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Web2.0はカネにならない」とひろゆき氏は言う。ユーザーから金をとれるシステムを作る」事でなくては、会社は存続できない
http://www.asyura2.com/07/it10/msg/131.html
投稿者 TORA 日時 2007 年 7 月 16 日 15:03:03: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu148.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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Web2.0はカネにならない」とひろゆき氏は言う。ユーザーから継続的に
お金をとれるシステムを作る」事でなくては、会社は存続できない。

2007年7月16日 月曜日

◆Webで儲けるなんてもうできないかもしれないよ 5月28日 HogeHoge World
http://hogehoge-world.seesaa.net/article/43130487.html

「Web2.0はカネにならない」とひろゆき氏は言う。誠にその通りだと思う。「動画は"キて"ない」とも言う。話題のニコニコ動画も回線コストがかかりすぎて、いくらヒットしても全然大赤字だそうだ。MacBook DPと同じである。

今、インターネットではありとあらゆるサービスが無料で利用できる。それは、Web企業が無料サービスを大いに展開してきた(課金システムを構築しなかった)事が原因に他ならず、もはやユーザーは有料のWebサービスには見向きもしない。

無料のサービスがいくらヒットしたところで、赤字を膨らませるだけに過ぎない。

だから、Webで儲けようとしている企業はおそらく、まだ夢を見ている。もしくは、あまりの収益性の悪さに錯乱しているのかもしれない。

大儲けしているのは広告の総元締な一部の大企業だけで、Webベンチャーにチャンスが無いのは明白だ。

企業サイトの構築なども、もう「作り尽くされて」しまっており、今後の成長は見込めない。それは、つまりバブルだったのだ。

それでも、私に何のアイデアも無いわけではない。試してみる価値がないわけではない。

とにかく、Web企業にとって今必要なのは、意識改革だ。自分たちが今どうしようもない状況に追い込まれている事の自覚。全く新しいアイデア。そして、何としてもユーザーからお金を取るという執着心が必要だ。

そのためには、似た者同士でやっていてもラチがあかない。新しい風が必要なのかもしれない。これまでのWeb業界の常識が、今日のWeb業界の不景気を生んだわけだから、ある程度非常識でも構わないわけだ。

最初の起点は、「ユーザーもしくは企業から、継続的にお金をとれるシステムを作る」事でなくては、会社は存続できない。会社は慈善団体ではないのに、今のWeb企業のやっている事はまるで慈善事業かボランティアだ。

今の赤字なインターネットが発展したのは、無料のサービスのせいだ。それがスタンダードになってしまった今、またユーザーも賢くなってなかなか広告にも引っかかってくれない今、どうやって儲けるのかを、今、社内で真剣に話し合われなければならないはずだ。

しかしまた、ありとあらゆるメディアがインターネットに飲み込まれてしまい、しかもそれが無料になってしまったというのは、会社の側から見ればこれ以上の悪夢は無い。

インターネットにはどうも経済を無効化する性質があるような気がしてならない、とは昔から言っている私の弁だが、「メディアでは基本的に儲けられないようになる」のがWeb2.0なのではないか?

ただ、私にアイデアが無い訳ではないし、成功事例が全く無いわけではない。

「とにかくビジネスにするんだ」という大前提の意識が必要な事だけは、言える。


◆有名になるとブログが書きにくくなる件について 6月6日 HogeHoge World
http://hogehoge-world.seesaa.net/article/44009785.html

ある程度有名どころになってしまうと、ブログに書ける事が随分制限されるように
なってしまう。

例えばどこかの会社の愚痴や悪口などもってのほかだし、個人情報に関わる事もなかなか書くのが怖い。

要するに、言いたい事が好きなように言えなくなってしまうのだ。言い換えれば、「ドロドロした本音が書けなくなる」と言ってもいい。(それにしても、「図書室」になるべく書いてはいるが、いずれもかなり遠回しで抽象的にしている)

近況をひたすら書き続けるブロガーが多いようですが、それは自分の今の状態を不特定多数にさらすようなもので、言い換えれば自らをネッターの監視下に置くようなものだから、私はそういう事はなるべくしないようにしている。

