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砂漠こそは火山灰の宝庫
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投稿者 不動明王 日時 2007 年 2 月 11 日 09:16:10: Wge0l2yvbkAIg
 

 砂漠は世界最大の且つ地球上で最後に残されたフロンティアである。この砂漠の砂こそが、世界最大の未利用資源であり、実にその性状は火山灰そのものである。これは、人類史上において誠に画期的な大発見である。この砂漠こそは、歴史的に最後に残された有効活用が可能な天然資源である火山灰の宝庫とも言えるものだ。 
  
 火山灰を有効に活用していけることが明らかになってきたこの段階で、その火山灰が実に地球上で最後に残された最大の天然の未利用資源であることも既に指摘した。そこでこの火山灰が大量に賦存している場所が、実に、砂漠に他ならないことを指摘しよう。これは実に、誰も明確には気付かなかった歴史的大発見ではないかと思われる。全く何の利用価値もない砂漠の砂が、実に有効な資源に大変換していく可能性を有することになった。

 岩石が風化し崩壊してできた一般の砂利や砂では、太陽の光熱によって表面が熱くなるほど断熱性もないが、火山地帯や荒れ地や原野や砂漠の火山砂は決して熱くならないほど、極めて断熱性に富んでいるものである。これは日本の海岸の砂でも、断熱性において相異があるようだ。即ち、海岸の場所により、岩石が風化した砂で熱いものと、火山灰による砂で熱くないものとの相違である。これは、実に、多くの人の常識を打破する画期的な思考と言えるだろう。

 即ち、砂漠の気候が暑いのは、水分が無く太陽光熱が熱いからだ。砂漠の砂自体は、断熱性に富み、決して熱くはないのである。ここに大きなヒントが隠されていると言えよう。砂漠では、ジープがパンクもしないで疾走したり、ラクダや人間が裸足で歩けたり、様々な動物や昆虫が棲息するという事実からも、砂漠が決して熱くはなく、そして不毛の地ではないと言うことが、容易に理解できるであろう。即ち、砂漠は、豊富な火山灰、火山砂という、実に豊かな世界最大の未利用資源が存在する宝庫なのである。

 当方が実に、砂漠の砂は火山灰であることに気付いたきっかけは、一枚の写真であった。それはある観光旅行会社のパンフレットであった。そこには南太平洋の某島の海岸で、上半身裸でシーツも何も敷かないで炎天下の太陽の下で寝そべる女性の姿であった。この一枚の何気ない写真が不思議と言いようのない衝撃というか注意を引いたのであった。何も不謹慎で女性のヌード姿の写真に見とれたわけでも無く、当方の遙か来し方の原体験と不思議と重なって、故郷の福井で過ごした子供の頃の記憶が呼び戻されたのであった。

 これは何かと言えば、夏の炎天下での海水浴の光景や体験であった。太陽光線により射熱輻射された故郷福井の海岸の砂の熱さは今でもはっきりと思い起こされるほど、熱くてしようがないものであり、海水浴の際には、砂浜をとても裸足では歩けないものであった。浜茶屋で海水着に着替えた後は一目散に海岸に向かって走るか、サンダルのような物を履いて行くしかないほど、砂の熱さはとても我慢できるものではなかった。

 こうした子供の頃の原体験というべき記憶の中にある砂は、太陽光熱により熱された熱いものであり、とても裸足で歩けないものという記憶であり意識であった。それが社会に出て間もなく見た観光パンフレットによる南太平洋の海岸でシーツやマット無しで寝そべる女性の裸同然の姿は、「一体何だ、これは」と激しく興味をそそられた想いがしたものだ。その後、伊豆七島の島々の海岸や、また日本列島の様々な海岸でも、同じような光景があるのを見聞した。

 そこで解ったことは、海岸の砂には、当方が子供の頃に夏の海水浴で体験した太陽光熱で熱く熱せられる砂と、外に、全く太陽光熱により影響を受けずに、即ち熱くならない砂があることを知った。これは、前者は、コンクリートに見られるように、岩石と同じ成分であり、岩石が砂利や砂に崩壊・解体されていく過程でできた砂であり、これは太陽光熱により暖められて熱されるものである。

 ところが一方の全く熱くならない砂とは、岩石が風化解体されてできたものではなく、別の由来に関係する砂であると言うことだ。これが実に断熱性に富み、微細で複雑な結晶構造を有し、昆虫や微生物も生息し得るほどの通気性や断熱性を有するものであることが解ってきた。こうした海岸の砂には決まって、単に太陽光熱により熱くならないと言う側面の背後には、様々な昆虫や微生物が生息していることも知った。

