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ブログは世界に約7000万あり、使用言語別では日本語が約37%と、2位の英語約36%、3位の中国語約8%を抑えてトップな
http://www.asyura2.com/07/it10/msg/430.html
投稿者 TORA 日時 2008 年 7 月 05 日 16:59:47: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu171.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ブログは世界に約7000万あり、使用言語別では日本語が約37%と、
2位の英語約36%、3位の中国語約8%を抑えてトップなのは何故か?

2008年7月5日 土曜日

◆ブログ:世界一は日本語 言語別発信、英語上回る 総務省 7月2日 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20080702k0000e040057000c.html

インターネットで公開されている国内のブログは08年1月末現在で約1690万あり、国内のネット利用者(約8811万人)の約2割が利用し、記事総数は約13億5000万本と、単行本約2700万冊の情報量に匹敵することが2日、総務省情報通信政策研究所の調査報告書でわかった。04年以降に急増したブログの本格的な実態調査は国内初めて。

 報告書は、同時に米国の会社による調査結果(削除済み分を含む)を紹介。ブログは世界に約7000万あり、使用言語別では日本語が約37%と、2位の英語約36%、3位の中国語約8%を抑えてトップとなり、日本人のブログ好きが浮かび上がった。

 調査は今年2月、ネット上の情報を自動収集するシステムと、全国の15歳以上のブログ開設経験者に対するアンケートなどを用いて行った。ブログ開設の動機は、日々の出来事を日記風に書くことでストレス解消に役立てる「自己表現型」が全体の30.9%で最も多く、開設者は10〜20歳代の割合が約4割と高い。自分の関心のあるテーマで知り合いを求める「コミュニティー形成型」が25.7%、自分の趣味について情報を整理・公開する「アーカイブ型」が25.0%と続き、若者だけでなく、30〜40歳代を含む幅広い年齢層に利用されている。

 国内のブログのうち、1カ月以内に1回以上、記事を更新するブログは全体の2割弱の約300万。新たに開設されるブログは毎月40万〜50万程度あり、ブログの閲覧者が意見や感想を書き込むコメントは1記事当たり1.5本前後あるなど、活発な情報交換が行われていることもわかった。

 また、約300万のうち約12%が「スパム(迷惑)ブログ」に該当。内訳は、販売誘導が38.3%で最も多く、広告収入目的が17.1%、アダルト・出会い系サイトへの誘導が7.0%と続いた。

◆言語を作り出す「感覚」 その4 日本人の失読症の不思議 2007年3月29日 光るナス
http://blog.livedoor.jp/appie_happie/archives/50851894.html

さて、失読症です。
要するにこれは、脳の一部が壊れてしまって字が読めなくなるという現象なんですが、脳ミソの中の「角回」というところをヤラれると、一般的に失読症を起こしてくると世界的に知られています。
世界的に、です。

ところが日本人の場合には、失読症に2つのタイプが出てくることが昔から知られていたんですって。
それは、一つはカナが読めないタイプ、もう一つは漢字が読めないタイプ。

これはどういうことかというと、つまりヤラれる場所が別だろうということですね。
んで、カナだけが読めないタイプというのは、世界的に知られている「角回」がヤラれている。
ところがここをヤラれていても、漢字は読めるようなんですよ。
だから、文章の意味は何となく分かる。
逆に、漢字だけが読めなくなるタイプの人は大変ですよね。
新聞を読んでもカナだけ拾って読むような、幼稚園の子どもみたいなことになっちゃうわけでしょう。

じゃあ、この漢字だけが読めなくなるタイプの人はどこをヤラれているのかというと、どうも視覚領に近い「相貌認知」をしている付近らしいんです。
「相貌認知」というのは、顔を見て誰というように判断することです。
人の顔や姿は、図形としても単一の図形ではありません。
それを一つ一つ認知できる。
そうして、その顔を見て誰、姿を見て誰、と分かるということは、誰ということを意味内容としてとることも出来るし、名前という音声としてとることも出来る、ということですよね。
そういうことをしている近くで、漢字の処理もしているらしいんです。