有名どころになると、発言のみならず、とる行動の責任が重くなってしまう。普通のブロガーなら書いても許されるところが、社会的に許されなくなる。

イギリスのブロガーの4割が、自分のブログが原因で解雇される危機にある、という記事があったが、そのように、場合によっては会社も首になる。

インターネットで本当に怖いのは変なファイルのダウンロードとかよりも、自分に関するアップロードなのだ。

そんなわけで、今日の私は、本当に書きたい内心なんてとても書けない。それは煮詰まった爆弾のようなものだから、よしんば書いても引かれるだけだろうとも思う。

ブログや、インターネットに情報を発信するという事は、友人、知人、会社、不特定多数の誰ともわからない人たちの監視下に自分が置かれるという事を意味している。実際アクセス解析を見ていると、24時間体勢かと思うくらいべったり張り付いてチェックしているユーザーが散見されるから怖いものだ。

さしあたり、自分のサイトにNINJA TOOLSアクセス解析を仕込んでおくのは、もはや常識かもしれない。とんでもない所、信じられないような所からのアクセスがある事もあるので、また、自己防衛のためにも今すぐに入れておく事をお勧めします。

ただ、ネットに実名で出るか、ハンドルネームで出るかという議論については、私は見ての通り実名派である。中国では最近、ネッターの全面本名公開が討議されていたようだが、ネットはもはや社会の一部なのであるからして、ハンドルネーム(言い換えれば匿名)というのは、発言に説得力が無いし、場合によっては卑怯にもなり得るし、匿名でなくてはならない事情があるユーザーというのは、何かやましい事でもあるのではないかと思う。

もちろん、最も安全な手段は、「情報を発信しない事」だ。見ているだけのユーザー、いわゆるROMになればいい。もっと安全になりたければ、LANケーブルを引っこ抜くか、無線LANを無効にするか、回線を解約する事だ。

情報の発信、および操作には、大きなリスクがつきまとうのが世の常である。本当ならば、「何もしない、関わらない」のが最も安全であるのだから。


◆インターネットの本当に重要な使われ方 7月15日 HogeHoge World
http://hogehoge-world.seesaa.net/article/47918389.html

http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20070707

「連山」のリンクから読んだのですが、とりあえず、読んでおいて良かったと思います。

上記の記事によせられたスパム的なコメントの多さ(33件)に驚かされましたが、上記サイトの管理人さんはその事に対して寛容な方のようです。

トラックバックが1件も無かったのにも少々驚きました。コメントでなく、トラックバックにした場合自身に重い政治問題の責任の一端がのしかかるかもしれない、という防衛意識がはたらいた結果なのかなと思います。

現代の世界は、各国の多種多様の緊張が高まって、まるで地震の巨大なプレート同士がお互いの身体を押しつけあって、辛うじてバランスを保っているような状態とも言えるし、お互いに銃を突きつけ合いながら煙草をふかして雑談しているかのような奇妙さもあるし、人類自体が一種の活火山のようなものですから、時折噴火して、自分たちが火山だった事を数十年忘れていた、という事も歴史上よくありました。

こういう重い問題に、まともに意見を寄せ合って上記サイト管理人さんの言うようなシンクタンクにしていく事はできないのでしょうか。やはり、先に述べた政治がらみの責任を逃れるために、誰もがこの問題をほとんど無意識的に回避してしまっているのではないでしょうか。

とにかく、上記サイトの管理人さんはおそらくこう言いたいのだと思います。「今の世界のパワーバランスはいずれ崩れる時がくる。それはもはや明白で、誰にも避けられないかもしれないが、日本に偉大なシンクタンクが出現すれば、どうにか惨劇は回避できるかもしれない。」

なのに、真面目にコメントしている人が(全部は読んでいないですが)見当たりません。仕方がないので力不足とはいえ筆をとりました。

本来、国民レベルで知って、考えられてもよさそうなテーマが、まともに取り組まれないでいる。日本のインターネットはどこに行ってもそんな感じです。ごく一部の例外を除いて。日本人は明らかに中国人に比べて平和ボケですよね。
(後略)


(私のコメント)
ブログ版の「株式日記」にHogeHoge World のトラックバックがありましたが、興味深い事が書いてありましたので紹介させていただきます。以前にインターネットの閲覧有料化はまだ先のことだと書来ましたが、まだ当分は無料のサービスであり続けるだろう。欧米ではニュースサイトで有料のところがありますが、日本ではニュースサイトもまだ無料のままだ。

ウェブページに広告を載せたりして料金を貰うシステムもまりますが、ネット通販に結びつけるシステムでアマゾンなどでは広く利用されている。書評サイトなどで本を購入すれば一定の手数料などが入るシステムですが、小遣い銭程度にしかならない。年間購読料を取るシステムでは管理も大変で、読者も先細りになりやすい。

