医療をしようと、今現在もボランティアで時間外の救急をしています。(結果として人の2〜3倍働く36時間勤務をしたりします)国の予算がでてないので当然不採算になります(必要なのは人件費だけではないので)。
 ところが、不採算の病院はつぶすという厚生労働省の方針がでました。また、司法より、たとえボランティアでも世界最高以上の医療を提供しなければ数億円の賠償という判決がだされました。そういう背景でボランティアはつづけられませんっていう病院がでてきてもしかたないと思いませんか?
 お金を払わないのなら(実際、自治体により年齢の幅ははありますが子供の救急受診は自己負担さえも無料です。)せめて節度ある受診をしてください、かつすこし勉強してくださいというのが小児科医としての私の、利用者である親に対する願いです。
 緊急性がなくても受診する親がふえました。スキーからかえってきたら38℃の熱があったという中学生に緊急性があると思いますか?
 昔から子供の緊急性を判断するのは親の仕事でした。いまもそうだとおもいます。私も親ですので。
 救急外来には、緊急性(翌日までほっといたら命にかかわる)があるときだけかかってください。それ以上はボランティアではとても対応できません。ただ、生まれたばかりの児、親としての日が浅い人が、重症度がわからないのは当たり前なので、お手伝いします。しかし、自分の大切なお子さんへの責任を人任せにしないでください。最近、重症度をまったく判断しようとしない親がふえたように感じます。その割をくうのは子供です。実際の例としては「私が心配なので」という理由でかるい風邪の子供ををわざわざ夜中に起こして吹雪のなかをつれてきた母親がいました。案の定、子供は、こじらせて肺炎になりました。
 別の国の実情をあげてみます。イギリス(日本と医療費は同規模の国です)のある地方で調査したところ、一般的に重症度がわかりにくいとされる2歳未満の児の、人口が1万7千人に対して、救急外来の受診は10年間で約7万7千回だったそうです。ひとりあたりにすると10年で5回以下です。日本人が特別病弱とはおもえないので、1年に5〜6回の救急受診とあたりまえのようにかかれることには違和感をおぼえました。節度ある受診をおねがいしたく思います。
 長くなりましてすいません。今晩の放送に期待しています。

2008年03月13日 13:33

勤務医 さん

他局ではひどいコメントがされていましたよ。
http://ameblo.jp/reservoir-dogs/entry-10078727506.html
をご覧下さい。
これはほんとにひどい。

現実、負のスパイラルですよね。社会全体が。夜しかかかれないから夜見て欲しい。その状況もわかります。しかし、現状控えて欲しい。ではどうしたらよいのか。健全な社会であれば、病気で仕事を休むことは出きるはずです。何が悪いって、それを認めない企業であったり、社会ではないでしょうか。医療側は患者を助けたいのです。救いたいのです。それに協力しない社会・組織はやはり責められるべきだと思います。

日本の社会は忙しすぎます。
ワーキングプアもしかり、それなりの所得がある方であっても。欧米諸国では年間4-6週間の休みがあります。もちろん日本でも有給はそれくらいある企業もあると思いますが、それをvacationとして使うことはほとんど出来ていません。
いろんな意味で豊かな社会を望みます。

2008年03月13日 13:21

good job さん

その程度で救急来るなと言われた患者様:
>私の患者としての経験から言えば、
にコメントしたいと思います。
まずお断りいたしますが、「その程度で救急来るなと言われた患者様」及びお子さんの病状が不明なので一概に言えなく、例外もあろうとは存じますが、一般論として理解していただければと思います。

>私には2人の子供がいるが、彼らが乳幼児だった際には年間5,6回は深夜に救急外来に行った。できるだけ自家用車で連れて行ったので救急車の利用は2回くらい。

救急車の利用を減らしているとのことですが、常態として数年間に亘り救急車を年2回使うこと自体、一般的に適正な利用とはいえないと思いますがいかがでしょうか。というか、仮にお子さんが特定難病その他の重篤な疾患であれば、決まった医師(病院)で厳重なフォローがなされているのが普通ですから、状態が悪くなってもその病院に電話して指示を受ければいい訳です。そうでない以上、「その程度で救急来るなと言われた患者様」のお子様が特別重篤とは(少なくともあなたの文面からは)伺えません。

>喉に魚の骨が刺さって夜間に救急に行って2時間待ち。骨は先生が30秒で取ってくれました。こんなのでER使うのってどうなんだろうと思うけど、翌朝までは待てないし、近所の診療所は閉まっている。

何故翌朝まで待てないのですか?あなたは骨を30秒で取ってくれた先生に2時間待たされたと文句をつけているのですか?あなたが「待たされた」という2時間、その先生が何をしていたか一回でも思いを馳せられれば、「喉に魚の骨が刺さって夜間に救急に行って2時間待ち。」などと恥ずかしくてオープンなネットに書けないと思いますが。はっきり言って他人に対する思いやりが欠如していると発言と思います。

>場数を踏んで、かつ自力で調べて、どのような症状ではどの医療機関に連絡すべきか、親の私がノウハウを得た現在では、119にも相談機関にも電話しなくなり、自力でスムースに対応できるようになったが、これって患者側の仕事ですか?

相当の部分、「患者側の仕事」ですよ。何もかも他人任せではないでしょう。当然、救急情報システムの充実は必要であることは否定しません。

>いつでも最優先で受診できる仕組みを作ってください。

ですから限られた医療資源で多数の急患から「最優先」にするためには、トリアージが避けられないのですが、これも理解できませんか?

>また、保護者が1人で2人以上の幼児がいる状況だと、もう一人に留守番はさせられず、両方連れていかなければなりません。寝ている子供を2人もかかえ、幹線道路まで出てタクシーを拾うのは困難です。

だからといって救急車を呼ぶのですか?保護者が1人で2人以上の幼児がいる状況は、ある意味あなたが作ったのですよ。甘えとまでは申し上げませんが行政に働きかけるならまだしも、この場では、適切な発言と思えません。

「過換気で問題ない。その程度でわざわざ救急車で来るな」とは確かにひどい対応でしょう。だからといって

>はあ?意識が無くなって倒れたら普通救急車呼ぶだろう!到着したときの症状だけ見て何言ってんだこいつ?

とネットに書き込む行為自体、このひどい医師とどこが違うのでしょうか?

>海外の制度や実態に学ぶことは多数ありそうです。

海外の医療制度を理解することは必要だと思います。しかしそれを実際に日本に導入しようというのであれば、その国の社会保障制度(税負担や健康保険制度も含め)を考慮しなければ、有害無益だろうと思います。よく商社や大手メーカーの海外駐在員が、海外で医療を受け、帰国すると日本の医療が「遅れている」と感想を述べているのを耳にします。多くは待ち時間の長さと診療時間の短さですが、こういう方々は実際に現地におられるのに関わらず、当地の現状が見えていないな、というのが率直な感想です。
中東や欧米の多くの国では、物理的または経済的に医療機関へのアクセスが制限されています。前者はファミリードクター以外の初診を禁止することで(しかもこのファミリードクターの受診までで最低数日かかる)、後者は自費診療と高額な民間保険によっての受診制限です。これにより医師の負担が緩和されるため、たいてい救急部門は独立したセクションです。だから救急はスムーズに受診できるのです。
また日本人の場合、多くは企業が最高ランクの海外旅行保険に加入しているため、海外の医療機関からすれば、日本人は「医療費を踏み倒されるない良い顧客」なだけであり、悪く言えば多くの現地国民の診療機会を日本人が「食いつぶしている」とも言えなくもありません。仮に多額の個人負担があったとしても海外療養費支給制度(日本国内での保険医療機関等で給付される場合を標準として支払われる制度)で殆どが還付されます。
このように全く違うある特定の医療制度を一部だけ見て、「優れた制度」として導入しようというのであれば、日本の税制、社会保障制度の根底から改革していかない限り、必ず破綻をきたすことは「火を見るより明らか」であるでしょう。

