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２００万円着服の司令長懲戒免職 鹿島南部消防本部【東京新聞】
2007年9月1日
鹿嶋、神栖の両市でつくる鹿島南部地区消防事務組合消防本部の男性司令長（５６）が神栖消防署に在籍中、会計管理していた火災予防啓発団体の預金から二百万円を着服し、六月十四日付で懲戒免職処分となっていたことが分かった。
同本部によると、司令長は二〇〇二年四月から今年三月まで、同署総括係長で、神栖市危険物安全協会の事務局書記も兼務。物品購入などで現金を引き出す際、その一部を繰り返し着服していたという。司令長は「飲食代に二十五万円使った。それ以外の使途は覚えていない」と話しているという。
司令長が三月に同本部予防課長補佐に異動後、後任の総括係長が通帳の引き出し額と実際の支出額の不一致に気付いた。同本部は、司令長が着服発覚後に全額弁済していることから、刑事告発しない方針。公表しなかった理由については
「即時公表の条例がない」と説明している。
（生島章弘）
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070901/CK2007090102045526.html
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