やはり、一回閲覧するごとに1円とか10円を徴収できるシステムが出来ればいいのだが、技術的に難しいのだろうか? このままネットが無料サービスのままだと質的な向上が難しいだろう。身の周りの出来事などを書いている分には無料でもいいのでしょうが、有益な情報を無料で書くような人は少ないだろう。

「株式日記」にしても本業が開店休業状態だからヒマなので書いているだけであり、本業が忙しくなればブログなど書かない。だから「株式日記」を閉鎖させようと思ったら景気を良くして不動産業が活発になることだ。東京や大阪の一部にはバブルが再発しているが全国的に広がらないと意味がない。

「株式日記」も大分メジャーなサイトになりましたが、どうでもいいようなくだらない事が書きにくくなりました。無料サイトなのだから内容がどうであろうとかまわないと思うのですが、クレームをつけて来る人がいる。クレームをつけるくらいなら見ないでくれればいいのでしょうが、書いている内容に対するものは大歓迎ですが、内容のない誹謗中傷的なコメントを書く人もいる。

特に女性のブログなどはセクハラ的な書き込みが多くて、コメントやトラックバックも付けられないブログがほとんどだ。私はアラシ投稿は無条件で削除するし、誹謗中傷は放置しておく事にしている。質問なども答えるのは時間的に無理なのでそのままということが多い。

私の方から他の人のブログにコメントを書くこともほとんどやらない。トラックバックもやり方もわからない。しかしブログを書き始めた人は宣伝の為にコメントで紹介したりトラックバックをつけるのは有効でしょう。私が書き始めた頃はYAHOOの掲示板や2ちゃんねるや阿修羅などに書き込んで宣伝してきた。

「株式日記」を毎日このように書き続けても、一体何の価値があるのかと思う時もあります。世論が変わるわけでもなければ無料サイトだから金にもならない。出版や講演会の依頼が来るわけでもなく、マスコミや政界や財界や学会へのうっ憤晴らしに書いているだけなのだ。

だからネットはあくまでもパーソナルなメディアであり、マスコミに対抗できるようなメディアではないのだろう。ネットが新聞やテレビの代わりになる時代が来るのだろうか? ブロードバンドでテレビと同じ事が出来るが、2ちゃんねるのひろゆき氏が言うように黒字にはならない。

このようにネットの世界はいまだに暗中模索の時代であり、ネットの商業化はまだまだ先の話だろう。ネットがパーソナルなものであり、無関係だった個人と個人とがアクセスできる事が一番のメリットなのだろう。そこから組織化して輪を広げていけば様々な活動にも使える。

日本の外交戦略や国防戦略などは無きに等しいのですが、ネットで知恵を出し合ってネット上のシンクタンクが出来ないものかと考えているのですが、日本人はもともと政治的な話はしたがらない。テレビなどでも政治討論などは政治家に占領されてしまって素人が政治的発言をする場所はない。

ネットが出来て始めて個人が政治的発言の場が出来ましたが、ブログなどでも多くの人が政治の話は難しいと避けてしまう。日本人は非常に臆病だから政治的な色を付けられるのを恐れるのだ。それに比べると欧米人にしろ中国や韓国の人たちにしろ政治の話が大好きだから、日本人と外国人が政治討論すると言い負かされる事が多い。

日本がアメリカの植民地状態になり、経済的繁栄にかまけて外交と防衛はアメリカに任せきりにしてきたから日本人は政治的に白痴化されてしまったのだ。政治家は国民からの支持がなければ何も出来ない。だから政治家ばかりを責めるのではなく、国民一人ひとりが政治に関心を持って、海外との外交や防衛を考えていかなければならないのだ。

従軍慰安婦問題や南京大虐殺問題などでは日本人も多少は反論するようになりましたが、それでもまだ左翼のプロパガンダをそのまま信じている人が非常に多い。NHKや朝日新聞などがいまだに左翼的なプロパガンダ宣伝をしているからですが、ネットで反論していく事で多少は流れが変わってきたのではないかと思う。

しかしNHKや朝日新聞は有料メディアであり、そこの記者たちは年収1000万円以上の給料を貰っているのに、ブログで反論している人たちは何の報酬も受けてはいない。まさにセレブな正規軍と貧乏なネットゲリラとの戦いが日本の現状なのだ。

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