 こうした一例を挙げれば、後日知ったことだが、北陸の金沢近郊の海岸でも、また、千葉県の外房の海岸でも、そして、東北の三陸海岸の釜石近くにある浪花海岸でも、実に夏の炎天下でも太陽光熱に晒されても全く熱くならない砂であると共に、多くの虫が生息していた。砂をよく見ると実に多孔質の結晶をしており、通気性にも富んだものであった。
 極めつきの写真は、某高名なカメラマンが写した中央アジアの砂漠を疾走する馬車の姿であった。普通の人は殆ど気付かないものだが、何と当方は、そこに写っている写真に不思議と見とれたものだった。それは砂漠の砂に明確に写っている車の轍(わだち)であり、砂埃(すなぼこり)であった。「一体それがどうした」と言う者が殆どであろうが、ここが大きな発見に至る分かれ目とも言えるだろう。

 つまり、普通の岩石が風化してできた砂の上を馬車や車が疾走しても、砂が湿っていない限り、轍やタイヤの跡ははっきりと付かないものである。そして轍や車の跡が付く以上、湿っているが故に、砂埃は立たないのである。つまり、普通の砂では車輪の跡と砂埃は両立しないのが常識である。それが砂漠を疾走する馬車が走った跡は、くっきりと轍が残ってしかも砂埃が立っていたと言うことである。これは実に砂漠の砂が、単に岩石が風化してできた普通の砂ではないと言う大きな疑問から解明へと繋がっていくことになる。

 この光景は日本でも、注意深く見ると、渚ドライブウェーと言われる海岸でもよく見られるものだ。即ち、普通、岩石が風化した海岸の砂では、砂が崩壊し易いために、雨で砂が湿っていない限り、車が走ってもタイヤが砂中にめり込んで、容易に疾走できるものではない。逆に言えば、砂が湿っていれば、タイヤは砂の中にめり込まないで疾走できるというものだ。そして疾走できる際には、砂埃は立たないものだ。こうした海岸は先程の金沢近郊の海岸の渚ドライブウェーでも見られるし、千葉郊外の房総の九十九里浜海岸でも見られることだ。

 こうした車や馬車が、乾燥した砂の上を疾走してもくっきりと明確な跡が残り、且つ砂埃(すなぼこり)が舞い上がるという光景は、砂漠の砂、そして渚ドライブウェーの海岸の砂は、共に同じ性状、成分であり、同じ生成・起源であるものと推察されると言うものだ。その結果、これらの砂漠の砂や渚ドライブウェーの砂は、実に火山噴火によりもたらされた火山灰起源の砂であるという結論に到達した次第である。

 こうした観点から、砂漠や、その砂漠の砂を改めて観察すると、実に様々な現象や光景が解ってくる。即ち、世界中の荒涼とした原野や荒れ地や広大な砂漠の砂は、実に火山噴火の際にもたらされた火山灰である。そして砂漠ばかりではなく、地球上の殆どの地表面は火山灰に覆われており、それらがその地域特有の気候や風土により、風化した火山灰として、強酸性物質などの成分の一部が溶脱し変質したりして、ゼオライトや粘土や腐葉土質に変化したしていっていることが多い。

 その中でも砂漠の砂は、地域の気候風土の特性によっては、幾分成分が溶脱したものもあるが、大抵の砂漠の砂は火山灰そのままの原形を留めていると言っても良い。実に、これは極めて破天荒で大胆な発想であり、歴史的にも一大発見であろう。つまり、世界的にも火山地帯をはじめ、多くの荒涼とした荒れ地や原野、砂漠地域に、無尽蔵と言っていいほど賦存する砂は実に火山灰である。荒涼とした原野や砂漠の砂は、単に岩石や砂利や砂が風化して微細になったものではない。そもそも成因や結晶構造が異なるものである。

 岩石が風化し崩壊してできた一般の砂利や砂では、太陽の光熱によって表面が熱くなるほど断熱性も耐火性もないが、火山地帯や荒れ地や原野や砂漠の火山砂は決して熱くならないほど、極めて断熱性に富んでいるものである。即ち、砂漠の気候が暑いのは、水分が無く太陽光熱が熱いからだ。砂漠の砂自体は、断熱性に富み、微細な結晶構造で多孔質の性状を成しており、決して熱くはないのである。ここに大きなヒントが隠されていると言えよう。

