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「暴力団に屈しない」・鹿児島で暴力追放大会（日本経済新聞）
地域社会から暴力団などを根絶し、安全で安心なまちづくりを目指す暴力追放大会が18日、鹿児島市内の各地で開かれた。うち清滝公園の大会では、暴力追放宣言後に見知らぬ男に刺されてけがをした地域リーダーの漢方薬店経営妹尾博隆さん（65）が「私は暴力団に決して屈しない。いつまで運動が続くか分からないが協力をしてほしい」と訴えた。
その後開かれた市内５地区の暴力追放団体や防犯協会などが集まった全体大会には約1500人が参加。のぼり旗を持ち、たすきと鉢巻きをつけた住民らがパレードし、暴力団事務所前で「暴力団は出て行け」などとシュプレヒコールをあげた。
組事務所近くの会社に勤め、暴力追放の集会に参加した50代の女性は「怖いこともあるが（妹尾さんの）事件は見過ごせない。みんなで参加し、盛り上げていきたい」と話した。
妹尾さんの事件では、暴力団関係者による脅しや嫌がらせの可能性もあるとみて、鹿児島県警が200人態勢で捜査を続けている。〔共同〕(13:57)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071118STXKA005718112007.html
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