2008年03月13日 11:40

滋賀県整形外科医 さん

番組拝見しました。
これまでの医療現場の報道に比べ、現実をリアルに
報道していただいた気がします。ありがとうございます。

しかし、まだ十分な認識とは思えません。
報道されていた病院はまだ大きい規模の病院でしょう。
私は整形外科医です。夜間の救急疾患も比較的多い科です。
整形外科医の目から見た現在の救急の問題点をお書きしたいと思います。

1)当番制の崩壊
地方では、救急患者が1つの病院に集中しないように「当番制(輪番制)」という
ものがあります。これは、日によって救急を担当する日を決め、それ以外の日に
医師を救急から解放する制度です。しかし、これがすでに崩壊しています。
これをするためには十分な医師の数が必要です。夜間当直医が専門外であっても
他の科の医師が自宅待機で、何かあればかけつけてもらえる、そういう中で
なら可能でしょう。しかし、これを実現するには十分な数の医師がいなければ
不可能です。現在は、バックアップもないまま、当直をしています。自分自身、
心筋梗塞、脳出血の疑いなどであれば、例え当番日であったも、受け入れを
お断りします。仮にうけて診断したとしても、専門病院に転院になるでしょう。
その時間のロスは、患者さんにとっては致命的です。となれば専門のものしか
診なくなるのは当然でしょう。これはもう輪番制ではありません。
厚生労働省は、救急の充実のため、広く浅く診られる医師を育てるため、
臨床研修医制度を始めました。しかし、たかだか2年の研修。それぞれの科に
したら数ヶ月の研修で救急に対応する能力を身につけるなど不可能です。

2)夜間救急患者の増加
いわゆるコンビニ化。これまで言われているのとは別の観点から。
 1つは、小児の医療費の免除。家計の負担を軽減するため、小児の医療費が
免除される制度があります。これにはいい面も多大にあると思います。
しかし無料であるがため、重症であろうと、軽症であろうと、いつでも
病院に来られます。小児患者の増加の一端でしょう。
 軽症交通事故の搬送。整形外科医であるため、交通事故患者の搬送は
よく受けます。救急車で来てもほとんどの方は軽症です。聞けば、回りで
見ていた人が通報した。警察にとりあえず病院に行くように言われたと。
夜間に4人の家族が無症状なのにとりあえず来ましたといったケースもしばしばです。
なんでもかんでも病院に行かせるのはやめていただきたい。救急隊は、
通報されれば搬送義務が今はあるため、罪はないと思います。今後は
救急隊にトリアージの権利を与えるべきでしょう。歩行可能なような
軽症患者は搬送を断ってもいいと思います。そのために搬送が必要な2,3次
救急患者の対応が遅れるのは問題です。

3)異常な勤務時間
以前、受け持ちの入院患者に、当直あけで普通に外来、入院業務をしている
ことを驚かれました。夜勤あけには家に帰れるのが、普通の方の認識でしょう。
救急にくる患者の多くも、救急の医師は夜間のみの担当だと思われている方も
多いです。通常、日中の外来・手術・入院業務をした後に、そのまま夜間救急・当直に
入り、朝になれば翌日の外来・手術・入院業務にが普通なのです。
この現実をわかっていただきたい。

まだまだお話ししたいことはありますが、
今後、この掲示板も含めて議論が進み、また新たな特集の機会に
より掘り下げたられた報道がされることを期待しています。
お忙しいでしょうが、がんばってください。

2008年03月13日 09:06

春よこい さん

「医師を増やすに尽きる。」
これはまさに正論だとは思うのですが、医師を増やすには何が必要なのでしょうか。もちろん時間がかかります。次にお金がかかります。勤務体系が正常化したとしても、次は、訴訟リスクの問題です。ハイリスク・ローリターンでは、医療の質が低下するだけでしょう。医師を増やすにあたり、ただ数を増やすとなると質の低下が容易に予想されますよね。

「自分で自分の身を守るために近所の病院が何に強いかを住民は知っておくべきだ」
これも正論ですが、それを知っていても実際救急には救急隊が判断することです。重要なのは、自分の体・健康について把握してくれる近所のホームドクター(開業医)を持つことでしょう。開業医は昼しかやっていないから行くことが出来ないというのは、患者の怠慢でしかありません。救急のみでなく、病院は疲弊しています。つまり、軽症・風邪程度でも大きな病院に診てもらうことが、患者にとってはよいとされているからです。しかし、救急だけでなく、医師・クリニック(開業医)・病院はそれぞれの役目を持っています。ピラミッドの如く大病院に重症患者が集約され、吸い上げられるようになっています。それを理解して欲しい。重要なことは、どこの病院が・・・に強いとか、どこの病院なら夜も診てくれる、ということではなく、どこの開業医の先生が自分のホームドクターをして適しているかではないでしょうか。

こういった番組の構成はいろいろとあるのだと思いますが、現状を伝えることと、現場・制度の問題点の整理をすること、多方面からの意見を集約すること、それに基づいて、具体的な解決策に関する特集を組むことでしょうかね。どうしたらいいのか。それをコメンテーターだけで考えても進みません。ぜひ、現役医師などのメディカルスタッフ、厚生労働省などの役人、弁護士・政治家など、そして主役となるべき国民(一般人・患者)が集う場を作って、意見を集約して欲しい。

よろしくお願いします。

2008年03月13日 07:34

暇人28号 さん

その程度で救急来るなと言われた患者様:
>海外(イランとニュージーランドで経験あります)で救急医療の対応は日本より全然迅速です。しかも必ず医師が診療します。イランでは「病気や怪我は時間を選ばないのだから、病院が24時間開いているのは当然ではないか」と不思議そうに言われました。<

日本でも病院は24時間あけています。緊急事態に備えて。日本と海外を比較して大きく違うのは、日本では非常に低コストで誰でも気軽に時間を選ばずに医療機関を受診できることである一方、外国ではお金や制度による受診制限をかけているところにあります(以前のどなたかがカナダの実例を書き込んでおられましたのでご覧ください。ニュージーランドについてもこちらをご覧ください。http://skyteam.iza.ne.jp/blog/entry/490041/)。

ちなみに、私は先日ハワイで怪我をして救急医療を受けてきました。医療保険に入っていたためにワイキキの救急病院での診療を受けることが出来ました。その際、最初に問診をとったのは看護師さんでした。医師は途中から出てきて簡単な診察・最後に「OK・OK!」と言っただけでした。ちなみに、医師は外科系でしたが、専門医ではありませんでした。また、印象強かったのが設備が日本に比べてずっといいことと、患者さんが異様に少ないことでした。時間帯の問題か、あるいはアメリカではお金によるアクセス制限によるものかは分かりませんでしたが。また、救急車に関しても使いませんでした、というより使えませんでした。理由は、救急車利用でも多額の費用が必要なことと、救急車では近隣の小さな医療機関につれて行かれて自分の希望する都市部の設備の整った病院に搬送してもらえないことからでした。結局、私の場合はタクシーを利用し、1万円ほど(80ドル)支払い、直接ワイキキの病院を受診しました。

もうひとつ。日本と海外で決定的に違うのは、海外では医療従事者の交代勤務が確立されているのに対し、日本では医師の24時間365日拘束・36時間連続勤務が日常的に行われていることです。

