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「耐震強度５１％」伝えず 所沢市の分譲マンション（中日新聞）
2007年11月12日 13時06分
埼玉県所沢市の分譲マンションをめぐり、国土交通省が「耐震強度５１％」と指摘したにもかかわらず、所沢市が半年以上この事実を住民に伝えず、今月初旬の説明会で「強度は９１％」とする別の調査結果を示していたことが１２日、分かった。
市の林田和夫建築指導課長は「国交省の調査結果は参考数値で、住民に伝えると数字だけが独り歩きして混乱すると思い、より詳細に調査した結果だけを報告した」と説明している。
市によると、マンションは県内の１級建築士が構造設計、市が建築確認して２００２年に完成した所沢市金山町の鉄筋コンクリート１１階建て。国交省は昨年５月の調査で耐震強度が５１％だったため、今年３月、市に調査結果を報告した。
所沢市が結果をマンション建築主に伝え、建築主が別の計算方法で調査し、耐震強度は９１％という結果が出た。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007111201000295.html
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