 砂漠では、ラクダや人間が裸足で歩けたり、様々な動物や昆虫が棲息するという事実からも、砂漠が決して熱くはなく、そして不毛の地ではないと言うことが、容易に理解できるであろう。即ち、砂漠こそは、世界的に見て実に最後に残された未利用の無尽蔵な資源である豊富な火山灰の宝庫なのである。火山灰、火山砂という、実に豊かな世界最大の未利用資源が存在する天然資源の宝庫なのである。これは正に世界的な大発見であると言えよう。

 ここで、砂漠の砂、即ち、火山灰が招来する様々な特性、性状において、非常に解りやすいものは、火山灰の断熱性、耐火性である。そしてこの外には、吸着性、耐酸性、耐アルカリ性、殺菌性、滅菌性、堅固緻密性、水に弱い崩落性、微細で多孔質な結晶構造性、超軽量・浮遊性などである。これらの特性に関する諸現象について、先程の砂漠を疾走する馬車の轍や砂埃との関係や砂漠に棲息する多くの動植物との関係を含めて幾つかの事例を挙げて紹介しよう。

(1)湿ってもいないのに砂漠の砂に轍と埃が
 普通の岩石が風化してできた砂の上を馬車や車が疾走しても、砂が湿っていない限り、轍やタイヤの跡ははっきりと付かないものである。そしてこうした砂の上に轍や車の跡が付く以上、砂自体が湿っているが故に、砂埃は立たないのである。つまり、普通の岩石が風化した砂では車輪の跡と砂埃は両立しないものであるのが常識である。それが砂漠を疾走する馬車が走った跡は、くっきりと轍が残ってしかも砂埃が立っていると言うことは、実に砂漠の砂が、単に岩石が風化してできた普通の砂ではないと言うことで、他ならぬ微細で緻密で超軽量の結晶構造を有した火山灰であるからだ。

(2)車が砂漠を疾走できるのは何故だろう
 サハララリーとかで、砂漠の中を車で疾走するレースが行なわれる。これもよく見ると、普通ならば、砂の上を車が疾走すると、車の重量でタイヤが砂の中にめり込んでいくものだが、決してそうはならず、まるで堅固なコンクリート道路の上を疾走しているものだ。何も砂漠の砂を人工的に固めて疾走しやすくしたものではないのは明らかだ。実にこの砂漠の砂こそ、火山灰に他ならない証拠であり、複雑で緻密な結晶構造を有する火山灰の性状により、噛み合い効果を発揮して、堅固な地盤を形成するものだ。普通の砂漠の舞い上がる砂塵を見ていると、不思議に思うものだが、一旦、締め固められたが堅固な構造を発揮していくもので、それが風や雨水などで崩壊すると、あたかも泥流や土石流の如く崩落し飛散し浮遊していくものである。

(3)砂漠の砂は何故に熱くないのか
 北アフリカのチュニジアの砂漠で、海岸近くの砂浜に小さな虫が多く棲息していた画面がテレビで映し出されていた。普通は、太陽光熱が強い砂漠の砂浜は熱く照射されて、とても昆虫や生物が生存できないほどであるのが常識である。例え、海岸であっても、砂漠であることには変わりはない。このように、多くの砂漠では、ラクダや人間が裸足で歩けたり、様々な動物や昆虫が棲息している。この事実は、実に砂漠が決して熱くはなく、そして不毛の地ではないと言うことを物語っている。然るに、海岸近くの砂漠の砂浜に小さな虫が大量に棲息しているのは、その砂浜の砂が多孔質で断熱性に富んだ火山灰であるからに他ならない。砂漠の砂が熱いのは太陽光線で乾燥し水分が消失しているから熱く感じるのであって、砂漠の砂自身は、内部に潜れば極めて断熱性、耐火性に優れており、内部まで太陽光熱が浸透はせずに、ひんやりとし、それが為に多くの動植物が棲息できるものである。夏の季節に、コンクリートの上を裸足で歩いてみれば、熱く感じてとても歩ける状態でないのが解るというものだ。

(4)凝灰岩が堅固な住居を提供
 先日、北アフリカの砂漠の民であるベルベル人の垂直に切り立った洞窟住居、穴居住居がテレビで映し出された。正に切り立った断崖絶壁の住居構造を可能ならしめるのは、火山灰が凝固した凝灰岩によるものであろう。乾燥した火山灰だからこそ、湿気もなく、カビも生えずに快適な環境を提供してくれるものと言えよう。実に、ベルベル人の穴居住居は、堅固な構造を有する火山灰が凝固した凝灰岩によるものである。