漢字というのはそれ自身がある意味を含んでいますし、しかもそれに対して音をあてる時に、音訓読みというとてもややこしいことをしなきゃなりません。
しかも多重読みで、一つの漢字でもいろいろな読み方をしたりしますね。
たとえば「重」。
重要なら「ジュウ」ですし、重複なら「チョウ」、重“い”と送りがなをすれば「オモ」ですし、重“ねる”と送れば「カサ」になる。
養老センセーは「フランス人なら、これは悪魔の言葉だ、と叫ぶに違いない」と仰ってますが・・・。(^o^)
これが日本語独特の発明、音訓読みです。

日本語では、字を読むために脳の2ヶ所を使っているだろうってことですね。
こういう言語体系はとても珍しい。
というか、日本語以外にはほとんどないんじゃないでしょうか。
ある抽象図形を多重読みして、しかもそれ自身が意味を持った言葉として見るという、そういう視覚的な入力を操作するのは、アルファベットを操作したり、その組み合わせを認識するのとは違いますね。
英語で「Brain」と書けば、そのかたまり1コで意味をなす一音ですし、「Brain」の読み方はほかにはないわけでしょう。

日本語は、漢字を使い出した時点で音訓読みをするような、つまりかなり視覚優位の言語になったということです。
見て判断し読み分け、意味をそれぞれとっていく。
音声言語に対し、視覚言語と呼ばれるゆえんです。
養老センセーは、「日本人のマンガ好きは、この視覚優位の音訓読みと決定的に関係する」と仰る。
そもそもセンセーは、マンガをルビのついた漢字だと解釈してるんだそうです。 (^o^)
日本のマンガというのは、漢字の音訓読みの能力を利用したもので、そもそも難しい漢字に読みガナをふること自体がマンガ的手法だ、というわけです。
「漢字と読みガナ」というのが、「絵と吹き出し」に対応している。

「つまり小学校の先生は、子どもたちの脳に、マンガを読む訓練を徹底的に施している。
そしてなにをいうかと思えば、子どもたちがマンガばかり読んで、じつに嘆かわしいという。
これを天に向かってツバキする、という。」
養老節全開です♪

というわけで、意識が働くときにどうしたって言語を使わざるを得ない以上、その言語の前提となるようなある種の「クセ」というのは、ものごとを認識するときにしてしまいがちな「クセ」でもあるのではないか、と思うわけです。
上記のことから見えてくるように、日本語がネイティブの人は相当 視覚系統優位の認識をしたりするんじゃないか、と僕が想っているのはこういう理由からです。


(私のコメント)
世界のブログの数の上で日本語のブログが英語を押さえて世界一であることは以前にも紹介しましたが、今でも第一位を守っているという事です。英語を公用語とする人口は14億人で一番多いのですが、日本語が公用語の人口は1億2千万人で10分の1以下なのですが日本語のブログが一番多いということはなぜなのだろうか?

インターネットの世界では英語が公用語のようなものだといわれていますが、日本語のほうが公用語としての資格を持っているのではないかとも言える。英語を母国語とする人口は3億8千万人ほどでそれほど多くはない。ところがイギリス、アメリカと英語を話す国が世界の覇権を持っていたがために英語を公用語として使われることが多くなった。

国際会議などでは専ら英語で会話される事が多く、英語の話せない日本代表はひたすら沈黙せざるを得なくなる。EUでも英語が標準語となりドイツ語やフランス語は完全にローカルな言葉になってしまった。アジア・アフリカでもイギリスの植民地だったところは英語が公用語となり、エリート達はイギリスに留学して英語がぺらぺらだ。

特に最近はアメリカが大量に発展途上国からの留学生を受け入れている事によって、英語の公用語化はかなり進んだ。最先端の科学技術などを学ぶにはアメリカの大学などに留学する事が唯一の手段であり、日本のように欧米に技術を日本語に翻訳して日本語で高等教育を行なっているところは例外的だ。

