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（東京）福竜丸と平和祈る絵画展 原爆詩と戦争童話の挿絵（中日新聞）
2008年7月12日 06時10分
米国の水爆実験で被ばくした船体を展示している東京都立第五福竜丸展示館（江東区）で、俳優吉永小百合さんが朗読する原爆詩のＣＤと、作家野坂昭如さんの戦争童話「ウミガメと少年」にそれぞれ使われた挿絵を集めた絵画展が開かれている。
８月１７日まで。
秋田県出身の画家で映画「となりのトトロ」などの美術監督を務めた
男鹿和雄さんの作品。
絵は、吉永さんのＣＤ「第二楽章」の表紙や挿絵に描かれた広島の原爆ドームや長崎の原爆で破壊されたマリア像のほか、艦砲射撃の中、浜に上がるウミガメなど計３９点で、いずれも戦争と平和を考えさせる内容となっている。
第五福竜丸は１９５４年、太平洋ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で被ばく。７６年から船体が展示されている。問い合わせは第五福竜丸展示館０３（３５２１）８４９４。入館は無料で原則、月曜日休館。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008071201000020.html
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