 なお、切り立った洞窟住居は、中国の黄河上流の黄土高原にも見られるものだが、こちらも同様に、火山灰が堆積し凝結した結果、微細な結晶構造が緊密に噛み合わさった故の堅固な構造と言えるであろう。他にも、絵葉書などで見ると、ギリシャ地方に断崖絶壁上に古い教会建築物が建てられていたが、案外、垂直の切り立った断崖上に建築されているのにも拘わらず安全なのは、火山灰が堆積し凝固した結果の凝灰岩による土質の影響であるものと思われる。

(5)海岸近くの砂漠の砂浜から塩分が無い真水が浸出 
 アフリカの砂漠の海岸近くの砂浜で、住民達が穴を掘ってそこから水を汲み出していたが、そこから湧き出る水は何と、飲料に供していたほどに、真水であった。普通は、海岸近くから浸出する水は、海水が浸透してきて塩分が混じっていることが多いが、何も塩分が混入していなくて、実に真水になっているようだ。これは正に砂漠の海岸の砂が火山灰の砂であるためで、火山灰による海水中の塩分の吸着効果によるものであろうと思われる。先に指摘した米国のフロリダ半島での、海水が真水に変化する現象と同じ原理によるものと言えよう。

(6)黄土高原からの黄砂は火山灰
 遠く日本や米国にまで飛散し飛来してくる黄砂の発生源は、カザフスタン東部の砂漠地帯(サルイ・イシコトラウ砂漠など)、タクラマカン砂漠・ジュンガル盆地、ゴビ砂漠とその南縁の小砂漠群(バタインジャラン砂漠、ソニド盆地など)、黄土高原(オルドス)であるが、それらの黄砂も付近や更に遠い西方の火山から偏西風に乗って飛来して来たものであろうと思われる。この黄砂は微細な粒子結晶の火山灰に他ならず、黄河の濁った水流を観察すると、実に微細な火山灰特有の泥流である。火山灰地は、こうした水に弱い泥流と化す災害地であるか、または砂漠などの不毛の地となっている場合が多いようである。
なお、黄河が流れ込む渤海湾は火山灰・黄砂が沈殿堆積した泥の海であるようだ。

(7)砂漠の砂が海水を濾過
 火山灰地である砂漠の海岸近くの砂浜から塩分が出ない真水が浸出するのも火山灰の性状に由来するものだ。北アフリカの砂漠の海岸近くの砂浜で、住民達が穴を掘ってそこから水を汲み出していたが、そこから湧き出る水は何と、飲料に供していたほどに、真水であった。普通は、海岸近くから浸出する水は、海水が浸透してきて塩分が混じっていることが多いが、何も塩分が混入していなくて、実に真水になっているようだ。これは正に海岸の砂が火山灰の砂であるためで、火山灰による海水中の塩分の吸着効果によるものであろうと思われる。先に指摘した米国のフロリダ半島での、海水が真水に変化する現象と同じ原理によるものと言えよう。

(8)敦煌遺跡の壁画の保存状態が良好なのは火山灰が関係
 目下、日本の高松塚古墳内部の壁画は、開封して時間が経過してくると、湿気の充満などでカビが発生して大問題となっているようだ。然るに、中国西域のシルクロードの敦煌などの古代遺跡の壁画の保存状態は極めて良好だ。この付近は見渡す限りの砂漠地帯であるが、細かな微粒子の堆積する火山灰地帯である。恐らく、この敦煌遺跡の内部の壁も、吸湿性に富んだ火山灰により形成されているものだろう。それ故に、壁画の保存状態が良好なのは、火山灰に関係しているものと思われる。

(9)裸足で疾走できるのも火山灰が原因
 かつてマラソンで、裸足で力走するエチオピア出身の選手がいたが、これは普通の堅いコンクリート上では、幾ら堅固な足を有していても、長時間の走行は無理である。何故なら足の筋肉に多大な負担が掛かるからである。現地では裸足で走っても、コンクリートの路上では、最後には靴を履かざるを得なかったようだ。これは猫でも、柔らかい土の上に落下すれば怪我がないが、コンクリート上に落下した場合には、骨折することも有り得ることでも理解できる。そこで、裸足のマラソンランナーの場合は、エチオピアの高原地帯の土が柔らかく弾力性に富んだ火山灰であったからこそ、鍛錬によって、マラソンのような長時間疾走が可能であったものと言えよう。