トリアージに関しては、医学を知らない人に判断出来ないというのはもっともだと思います。だからといって誰これかまわず夜間に受け入れる余裕は日本の医療機関にはありません。また、「その程度で救急来るなと言われた患者様」も立腹されていますが、トリアージはたとえ医療従事者であっても完全に出来るものではありません(そもそも、簡単に診察して完璧な診断が下せれば精密検査なんて必要ありません)。トリアージ=初期診断が正しくなかった場合、このように医療従事者に対して怒りの矛先が向けられるようならトリアージは成立しません。結果に対しての免責が必要です。日本ではトリアージの不正確さを受け入れる度量がありません。

もし、「その程度で救急来るなと言われた患者様」の希望する医療を実現させようとしたら体制を整備する必要があります。何倍もの医療費増=大幅な増税と医療従事者の大幅増が必要ですが、国民に大幅な増税を受け入れることが出来るでしょうか。

要は、際限なく税金を高くして万人に自分の希望する医療を希望するだけ受けられるようにするのか(世界的に見てもこのような国は存在しない!)、あるいは、自由診療(アメリカが代表例)・混合診療などにして受益者負担にするのか、大幅な受診抑制をして熱が出ても受診は3日後でないと出来ないようにするのか(カナダ・イギリスなど多くはこちら)。選択肢はこの中にしかないと思います。どこかの牛丼チェーン店のように「早い・安い・うまい(質が高い)」などという医療制度は存在しません。いえ、今までの日本の医療制度がまさにそれでしたが、国民・マスコミ・司法・国が寄ってたかって破壊してしまいました。次の方向性を決めるのは国民の皆さんです。

2008年03月13日 06:39

暇人28号 さん

私の知る範囲でのレスをさせていただきます。
ハッセ様
>これらを減らすには救急病棟を持っている病院以外で発熱、腹痛程度のみを受け入れる個人病院とかで当番制にして受け入れる方針にしたほうがいいと思う!<

最近のJBMではアウトです(JBM:judgement based medicine、判例に基づいた医療。最近は刑事訴追、民事による高額の賠償を回避するために過去の判例に基づき医療を行うこと)。発熱の中には重症の病気もごくまれに含まれます。そのごくまれな疾病を診断できずに死亡すれば医師は逮捕です。外から診察しただけではその疾病は判断できません。判断するとなれば、全例にありとあらゆる検査を行う必要があります。となれば、高次機能病院でなければ診ることは出来ません。過去の判例でも、自分のところできちんとした診療が出来なければ診療を引き受けることさえ罰せられています(まさに、福島産婦人科医逮捕事件(現在公判中)はその典型です)。いざ自分のところで診療できないと分かっても、30分以内に他院へ転送しないと罰せられます(加古川心筋梗塞訴訟:判決確定)。実際には30分で転送するのは困難といわざるを得ません。
さらに腹痛などは非常に診断が難しく、発熱以上に精密検査が必要です。「腹痛ごとき」などとはとてもいえません。
法律に違反してまで医療を行うことは出来ません。

2008年03月13日 06:07

一医学生ですが。 さん

番組拝見しました。
 医療への情熱を持ち、医学の道に足を踏み入れた者ですが、昨今のマスコミの「医師叩き」の様な報道、又、福島の産科の先生の事件などで、将来への展望に蔭りを感じていました。
 しかし、番組を拝見し、やっとメディアとして客観的視点での報道がなされたのではないかと感じ、少しは日が射した様に思いました。
 森田さん、今後も、メディアをリードする気概で、頑張ってください。また、是非特番を作って下さい。期待しています。
 

2008年03月13日 03:24

一病院勤務医 さん

いつもNEWS ZEROを拝見しています。日々、患者さんにもお薦めの番組としてお話ししています。
さて、3月11日、12日と釘付けでした。
実際の現場の取材に基づいた報道は、非常に見応えがあります。また長嶋さんのコメントも素晴らしいものでした。
他の方も書かれていらっしゃいますが、自分の専門外の救急を受けたくても受けられなくなっている現状があります。
その大きな原因の一つに「平成15年10月24日の大阪高等裁判所判決」があります。

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/5DC0E6DAEC784F5649256DD70029B153.pdf

この判決は、救急に携わるものの間では常識となりつつあり、自分が100%救命出来ないのであれば、その患者さんの診療に手を出してはいけないという強いメッセージを医療界に発しています。これは、先の福島県の大野病院事件にも連綿と受け継がれています。
医療は元々不確実性の元に成り立っていますから、100%救命可能などということはありえません。
もしも、そのように言える方がいらっしゃるのであれば、「社会のため」にもその方が「全ての」患者さんを診療すべきであることは明らかです。
神ではないことを知っているトレーニングを積んだ医師は、自分に限界があることも知っています。
このことから導かれる結論は、非常に明快です。
今までの救急医療は、医療者の善かれという使命感でなんとか維持されてきました。
しかし、その使命感は無用であり、結果のみが重要である、という司法判断がなされているのです。
この国は、法治国家ですので司法判断から逸脱した行為は許されないのです。


2008年03月13日 02:44

ぽ さん

最後のキャスターの結論はどうかと思いました。
ネットワークで連携を結んだ所で、乗車率150%の満員電車が175%まで詰め込めるようになりました!でしかないわけで。一日目の激務ぶりのVTRを見ていなかったのでしょうか? もしネットワーク化が達成できたところで、その場合3件目の受け入れ要請の電話が"かかってこない"というだけでしかないんですよ。宿直と言う名の夜勤であったり、その翌日には通常勤務だったりするわけで、さらにその隙間に業務を詰め込もうとする愚作でしかありません。まるでここまで負荷をかけても死なないならもうちょっとかけれるんじゃないかというマウス実験をしている実験者の感想です。

じゃあ抜本的な改革はあるのかというと解決策なんてないわけなんですけどね。首都圏の満員電車を解消するには、例えばフレックスタイム制度だったり、在宅勤務だったり、あるいは首都機能移転とか、机上の空論では解決できる案ばかりですが、実現性はゼロです。
このままで行けば崩壊するかもじゃなくて現在進行形で崩壊中なわけで、次回の特集はでは最早崩壊は確定なので、崩壊した後をどうしたら少しはマシな医療システムが再構築できるのかというテーマで日本が目指しているイギリスやアメリカの医療体制の矛盾点にスポットを当ててみたら如何でしょう。
例えば公的保険の崩壊後はアメリカから民間の保険業者が乗り込んできくるでしょうが、その際に気をつけるポイントだとか(過渡期には顧客が随分と有利な契約もあるかと思います)、あるいはイギリス型の強烈なアクセス制限が導入される時に、ある程度の診断は自分でつけられるような医学的知識がないと、手遅れになってしまうとか。
イギリスで病気になってはいけない:http://www.geocities.jp/jgill37jp/dates.html
※このサイトで紹介されている内容は、このままでは日本もこうなるかもという"予想図"ではなく、ほぼ確実に将来こうなる"予定図"です。

2008年03月13日 00:59

ハッセ さん

僕の実家の近くには消防署があり幼い時から救急車のサイレンを聞いて育ってきた!温泉街や黒部峡谷の近くなので湯あたりや山でケガをした客もいるので人口八千人位の町でも観光地のため救急車が出て黒部の病院に運ばれている!しかし、テレビとかで「腹痛がガンだった!!」という不安を煽る番組もあるから大袈裟に考えてコンビニ診察を受けているのが現状だと思う!これらを減らすには救急病棟を持っている病院以外で発熱、腹痛程度のみを受け入れる個人病院とかで当番制にして受け入れる方針にしたほうがいいと思う!

