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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200709131830
【Technobahn 2007/9/13 18:30】土星の観測を行っているNASAのカッシーニ探査衛星が観測中に強い宇宙性の照射を受けて機能障害に陥っていたことが13日、NASAの発表によって明らかとなった。
NASAの発表によると、カッシーニ探査衛星は10日、フライバイ（惑星や衛星の重力を利用して推進力を得ること）で土星の衛星の一つとなるイアペトゥス（Iapetus）に1000 マイルの距離に接近して写真撮影を行うことに成功、しかし、その後、イアペトゥスの画像を地球に送信する段になって非常に強い宇宙性の照射を受けて機能障害に陥ったとしている。
この宇宙線の影響で、カッシーニ探査衛星は自動的に保護装置が働き機能維持に必要最低限の回路にだけ電気を供給する「セーフ・モード（safe mode）」に移行。現在、地上管制による機能回復に向けた復旧作業が行われており、NASAでは週末までには機能は回復する見通しと述べている。
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