http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070819AT3S1701918082007.html

　経済産業省は米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）と共同で、今秋から地球の陸地全域を三次元画像にする事業を始める。日本が開発した光学センサーを活用。地表が反射する太陽光の波長を判別し地下に埋蔵されている物質を特定するため、現地調査をしなくても石油などの埋蔵地帯が分かるという。

　画像を撮るのは、ＮＡＳＡが1999年に打ち上げた人工衛星「Ｔｅｒｒａ（テラ）」。事業は2008年度までに終え、三次元画像のデータベースは日米政府で共同管理する。日米の安全保障に支障がない場合に限り、データを資源探査業者などに無償で提供する方針。提供条件などについては両国政府で詰める。 (11:42)

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