2008年03月13日 00:57

その程度で救急来るなと言われた患者 さん

ZEROのOA見ました。現場で何が起こっているかを謙虚に取材する姿勢には好感が持てましたが、どうも釈然としません。「たらい回し」発生のメカニズムとして、
・二次救急の不採算性
・二次救急の専門医不足でリスク回避
によって三次救急への患者集中を挙げていましたが、それだけでしょうか?
「たらいまわし」は以前からあったのに表面化していなかっただけなのでしょうか?それともここ数年に頻発しているのでしょうか?もしここ数年の問題であれば、なにが状況を悪化させたのでしょうか?現場も大事ですが、本質的な問題まで行き着いていない気がします。
現場ので必死に医療を支えている救急医療従事者へすぐ必要な支援を実施することはすごく大事だし、その答えは現場にしかないのはわかります。それは非常に重要で、緊急に、最優先で取り組むべき課題です。
しかし、それと別に、制度やシステムそのものの問題で体制が機能していないのであれば、それを効率的で有効性のあるものに変革していかなければ、問題の本質を解決することはできません。その部分がどの報道からもいまいち伝わってきません。
1.医師、看護師の減少はいつから?何故?
  >高リスク化の影響?
  >格差の拡大で受験生が減少?
  >医師の報酬に問題がある?
2.医師の診療科の問題
  >診療科の専門化が問題?
  >昔の臨床医はもっと広範囲の診療が可能だったのでは?
  >教育の問題?
  >専門医の連携の問題?
3.制度や社会的な制約?
  >地方財政の悪化で予算が適用できない?
  >国の医療制度への予算配分が変わったため?
  >医局制度の廃止で、若い医師を適正配分できなくなったのでは?
4.その他にも何かあるかも・・・

さて、次回はモンスターペイシェントの問題だそうですが、多少現場取材しただけで安易な感想のような意見を言うのではなく、過去からの多数の記事や情報を丁寧に取材してください。
「泥酔したくらいで救急車に乗るな」と言うのは簡単。でも急性アルコール中毒で死ぬ人もいるのだ。素人の利用者にどこまで緊急度を判断させるかはそう簡単な問題ではない。その辺を踏まえて考えて欲しい。
私の患者としての経験から言えば、
1.小児救急
私には2人の子供がいるが、彼らが乳幼児だった際には年間5,6回は深夜に救急外来に行った。できるだけ自家用車で連れて行ったので救急車の利用は2回くらい。
最近は電話で症状を訴えると看護師が簡単な問診をして「翌日の受診でも大丈夫」と言われることもあるが不安。理由は医師ではなく看護師の問診であること。電話での問診で本当に緊急度が判断できるのか・・
喉に魚の骨が刺さって夜間に救急に行って2時間待ち。骨は先生が30秒で取ってくれました。こんなのでER使うのってどうなんだろうと思うけど、翌朝までは待てないし、近所の診療所は閉まっている。
港区には消防がやっている救急相談窓口があって、まずそこに相談するが、どの診療科が適当で、今現在どこの医療機関がその対応が可能かの正確な情報を持っておらず、教えてもらった医療機関に片っ端から電話しても担当医がいなかったり、逆に相談窓口の連絡するよう言われたりで堂々めぐり。
場数を踏んで、かつ自力で調べて、どのような症状ではどの医療機関に連絡すべきか、親の私がノウハウを得た現在では、119にも相談機関にも電話しなくなり、自力でスムースに対応できるようになったが、これって患者側の仕事ですか?
乳幼児の場合、緊急性が不明なだけに、のんびり電話で問診したりたらい回しにされている時間は無いのです。緊急性の判断だってできません。いつでも最優先で受診できる仕組みを作ってください。開業医の支援も得るべきだと思いますよ。
また、保護者が1人で2人以上の幼児がいる状況だと、もう一人に留守番はさせられず、両方連れていかなければなりません。寝ている子供を2人もかかえ、幹線道路まで出てタクシーを拾うのは困難です。

2.私の場合
私が意識を失って倒れたとき、家族が救急車を呼んで病院に行きました。
救急隊がきたときには意識を回復していましたが、まだ自力で立ち上がれず、状態を報告すると救急隊の方々は親切に対応していただきました。
病院に到着したときには自力で起き上がれたのですが、その際対応した医師は、2,3問診しただけで「過換気で問題ない。その程度でわざわざ救急車で来るな」というようなことを言われました。
はあ?意識が無くなって倒れたら普通救急車呼ぶだろう!到着したときの症状だけ見て何言ってんだこいつ?正直混乱し、医師の態度に唖然とし、後で頭にきました。過換気がどんなもので、発生した原因は何か?「心配ない」根拠は何なのか一切説明はなく、勝手にモンスター患者扱いです。忙しいのは分かるけど、こんな対応をする医師はいりません。
いったい医師は患者(やその家族)に何を期待しているのですか?重傷度や緊急性を自己判断しろと?それはできません。トリアージの議論もありますが、海外(イランとニュージーランドで経験あります)で救急医療の対応は日本より全然迅速です。しかも必ず医師が診療します。イランでは「病気や怪我は時間を選ばないのだから、病院が24時間開いているのは当然ではないか」と不思議そうに言われました。ちなみにイランでは男性医師が女性患者を診察することはあり得ないため、医師の約半数は女性です。なぜ日本ではこのような制度を実現できないのでしょうか?海外の制度や実態に学ぶことは多数ありそうです。是非取材してください。

2008年03月13日 00:51

子持ちの小児科看護師 さん

3/12の番組を見ました(昨日は見逃してしまいました)。みなさんおっしゃっていますが、ここまでマスコミがきちんとした中立の立場で客観的に状況を放送している番組はあまりないのではないでしょうか。
私の職場の病院は地域ではじめての総合病院かつ救急診療、小児救急、周産期医療をうたった病院です。そこの小児病棟(重症病棟)に勤めていますが、常日ごろ思うのは明日のテーマでもあるコンビニ診療の多さです。私も子持ちなので24時間診療が可能である上、救急対応もしてくれるというと仕事を休んでまで日中にかかりつけを受診するより、仕事が終わってから24時間の病院にいったほうが便利だし、何かあっても安心できるという気持ちはわからないでもありません。しかし、それで都合がいいのは親だけで、そういう患者が押し寄せてくることで、本当にすぐに対応が必要な患者が診察を受けれないということです。もちろん、あきらかに様子がおかしいと思えば「うちの子をみてください!!」とかけこめるでしょうけど、ああいう場では「みんな順番なのよ。うちの方が先にきたのに。」といった雰囲気が漂っています。残念ですが。それに24時間診療をうたうと、いますよ。本当に親の都合で受診の患者が・・・。「昨日夜に頭を打って特に変わりはないんですが、心配できました。」という母子。子供は元気そうな上に、家族総出できちんとめかしこんで朝の7時に受診。医師が診察していくうちにその子供が「これから○○ランドにいくんだ〜!!」と白状したり。かかりつけ医に「大丈夫だけど、もし様子が悪くなるようならこれ(紹介状)をもって受診しなさい。」といわれたのにその足で受診にきて、様子観察のために入院をすすめると「仕事があるので付き添いはできない」といったまま、子供を残して数時間行方不明になる親。うちの病院は小児科医が10人もいるので24時間をうたってもなんとかやれていますが、それでもいっぱいいっぱいで混んでいるときは2時間待ちということもあります。こんなに医師がいるのはとても恵まれているほうだと思いますよ。中でも救急車の使用についてはどうなのかと思うことばかり。熱傷という情報で救急車の受け入れをしたら、湯豆腐を食べていたこどもが舌を火傷(かなり軽症)したといったケース、ただ熱発だけ(38℃)とか下痢をしているといった状況なのに救急車で来るケースなどが絶えません。こんな状況じゃ、本当に救急車が必要な重症患者が救急車を要請した際に、救急車がいないという状況が起こりえます。救急車は要請されれば断ることができません。東京都のように救急隊がトリアージをして軽症の患者は民間の救急車に依頼するというシステムを全国にたちあげない限り助かる命も助からないかもしれません。なのでコンビニ診療に加えて救急車の要請についても取り上げてほしいです。それに大変なのは医師だけではなくて治療をともにする看護師もかなり厳しい状況ということも知ってほしいです。診療報酬の変更にともない若干の変化はあるかもしれませんが、正直すべての患者をすべて把握することは大変なことです。現在の医療体制では患者の命をホントに救えるのかわからないことが正直あります。みなさん、どう思われますかね。。。