(10)ジンギスハーンの大陸制覇も火山灰草原が大きく貢献
 一三世紀の初めにモンゴル帝国を興したジンギスカンの広大なユーラシア大陸制覇を可能にしたのは、騎馬軍団による迅速果敢な戦闘技術によるものである。ところが、この短時間で草原の大移動を可能にしたのは、実に、草原の有する土の特性に他ならない。即ち、断熱性があって堅く敷き固められた柔らかい火山灰の影響である。この草原こそ、下手すると、乾燥化して砂漠化と隣り合わせのものでもあるが、これにより、馬の全力疾走を可能にし、一気呵成に大遠征を可能にし、大帝国の建設を成し遂げられたものである。

 目下、地球上の砂漠は、数年に一回程度大雨が降る以外は、殆ど降水のない地域で、川は大雨の後だけ一時的に水が流れるところが多い。気温の日較差が著しく大きいので、岩石の風化と風食が盛んな地域である。この砂漠の定義に関しては、広辞苑や気象の辞典によれば、『砂漠とは、乾燥気候のため、植物がほとんど生育せず、岩石や、砂礫からなる荒漠不毛の広野』とされるぐらいである。然るに、世界最大の過疎荒廃地である砂漠が、決して不毛の地ではなく、不毛の砂漠の砂こそ、火山灰に他ならず、火山灰が有効利用できものである。実に砂漠こそが、地球上において最後に残された、世界最大の未利用天然資源の火山灰の宝庫と言えるものだ。既に砂漠が、世界最大の未利用資源の宝庫であることが解った以上は、その開発に大きな歴史的展望が開けてきたと言えるだろう。この指摘は、実に歴史的にも画期的なものと言えよう。

 なお、この地球上の実際の砂漠地域を見ていくと、殆ど全大陸に亘って広大に広がっていることが解る。特に、北緯三五から五〇度に亘る中緯度砂漠が有名だが、これは中緯度においてほとんど常時吹いている西寄りの風である偏西風の影響も関係しているものと思われる。世界の砂漠は、中規模程度の砂漠まで含めると非常に多く存在しているものだが、大砂漠は次の通りである。

 北アメリカ地域では、アメリカ西部のグレートベーズン砂漠(Great Basin)四九万平方キロ(以下、単位は平方キロ)、メキシコのチワワ砂漠(Chihuahuan)四五万、アメリカのアリゾナ州、カリフォルニア州およびメキシコのソノラ州にかけて広がるソノラ砂漠(Sonoran)三一万、アメリカ南西部のカリフォルニア州、ユタ州、ネヴァダ州、アリゾナ州にまたがるモハーベ砂漠(Mojave)七万、
 南アメリカ地域では、南部のパタゴニア砂漠(Patagonian)六七万、チリ北部のアタカマ砂漠(Atacama)一四万、

 オーストラリアでは、南部のグレートビクトリア砂漠(Great Victoria)六五万、北西部のグレートサンディ砂漠(Great Sandy)四〇万、中央部のシンプソン砂漠(Simpson)一五万、

 アジア地域では、サウジアラビアのアラビア砂漠(Arabia)二三三万、モンゴルのゴビ砂漠(Gobi)一三〇万、中央アジアのトルクメニスタンにあるカラクーム砂漠(Karakum)三五(三〇)万、カザフスタンとウズベキスタンにあるキジルクーム砂漠(Kyzylkum)三〇万、中国の新疆ウイグル自治区にあるタクラマカン砂漠(Takla Makan)二七(三二)万、イラン北部のカビル砂漠(Kavir)二六万、シリア砂漠(Syrian)二六万、パキスタン東部のタール砂漠(Thar)二〇万、イラン東部のルート砂漠(Lut)五万、

 アフリカ地域では、サハラ砂漠(Sahara)八六〇万、南部のカラハリ砂漠(Kalahari)二六万、ナミビアのナミブ砂漠(Namib)一四万、などが有名で、他にも、スーダンのヌビア砂漠(Nubian)、ケニアのニーリ砂漠(Nyiri)、国土の三分の二が砂漠のモーリタニアの砂漠などがあり、アフリカ地域は小計九〇〇万平方キロで多く、地球全体の合計では一七六五万平方キロにも達する。

http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98/kazanbainokosatu.html

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