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http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/03/11/20080311m_03.html
社会保険事務所や同事務局の職員を装った振り込め詐欺とみられる不審な電話が、３月に入ってから室蘭、登別、苫小牧市内で相次いでいる。現金を振り込んだ例も確認されており、警察や金融機関では注意を呼び掛けている。
電話は若そうな男や女の声で「医療費や入院費の還付金を振り込む」という内容。指定したフリーダイヤルに折り返し電話させ、ＡＴＭ（現金自動預払機）に行くよう指示。言われた通りＡＴＭを操作したら、現金が相手方に振り込まれたという報告もあった。
「還付のはがきを送ったが申請がない」「今日が締め切りだから急いでほしい」などと巧妙に相手を慌てさせるという。預金残高や暗証番号を聞かれたケースもある。
室蘭署などに１０日までに約１０件の報告があった。１０日も室蘭市内を中心に不審電話が４件続いているといい、同署などに情報が寄せられている。
同署では「操作の途中でも不審に思ったときは直ちに操作を中止し、金融機関の職員や警察に相談を」と、不審電話に応じないよう呼び掛けている。
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