2008年03月13日 00:10

何故医師ばかり? さん

国は何故医師ばかりを取り上げるのだろう。
大きな病院から開業医を増やし、この数年の間にも私の市には無床の診療所が多数増えた。
そりゃ、医師も減る。しかし、それを望んでやっているのは国。ばかな政府。悪徳な医師もいるかも知れない実態を助長しているようなもの。
救急医療をするには、医師だけではどうにもならない。まず、運ばれたら何をする?体底の場合は画像系や血液などの検査を行うはずである。
しかし、看護師の絶対数確保などに東奔西走している国には理解できないであろうが、検査技師や診療放射線技師などの扱いは年々ひどい状態になっている。本当にこれで良いのか?技師達の結果が不正確であれば、どんな名医でも的確な診断ができないはずである。
しかし、実態は、医師を確保、看護師を確保するために、給与の引き下げやリストラ的な人事が行われている。年々給与も上がらない状態で患者を診るには非常に辛い心境である。それでも、残された人員で当直体制を整えなければならない。その負担は本日の2次救急医療の撤退と全く同じ現象である。朝から働いて、寝ずに次の日の勤務なんて当たり前である。医師も同じで責任の重さは違うかも知れないが、そのような実態があるにも係わらず、厚生労働省は何も理解しようとしない。今こうしてニュースで取り上げるのは良いが、原点は医師不足をわざと促し、救急撤退を余技なくしている国・政府が馬鹿な形作りをしているからである。
救急をもっと確立させたいのであれば、救急医療に対する結果的には金銭的なメリットを病院側に持たせないと無理である。
医療崩壊?ちゃんちゃらおかしい話である。国がそれを強いておいて(中小病院を潰しにかかっておいて)こんなことを論じている方が、一現場の人間としてアホらしくなる。本当に見ていてつらい。
今後の自分の将来像も見えなくなっている状態で、患者を診ることを続けていけるのかどうかが一番不安である。

2008年03月13日 00:08

地方の勤務医 さん

放送を拝見して勇気付けられました。勿論短い時間ではまだまだ足りない部分も多いと思いますし、医療以外でもそうですが被害者感情のみを報道するマスコミの姿勢も正されなければ今の医療崩壊がますます進んでいくと思います。しかし、放送の内容は短い時間で救急医療の現状を的確に報道していたと思います。今後取り上げてほしいのは医療的(医学的といってもよいものもありますが)には誤った判例と考えざるを得ないような、救急医療を取り巻く司法の現状です。他の書き込みにもありましたが、2次救急における平成15年の大阪高等裁判所の判決は現場に非常に大きな影響を与えました。また医師の勤務体系そのものも労働基準法違反であり、これが当然のごとく全国ほとんどの病院で黙認されているのです。ここまであからさまで、誰もが認めている法令違反など他にあるのでしょうか?国民であれば法律は守らなければならないものと思いますし、労働者は労働基準法で守られるべきと考えますが、医師の勤務に関しては法律さえも守ってくれません。しかしその結果生じたことに関しては訴訟で処罰されるのです。このような理不尽な現状も医療崩壊の原因と考えます。是非取り上げてください。

2008年03月13日 00:04

takero さん

基本的な言葉の使い方です。
当直医と救急医の違いですが、当直医は本来は外来患者を診るためではなく、入院患者のために病院に泊まる医師です。そのため、当直医が救急外来をメインに見ていることは、実質労働時間にあたり労働基準法違反となります。
現状は、当直医が入院・外来の両方を担っている病院が2次救急レベルまではほとんどだと思います。これ、違法なんです。
当直であるから、次の日も通常勤務となることに何となく抵抗できないんですね。報酬も当直分しか支払われないのがほとんどでしょう。しかし、実際は当直ではなく夜間勤務です。でも、これを夜間勤務とすると、医師不足で破綻する病院が増えます。
やはり、勤務医の待遇をよくして、開業するよりも勤務医であるメリットを大きくすることではないでしょうか。疲弊している現場の建て直しには、患者側から・政策面からの複合的な対策が必要です。

2008年03月13日 00:02

morimoto さん

今回の特集は医療従事者にとっては画期的なものです。ありがとうございます。
全般的な医療崩壊が起こっている中、一番目に付きやすいのは救急医療です。ただ、重要なのは、今回の場所が、大阪であることです。大阪は救急医療が日本の中では比較的発展している地域です。その大阪であの状況であるということです。これが医師の数が少ない地方では、救急部すらまともにもてない病院がほとんどです。
総合医・専門医という言葉がありますが、厳密に言うと、両方とも専門医と思います。つまり、総合医は総合的に広く浅く(語弊がありますが・・・)診ることを専門とする医師であり、専門医は狭く深く診ることを専門とする医師です。つまり、救急医も救急処置が専門であり、その先の、専門については各科の専門医に治療をゆだねるのです。この救急医が足りないのです。
救急を志す医学生はそれなりに居ると思います。しかし、現場の過酷さ、社会的評価の低さもあり敬遠する傾向にあります。訴訟の起こる現場は、産科・救急がメジャーどころで挙げられます。アメリカでは、産科医などは医師賠償保険を百万単位で払っているとの言われています。もちろんそのような保険を払うには、それなりの報酬が必要となります。現状、日本の医師はそのような状況にないため、法的にこのような医師を保護するか、極端にいうと医師にとっては何もしないことが保身につながり、それが萎縮医療となるのです。それがさらに医学生や研修医が専門を決定する時に大きく影響します。
今回の番組のように、現場をしっかりとみれば現状の把握は十分に出来ます。しかし、医療政策は会議室で決まります。会議室に居る方々が、現状をしっかりと把握していないことが、現在の問題の根本にあると思います。税金の使い道、もっとありますよね。
行き当たりばったりの政策はもうたくさんですね。
話はいろいろ飛んでしまいましたが、我々国民が出来ることは、こういった正しい情報をもとに何か運動を起こすことでしょう。身近なことでは、限られた医療資源を有効活用するために、明日の特集であるようなコンビニ受診を控えること、医療に興味を持って、自身の権利を主張するのみではなく、皆が適正な医療を受けられるような環境を作ることでしょう。明日はわが身です。いつ自分が重症患者になるかわかりません。自分をその場に置き換えてみればすぐにわかりますよね。

2008年03月12日 23:53

ある内科医 さん

今日は特集2日目でしたが、少し残念でした。
何故なら、2次救急で専門以外の受け入れが出来なくなって
きているという理由があれでは視聴者はよく分からなかったと
思うのです。
「訴訟リスクが高い」だけではよく分からないと思います。
現状は、既に裁判所により「専門以外を診て問題があった場合は
診た医師の責任である」と判決が出ているから診れないのです。
ここを強調して頂きたかった。
この「問題」がないレベルとは、最高級の医療レベルです。
こういう世の中の現状を全く無視した判決がいくつか出たため
病院は救急医療が出来なくなってしまったのです。