最近では小学生から英語を学ぶようになり、英語が出来ないと時代に乗り遅れるかのような騒ぎ方をする学者、文化人もいますが、日本人の英語能力は落ちる一方なのはなぜなのか? かつてのアメリカの国力やソフトパワーは圧倒的だった。しかし最近はアメリカの力にも陰りが見られるようになった。外交においてもアメリカは孤立してアメリカの言いなりになっている主な国は日本ぐらいだ。

90年代のアメリカは、IT革命で恒久的な繁栄を維持出来るとまで言われて、インターネットは大革命を起こすかのような事まで言われた。そのインターネットにおいて英語が公用語であるかのように言う人もいるが日本語のブログの数が世界一ということは何を意味しているのだろうか? ソフトパワー発信力が世界一であると言えるのではないだろうか?

日本の場合はインターネットにアクセスするにはパソコンよりも携帯電話をツールとすることが多く、世界的にもケイタイがネットツールの主流になるだろう。しかしケイタイにおいて欧米は相変わらずG2レベルなのに比べて日本はG3レベルのケイタイを使ってダントツにリードしている。これをガラパゴス化と言う人もいるが、日本の開発力に欧米が付いてこれないのだ。

このような状況ではたして英語が有利とされる要素がはたしてあるのだろうか? 例えば、英語と日本語のブログの文章を読むときにどちらが早く読むことが出来るだろうか? 英語のような表音文字で書かれた文章の場合は読んで脳の中で発音して意味を理解しますが、脳の「角回」と言う所をやられると失読症になる。

アメリカ人は10%が失読症といわれますが、トム・クルーズやブッシュ大統領なども失読症といわれています。アルファベットが並んでいてもどのように発音するか分からなくて意味がつかめない症状ですが、英語の場合特に綴りと発音が同一でないから失読症が酷くなる。そうではなくても読み書きに時間が余計にかかる事が多いのではないだろうか?

日本語の場合は「角回」がやられても漢字はわかるという例があり、ひらがななどの表音文字は読めないが漢字の図形で意味を読み取る事ができる。つまり日本語は脳の二ヶ所で文章を読んでいるという事が推測できる。つまり英語がPentiumなのなら日本語はCore2DUOのようなもので処理能力は数倍も早いのではないだろうか?

つまり英語は発音もスペル通りではなく、音声変換しなければならないから読んで意味が分かるまでに時間がかかる。それに対して日本語は漢字だけ拾い読みしていれば大体の意味は分かるから見るだけでも意味が読み取れる。だから同じA4一枚の用紙に書かれた文章を見て理解するスピードは日本語のほうが圧倒的に早いようだ。

だから英語が出来ないとインターネット社会に乗り遅れるという事は間違いであり、翻訳などはコンピューターに任せておけばやってくれる時代がきている。日本の学者や文化人が言っていることは間違いばかりだ。英語教育も英会話ばかり教えているがインターネットの時代には読み書きのほうが大切だ。そして機械翻訳されたへんてこな日本語を正しい日本語に直す国語力のほうが大切だ。

インターネット上におけるソフトパワーの競争も欧米においては英語が勝利者になったようですが、日本語という有力な挑戦者が現れたという事が出来るだろう。最近、唐津一氏の本を読んだのですが、近頃は日本語の達者なアメリカ人のエンジニアが多くなったと書いてある。

台湾や韓国や中国のエレクトロニクス産業にしても日本語のできる技術者が支えているのであり、アメリカと言えども日本語が出来ないと日本のエレクトロ産業や製造技術は理解出来ないから、技術の世界では英語から日本語が公用語になる時が来るだろう。何しろ英語はシングルコアのCPUであり日本語はダブルコアのCPUで読んでいるようなものだから敵う訳ないのだ。

インターネットと日本語の関係から考えてみたのですが、シンガポールのリークワンユー元首相などは日本人は英語が出来ないからインターネットに乗り遅れるとか行っていましたが、日本は今や一世代先のネット社会を築いている。きっと英語よりも日本語のほうがネットに適しているからだろう。だから日本語の国際化を目指して普及を図って行くべきなのだ。


 


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