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元中国電力社員を提訴 原発工事めぐり建設業者【東京新聞】
2007年8月10日 21時11分
島根原発３号機（松江市）の増設工事をめぐり、元中国電力社員（６０）に約３５００万円をだまし取られたとして、京都府舞鶴市の建設業の男性（６０）が元社員と中国電力に対し、慰謝料を含む総額約７０００万円の損害賠償を求める訴状を１０日、京都地裁舞鶴支部に送付した。
訴状によると、男性は２００２年１０月、元社員側から、島根原発の増設工事について「手付金を払えば、砂や石を海に搬入する仕事が取れる」などと持ち掛けられ、約３５００万円を支払った。しかし男性の会社に仕事は発注されなかったという。
原告の代理人弁護士は「被告は０２年当時、中国電力の社員で、同社にも使用者責任がある」としている。
中国電力は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007081001000699.html
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