これは、決して医師を増やして容易に解決する問題ではありません。
今までは、とりあえず患者を受け入れて、専門外でも平均レベルの出来
うる限りの事をやっていた。
それを全部各専門医が対応するなど、到底現実的ではありません。
しかし、裁判所は「それをすべし」と判決したのです。
この結果、どんどん救急をする人材も病院もなくなっている。
はっきり言います。
このような判断をした判決が間違っていた、という事です。

裁判官も当時の過激な医師たたきのマスコミの報道で一般市民同様にかなり洗脳されていたとは思います。
医師や現場をどんどん叩けば、医療レベルはもっと上がり、それが市民の利益につながると考えていたのだと思います。
しかし、国民はこのような判決で、逆にとても不幸になりました。
いつでもどこでも最高レベルのものを要求し、しかし医療費はどんどん
削っていって、現場がもつ訳がありません。
現場は最後の一本のわらによって崩れ落ちるところまで来ていたのに。

私は本来かなりの楽観主義者ですが、この医療問題に関しては
もう遅いかもしれません。
皆、気づくのが遅すぎたと思います。

2008年03月12日 23:48

息切れNs さん

患者さんから「救急車で来れば早く診てもらえますか?」と夜間の救急現場でよく聞かれます。また、救急車から歩いて降りてこられる患者さん・・・。タクシーではありませんよ!と言いたくても言えません。どんなに働いても働いても報われません。果ては「市民のための病院だろう!いつでも早く診てくれ!!」と怒鳴る患者さん。そうですよ!市民のための病院です、あなたのための病院ではありまん!!と怒鳴りたくなるのはこちらです。ホントにコンビニ状態です。地方の市民病院は医師不足により閉鎖される診療科もあるなかで、専門外でも断ることなく頑張っています。3次救急に搬送するには遠く、断られることも多いからです。それなのに医療費を踏み倒す患者も多く、やりたい放題、言いたい放題がまかり通っていいのだろうか、きちんと対応しているのですから、診療報酬として整備されなければ閉鎖せざるを得ない病院はもっと増えるでしょう。休日、夜間診療の案内も市の広報等でお知らせしているにもかかわらず現状は変わりません。正しい診療に関する患者教育は誰がするんでしょう?行政は先送りにせず、しっかり現場の意見を聞いて欲しいと思います。

2008年03月12日 23:43

地方勤務医です さん

日本のマスコミもここまで来たかという意味では非常にエポックメイキングな報道でした(まだ明日が残っていますが)。
明日のトピックは救急のコンビニ化についてとの事ですが、当直ですが必ずみます。貴局の爪の垢をせんじて日曜日昼の某局の司会者に飲ませてやりたいです。
医療側はマスコミに、味方になって欲しいといっているわけではないと思います。ただ、恣意的、一方的な報道ではなく、中立の立場で事実を報道して欲しいと思っています。
そういった点では、時間的な制約もあり我々の思いの全てが報道されているわけではないですが、とてもよい内容だったと思います。
採算の面だけではなく、訴訟リスクの面についてこれだけはっきりと報道されたのは初めてではないかと思います。
医療側と患者側は敵対関係ではなく、ともに協力し合う関係のはずです。そのためにはお互いの現状をきちんと理解する必要があります。貴局の今回の特集は、今まで多くのマスコミに見られたような「医師VS患者」などといった視聴率至上主義の無責任な報道とは違い、大変有意義であったと思います。
有難うございました。応援しています。

2008年03月12日 23:41

医師に感謝を さん

私は一次病院に通院しています。
主治医は外来、病棟、宿直これに学会、研究とすさまじい量の仕事をこなし、そこで私達患者に対して優しい接し方にただただ頭が下がります。そんな医師もいることをここで言いたかった。
そしてそんな病院に出会えてよかった。
モンスターペイシャントが問題になっていますが、言葉ひとつで解りあえることなのに、何かが足りない。
「ありがとう」の気持ちと「お大事に」の気持ちこれが一致すれば
いい事なのに。

2008年03月12日 23:39

東京の勤務医 さん

医師を増やすことにつきると言っていましたが、医師を増やしても、低賃金で訴訟リスクも高い診療というように割に合わない仕事には、もう誰もつかないと思います。医師だってそれぞれ個人的に守るべきものがあるのだから、それが根底から覆される危険のある仕事はやらないでしょう。今まで、さんざんマスコミがあおってきた医療不信と、トンデモ判決がまかり通っている今、こういった土壌を解決しないことには、だれも目を向けません。アカヒゲ先生は訴訟リスクがなく、医師の勤務実態が厳しくない時代のことです。医師の皆様、勤務待遇の改善、自分の身のプロテクトについて声を高らかにあげていきましょう

2008年03月12日 23:31

国保診療所医師 さん

12日の放送では専門外は診れないと医師が感じている理由を説明するにはまだまだ不足です。加古川心筋梗塞事件、脳外科心嚢穿刺事件を説明して、医療裁判が、いかに、日本の医療を破壊しているか報道してください。通常の医師が、行ったことをすべて、結果責任で断罪されている状況を説明してください。
 火事を消火できなかったら逮捕される消防士、誤認逮捕したので逮捕される警官、契約を取れなかったので逮捕されるセールスマン、進学が希望と違う結果になったので逮捕される教師なんておかしいと思うのが普通です。しかし、医療に関してはそれが当然とされています。このことをわかりやすく報道してください。
 このHPのタイトル説明から「タライ回し救急医療」を「対応不能の救急医療」に変えてください。

2008年03月12日 23:30

東京新病院 さん

昨日、今日と「救急医療特集」を拝見しましたが、どうして取対象が大阪だったのでしょうか?

総務省の発表した数字を見ると、はっきり言って東京都が一番酷いです。関東近郊、埼玉なども酷かったです。日本テレビが東京都にあることを考えても、すぐ側の東京都の救急医療の現状を取材して放送していただきたいです。救急医療が日本テレビ自身、番組スタッフ自身、森田公三さん自身の問題として捉えられていないのではないでしょうか?市長人数から考えても東京、関東地方の方が多いはずです。

確かに年末からの大阪での問題がきっかけだと思いますが、以前から問題になっていました。1月の東京都清瀬市での事例では被害者の方が「(報道されていたのが)関西だけの問題で、自分が当事者になると思わなかった」と発言しています。他の地方ばかりを取り上げると、その地方以外の視聴者にとっては自分自身の問題として認識できなくなってしまいます。放送内容に不満はありませんが、統計で出たワーストである東京都の救急医療を取材しないのは、やはりまだどこか他人事なのではないでしょうか?

東京新銀行が話題ですが、税金を注ぎ込むならその分を病院に注ぎ込んでいただきたいです。東京新病院こそがあるべきです。もっと地元、東京都のことを考えて欲しいと思います。

2008年03月12日 23:30

地方の小児科医 さん

やっと「マスコミがまともな報道をしてくれた」と思いました。また、何もわかっていない二流コメンテーターと違い、医療者の立場も考えたキャスターの発言になぜか感動しました。現在の医療を取り巻く環境の一部を作ったのはマスコミであることを肝に銘じて今後も正当な報道をしてほしいと思います。明日の「コンビニ受診」も期待しています。

2008年03月12日 23:28

地方の循環器医 さん

昨日の”受け入れ困難”の番組は最近のマスコミ報道の中では秀逸でした。特に先日の某局の番組の後なので余計に力づけられた重いです。本日の”専門外”の番組も全体に好感が持てますが、専門外で断る理由でどんなに不条理な訴訟があるかの例示もほしかったです。実際に私も現在は専門外は断っています。免責があればもっと受け入れたいと思いますが、現在は80%の自信では受け入れられない状況です。明日の”コンビニ受診”も期待しています。

