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Re: 予想通りの展開ですね。>その予想は的外れだろうと思いますよ。(苦笑)
http://www.asyura2.com/07/kenpo2/msg/379.html
投稿者 考察者K 日時 2009 年 2 月 01 日 14:48:47: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: 予想通りの展開ですね。 投稿者 Ddog 日時 2009 年 2 月 01 日 13:13:05)

>Ddogさん どうもです。

どうも、全く見当違いの見識のようですね。

>【K殿の自己矛盾は護憲論の立場にありながら、憲法論議を受け入れることにある。改憲論者との対話を一切拒否し思考を停止している空也殿の方が、むしろ自己矛盾を抱えていないであろう。】

以前から、Kの主張は全く逆の見方によって成立しています。
Kの意見は「改憲派が増殖する前に、今の内に、現憲法に国民的承認というお墨付きを与えてしまった方が良い」という考えに基づいています。

分かりにくいでしょうかね?
改憲派の言い分は概ね「自主憲法ではない・経年疲労がある・武力は防衛上必要」の3つです。
従来の護憲派は、議論拒否で来ていますが、Kは、この辺で本土決戦して、「自主憲法と、経年疲労の2つの改憲派から奪い去ってしまおう」という戦略論から「議論を受け入れよう」と主張しています。

【現憲法に国民的な承認を与え、自民党の愚かしさを思い知らさねばならない。 考察者K】
http://www.asyura2.com/07/idletalk23/msg/102.html

読む気はないかもしれませんが、これが、憲法板が出来る直前の時のKの戦力的護憲活動です。

>【K殿の主張を分析する限りでは日本国憲法は100年後も一切書き直さない不磨の憲法だとは思ってはいないようですが違いますか?私は時代に応じて改憲すべきであると考えています。】

Kの護憲は、9条護憲と「人権・国民主権の護憲」ですから、経年疲労があるのなら改正すべき点は改正すればいいと思っていますよ。特に「人の上にいる人」を認める天皇制度に関する部分は「時期が来たら廃止されるべきもの」と考えています。ただし、今はまだ時期尚早かなと判断もしています。
それも、あちらこちらに書いていますよ。

Kは★阿修羅♪の護憲派の中では異色の「核武装の抑止力は持っても良い派」です。
これは、国家を守る武力ではなく、国民を守る抑止力であり、「非核三原則」は「憲法の中の規定ではない」ことを理由にしています。
K以外にもKに近い考えの人で以前にはODAウォッチャーズさんという人もいましたが、排除されてしまいました。

【その時代感覚のまま鎖国的感覚でいる日本人に対し、私を含め改憲を思う人間は憂慮を抱いているのである。「国家の犬として尻尾を振る」という発想は、非論理的な中傷でしかない。自衛隊を支持する国民は80%以上だと思うが、一時期50%を越えた改憲支持者が40%台程度まで落ち込んでいることに対して憂慮しているのです。】

Ddogさんは、江戸期以前の戦争の形態は知っているのでしょうか?
多くの人が勘違いしていそうですが、主に戦うのは「サムライ」よりは農民だったのですよ。
その証拠に、武田と上杉の決戦は農期によって左右されたのです。

多く日本国民が勘違いしていそうですが、本格的に戦争になったら自衛隊は守ってくれるのではなく、国民の盾に隠れるのです。
自衛隊100万人構想というのがあり、実際の元自衛官に聞いたのですが、現行の20万の自衛隊員は「指揮官」になり、実際前線に立つのは、徴収された一般人になると言ってました。

もちろん、絶対そうだと強弁する気はありませんが、常識的に考えても、今の自衛隊員の人数では「本格的な戦争になりませんね。」
その時、守ってもらえると思っていた国民は、自衛隊の前に立たされ、「自分の国を守るのは国民の義務だとか言われて、背後からも銃を向けられる。」というようなことになる可能性は十分にあるはずです。

現実的に自衛隊が守るのは「国民ではなく、国の領土であり、国の中枢機構」ということは、以前に自衛隊の見解として出されています。国民の生命財産を守るのは「警察の仕事」だそうです。

ハッキリ言いましょう。Kは日本国という「領土国土」を守るために、自分の命を盾にする気はありません。
おそらくは、Kと同じように考える人は多いでしょう。

これは、仮に侵略行為を受けた時でも「戦う」のも「降伏」するのも、選択するのは主権者たる国民であり、「国が戦うことを強制するべきではない」という「現憲法の精神」に通じていることが理解できませんか?

もう、同じことを繰り返して書いているのですが、現憲法が禁じているのは「国家権力が行う戦闘行為」です。

Kが主張しているのは主権在民・人権保護なのです。
国家の都合によって、国民に戦争を強制するような状況ということです。
そのような暴走をいさめているのが、憲法の前文と9条です。

自衛隊論の付いては、その意味を分かってくれないとかみ合わない気がするが、問題は「それを主権在民が望んだのか?国家の独断専行行為か?」が違憲の分かれ目と考えています。
問題は「国家が持つ武力か?」「国民が持つ武力か?」ということであり、K自身は一概に違憲としているわけではない。
つまり、ここを判断するのは「政府与党」が、どう考えて作ったとするか?の認識問題であり、現憲法が、日本国民に自分を守るための自衛力を放棄させる憲法とも思っていない。 

日本国民と日本の国権の差を理解して、議論して欲しい。

 


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