2008年03月12日 23:27

万年下っ端勤務医 さん

昨日深夜、バイト先の病院の当直室でたまたま見ました。
なんか、うるうる涙ぐんでしまいました。
やっと、マスコミのかたも、ここまで踏み込んで報道してくださるようになったのかと、感謝しています。
私も、まだがんばれる気がしてきました。
本当に、ありがとうございました。

2008年03月12日 21:48

いち勤務医 さん

内容は今までのマスコミにない非常に画期的なものであったと思います。
ただ、これだけが真実のすべてという訳ではないことは肝に銘じて今後も真実を報道していってください。
いま現場で起こっている”受け入れ不可能”な事態は、さまざまなことが原因で起こっています。

モンスター患者による不当な要求と不当な医療訴訟、医療に関して素人裁判官によるトンデモ判決、警察による不当な介入と逮捕、マスコミによる不当な医療現場叩き、コンビニ受診、労働基準法を無視した違法な労働環境…

特に、今までマスコミによって不当に叩かれ続けてきた医療現場には、マスコミに対する不信感が非常に根深いです。しかし、マスコミが自分たちの過ちを素直に認め、それをも含めた真実をしっかり国民に伝えるという真の報道機関になったならば、医療現場でのマスコミ不信を払拭することは可能でしょうし、マスコミが医療崩壊に対して背負う罪の重さは軽減されるかもしれません。

とにかく、「真実」を「正しい言葉」で伝えてください。

2008年03月12日 19:22

僻地医 さん

本当に素晴らしい内容でした。ありがとうございます。
内容も良かったですが、村尾キャスターや板谷キャスターのコメントもこれまでの多くの報道では聞けなかった、大変感激するものでした。
医療サイドからの厳しい意見が多く、ご苦労やプレッシャーの多い大変なプロジェクトになっているかもしれませんが、これからも期待しています。今日・明日の放送も楽しみにしています。

2008年03月12日 18:09

Dr.Boo さん

3月11日の特集は現場をきちっと取材し、脚色せず、真実を語る非常にすばらしいものでした。

『答えは現場にある。』

という表現が似つかわしい内容でした。
これは、多くの報道関係者が忘れ去ろうとしていた言葉だと思います。
これからも期待しています。

2008年03月12日 13:20

暇人28号 さん

救急医療従事者の看護師様のコメントに追加させてください。

>「しかし、一時的に受け入れても今度は転院先を受け入れた病院が探さなければなりません。そうなれば本当のたらいまわしが起こります。」

医療機関が「とりあえず受け入れる」のをためらう理由の一つとして、実は、高度の医療機関への転院の際、病院からの受け入れ依頼はあれこれ理由をつけて断られやすいことがあります。下手したら患者さん自身でその病院に行ったほうが受け入れてもらいやすいのです。「それだったらお宅の病院で診療できるでしょ?うちで受け入れなくてもいいでしょう」と言われてしまい、なかなか受け入れてくれないのです。口頭での情報だけでは切迫度はなかなか伝わりません。
もちろん、受け入れる病院にも受け入れたくない理由があり、受け入れ側の医師が過労状態であったりとか、実際受け入れても高度の医療機関での診療は不要であったりする場合も多いのです。

2008年03月12日 06:32

いち勤務医 さん

番組拝見いたしました。これまで頻繁に見られた医者叩き一辺倒の報道とは一線を画す、画期的かつ建設的な内容だったと思います。
 
明日は「専門外は診られない」という内容で2次救急の特集をされるとのことで、あまり時間がありませんが、ここでぜひお願いしたいのは、ただ「訴訟が怖いから診られない」あるいは「当直明けも通常勤務で大変」という内容ではなく
・2次救急病院では、救急を専門としない内科や外科あるいは皮膚科、精神科、眼科などの医師が交代で救急外来を担当している。
・そもそも総合病院は開業医では対応できない患者を対象としており、開業医がありふれた疾患に対する幅広い知識や技術を求められるのに対し、総合病院の医師は各々の専門分野に限ってより高度な知識や技術を身につけるようにトレーニングされている。
・一方、患者は総合病院の救急外来に日中と同じ専門診療を求める。そのため、専門外の患者を対象とする救急外来勤務は総合病院の医師にとって非常に負担となっている。
つまり、現状の2次救急には「狭く深く」を要求されている総合病院の医師が、同時に「広く深く」を要求されてしまう構造的な問題があり、それが勤務医離れの大きな原因となっている、ということを伝えていただきたいと思います。
 
さらに、もし訴訟の問題も取り上げていただけるのであれば、具体的な判例として
「2次救急医療機関の救急担当医師は(たとえ普段脳しか担当しない脳外科医であっても)専門科目によって注意義務の内容、程度が異なると解するのは相当ではなく(循環器科の医師でも十分な専門的なトレーニングを受けなければ難しい)胸部超音波検査を実施し、心嚢内出血との診断をした上で、必要な措置を講じるべきであった」
とする平成15年の大阪高等裁判所の判決を紹介していただき、現状では2次救急病院に勤務する医師のほとんどは、自分の能力を考えた場合、この判例に則った判断がなされる限り、裁判を起こされた時点で負けが決定していることを知っている、ということを伝えていただければと思います。

2008年03月12日 01:09

救急医療従事者の看護師 さん

今夜の放送は、本当に望んでいた現実の内容です。本当に現場では、受け入れられないことが現実にあります。それを『たらいまわし』と表現されることがとても残念でなりませんでした。偏った考え方をする報道やコメンテーターの発言を見て報道の正当性って何なのだろう?実際に自分が見ている報道番組は、中立な報道を行っているのか疑問に感じていました。その中でも、今回のように問題となっていることが病院の責任とは言えず、現場での問題をきちんと捉えた報道がなされたことに感動しました。病院の規模によっては、重症度の高い患者を収容できる設備が整っていない現状でも受け入れなければならないことが多くあります。しかし、一時的に受け入れても今度は転院先を受け入れた病院が探さなければなりません。そうなれば本当のたらいまわしが起こります。その為にも、円滑な受け入れ態勢を整える必要があります。また、東京などの大都市では医師・看護師の数がそれなりに充実していると思いますが地方病院ではありえないことも事実です。現在、医療制度の改定により7対1看護によって地方の病院では看護師の採用人数に格差が生じています。地方にある、救急病院でのマンパワー不足が多く見られます。その中でコンビニ受診がなされれば、救急車の受け入れもさらに悪化することは否めません。非医療従事者の方が、軽症なのか重症なのかを判断することは難しいかも知れませんがホームドクターを決めておき、特に小児がいる親御さんは夜間でも対応してもらえる近医を受診することで救急病院の混乱は少しでも軽減できると思います。個人医院よりも大きな病院でみてもらった方が安心すると言って数時間待たされるよりはホームドクターに診てもらえれば安心なのではないでしょうか。重症であれば、そこから近隣の病院に紹介となるため親御さんが軽症か重症を判断しなくても医師が判断します。様々な考えはあると思いますが、救急病院で勤務している者として救急病院のある近隣住民の方々の協力が必要になっていると思います。私が経験したことでは、ある患者さんが某病院に直接来院したら理由は分かりませんが受診を拒否され、その病院のロビーから直接救急車を要請して当院へ搬送されたケースもありました。少なくても自分の病院のエリア内の患者さんは診るように努力してくれる病院であってほしいと思います。エリア外からの患者を受け入れてしまうと、今日の報道のようにエリア内の患者なのにお断りせざる得ない状況に陥ります。病院同士の連携も必要ですが、受診される患者のモラルも必要です。救急病院の本当の機能を維持するための個々の工夫が必要だと思います。

2008年03月12日 01:06

暇人28号 さん

すみません。私はこれを見逃しました。
「コンビニ受診」に関しては、必ずしも頭ごなしに否定できないのではないかと思います。特にわが子を持つとよく分かります。よくコンビニ受診の代表例として「日中は仕事で忙しくて受診できなかった」「2−3日前より熱が出ていたが、某有名遊園地に行っていて今帰ってきたのでついでに来た」などが引き合いに出されますが、このようなケースは全体からすればむしろ少数派です。実際には数時間前から高熱が出てきた、腹痛が出てきた、などの場合が多いです。そして、これの対応に医師たちは疲弊しているのです。問題はこの様な大多数の夜間外来受診患者をどうするかだと思います。
たとえば、わが子の夜間の急な発熱の場合、多くの場合最終診断は「軽症」ですが、非医療従事者にとっては受診するまでは軽症化否かの判断はつきません。また、医師が診察をして初期診断が「感冒」であったとしても、帰宅した後に重篤化して、実は「重症」であることが分かるケースもあります(外から診て簡単に確実な診断をできるものではありません)。漏れをなくすにはすべての場合で可能な限りの検査をし、1−2日の経過観察入院をする必要があります。しかしそのようなことをしていたら医療費がいくらあっても足りませんし、現実的ではありません。
とすれば、今の事態を打開するには
1 医療費・医師数を際限なく増やし希望するすべての患者にありとあらゆる検査・治療を行う。
2 何らかの方法で夜間の受診抑制をする。
の二択です。1を行うには、莫大な医療費・税金が必要であり現実的ではありません。とすれば、2になりますが、ではどういう方法があるでしょうか。
たとえば、お金による受診制限。夜間は完全自由診療にして、1回の受診料10万円+検査代とすれば十分可能でしょう。しかし、お金がなければ受診できなくなります。
次の方法としては、今話題になっている「トリアージ」です。何らかの形で誰かがトリアージを行い軽症者は翌日受診してもらうようにする。それでももし受診を希望するのなら上記のような自由診療で多額の費用を払ってもらうようにすればいいです。しかし、この場合の最大の問題点は、「トリアージは完璧ではない」ということです。特に当初軽症と判断されたものの、実は後で重症と判明して、死亡したり重篤な後遺症を残した場合にどうするかということです。おそらく患者・家族から「診断ミス(=不適切なトリアージ)をしたために不利益を被った」として業務上過失致死での刑事告訴・あるいは多額の損害賠償請求が待っています。このような状況はすべての症例に起きうる、と医療従事者は思っています(だから「専門以外は見ることができない」となるわけですが)。
とすれば、トリアージに際してのすべての行為に対して刑事・民事訴訟の完全免責をしないとトリアージなんて出来ません。

いずれにしても、今のままの日中・夜間を問わない低価格・フリーアクセスの医療は続けられない、ということだと思います。

2008年03月12日 00:16

にゃんきち さん

以前手術を受け、現在も大学病院へ定期的に通院している者です。
数ヶ月通院してみると、お医者さんは自分だけの存在ではない事を痛感します。私の主治医は、外来では一日に何十人もの病状を把握した上での診察、外来が終われば自分の受け持っている入院患者の回診、丸一日手術室にいる日もあるそうです。
長い通院と入院生活であらためて医者の多忙さを目の当たりにしました。
急病人を受け入れられないからといってその病院が悪いわけでは決してないということも。

患者の中には自分の立場を勘違いされている方がいらっしゃるように思います。早く診てくれという気持ちもわからなくはありませんが、そのくらい元気があるならより緊急性の高い患者さんを譲る気配りをしてほしいものです。


テーマと逸れてしまいましたが、医療を行う側・受ける側に対して思うところがありましたので、意見させていただきました。

2008年03月11日 23:44

林 克英 さん

本日の放送は一言で言ってGood Job !!でした。
やっと我々の願っていた事を放送で伝えてくれた・・・
でも、まだまだです。辛口ですが、この程度では、まだ満足出来ません。
明日、明後日の放送にも期待しています。
おそらく、システム上の問題点の一つを提示してくれるものと思いますが・・・

しかし、原因は他にもあることを示唆して下さい。
医療費の抑制・・・少なすぎる医療費
心理的な抑制・・・無駄な訴訟による萎縮医療
身体的な制約・・・過労による心身共の燃え尽き
地域・国民の無理解・・・コンビニ医療やモンスターペイシェント
行政の無理解・・・机上の空論ばかりで、ネコの目のように変わる制度変更

それから、4月から始まろうとしている後期高齢者医療制度ですが、これは国による高齢者の切捨て制度です。
このようなことが、どうして国民に説明されないまま、国(厚生労働省)が勝手に決めるのでしょう?
国民の医療は国民が決めるべきでしょう。
たとえ、医療費の負担(消費税アップなど)が増えようと、ここは痛みを分かち合わなければ・・・

でなければ、本当に救急だけでなく、医療が総崩壊に向かいます。
なんとか、国民に医療の真の姿を伝えるようにして下さい。

これからの放送も、本当に期待しています。


2008年03月11日 23:35

1開業内科医 さん

(「受け入れたくても受け入れられない」救急医の悲鳴を聞いて下さい。)
良い番組でしたね。きちんと医師から取材すれば、本当のことを報道できるのです。しかし、ある新聞などは未だに盥回ししたとか、必死に転送先の病院を探していたのに6時間放置したなどと捏造報道をそのままにして、謝罪訂正もしません。捏造報道をする報道機関は消滅して欲しいです。ZEROの様な真実を報道する番組はどんどん増えて欲しいです。応援します。

2008年03月11日 23:24

北海道の勤務医です さん

放送見ました。ありがとうございます。感謝しています。
明日からまたがんばります。

2008年03月11日 23:24

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今夜のZERO「櫻井翔キャスター×未来の医者たち」(第6回)2008/03/03 21:34その後も引き続きたくさんのご意見をいただき
本当にありがとうございます。

きょうは、まず番組のお知らせをさせていただきます。
今夜の「NEWS ZERO」(午後10時54分から放送)では
「イチメン×ACTION」と題したコーナーで
嵐の櫻井翔さん(ZERO月曜キャスター)が
医学生たちと本音トークするほか、実習のようすに密着します。
「医者の卵たち」の目に「医療の現実」はどう映っているのか。
ご覧いただければと思います。

4年前に始まった新しい臨床研修医制度によって
若い研修医たちは、研修プログラムの中で
産婦人科などの「きつい診療科」を実際に経験するようになり、
その結果、きつい実態を目の当たりにして
そういった診療科をますます敬遠してしまうようだ、という指摘が
現場の医師達の間から聞こえてきます。

産婦人科などは過酷な勤務実態に加え、訴訟リスクも高く、
若い研修医たちからすれば、「割にあわない」科なのでしょう。

まずは、産婦人科などが「3K」などと呼ばれている実態を
変えることが先決ではありますが、
「割にあわない」ということで若者たちが敬遠しているのであれば
それはとてもさびしい気がします。
もちろんこれは医者でもない立場からの勝手な意見であり、
お医者さん側からは「わかってないよ」と批判を受けそうですが・・・。

若い人たちの志す診療科が偏っていると、将来の医師不足、
医師偏在の問題がさらに深刻になることは、誰の目にも明らかです。

この「誰の目にも明らかな」ことに対して、何ら有効な手が打てない。
ここに、この医師不足に関する問題の根深さがあると、あらためて感じます。

「ZERO」では、今後も医療崩壊の実態と問題点をお伝えすべく
鋭意、取材を展開中です。
これまで以上に皆様からの熱のこもったご意見をいただければと思います。

http://www1.ntv.co.jp/action/theme/02/  


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