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地球を知る!!・・3 未知の驚異! 南極の棚氷と氷河
http://www.asyura2.com/07/nature2/msg/571.html
投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 3 月 01 日 08:07:48: 0zaYIWuUC0gac
 

http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6875788.html

「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月1日です。私が以前アップした「地球を知る!」に、TKさんから『地球を知る!!・・3 未知の驚異! 南極の棚氷と氷河』というタイトルのコメントが寄せられました。

 今回TKさんから寄せられたコメントは、「温暖化の対策強化・議定書計画、改定案」の作成に関わられた、経済産業省の優秀なキャリア官僚の方々に、是非とも読んでいただきたい内容ですので、ブログ本文として掲載します。

(以下転載)

 地球を知る!!・・3 未知の驚異! 南極の棚氷と氷河 

  2月25日TV「ニュース23」で旧・公害研の西岡参与とか江守とか、温暖化をにぎわす面々が集まって地球温暖化のことを討論してました。日本のIPCC のメンバーですが、「IPCC評価報告」の実態は、こうした日本の、専門不明の面々が請け負って作っているといえます。

 なお、「地球温暖化への懐疑論に関する考察」とか言う反論が出て、いくつかVersionがでている。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/publ/geosci/kaigiron.html
(このレポートの英文和訳は、文末に掲載)

 この中には文字通り「人為の二酸化炭素」がある。そして、その最初には、「人為起源の二酸化炭素が地球温暖化を起こすこと・・人為起源温暖化論・・については、多くの科学者の間で合意が得られたと言える。しかし、少数ながら、それを否定したり強く疑ったりする議論もなん通りか聞かれる。」・・とある。

 でも、いまだかって、誰も人為起源の二酸化炭素が地球温暖化を起こしたというデータは示していない。さらに懐疑論というのは、「温室効果」そのものを否定するというものではない。

 「(温室効果は)水蒸気の方が大きい。」のように、言わば『同じ穴の狢』レベルの中での甘い議論。(「熱力学の法則」は物に関係しない、二酸化炭素であろうが水蒸気であろうが同じこと。)

 でも、昨年2007年に「理論物理学」から、『温室効果』そのこと自体を、永久機関として根本から覆す決定的な論文がでているなど潮目が変わろうとしている。
Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner (2007)
http://arxiv.org/abs/0707.1161v3

 「温室効果」「温室効果ガス」は、ほとんど詐欺に近い言葉でありながらも、それが中心に据えられ、あたかも実態があるかのごとく今までまかり通ってきたわけですが、大きな変化の兆しではないでしょうか。今後、どう反論するんでしょうか!

「温室効果」とされるが、実際は“地球の「表面」(上空;-18℃)の温度と、「地表」(+15℃)の温度の差(33℃)”で、これは実は“大気の圧力(気圧)効果”。「重力(引力)」だから“地球固有”のものといえるのです。(→ボイル・シャルルの法則)

 「地球の平均温度は15度であるが、もし、温室効果ガスが存在しなければ、平均温度はマイナス18度になる。温室効果ガスが、実に33度の温度上昇に貢献している訳である。温室効果ガスが無ければ、地球は氷の惑星であったかもしれない。」
 http://homepage3.nifty.com/futailo/za-co2-1.html

 また、
「温室効果気体は地上気温を-18℃から15℃まで33℃暖める効果を持っているわけです。もし、この温室効果気体が増え続けた場合、赤外線を吸収する量が増えるため、地上気温が現在より高くなる可能性があるというのが地球温暖化問題の発端になっています。」 
  
 などとあるが、温室効果ガスはなくても、[引力]は、今後も増えたり減ったりするものではないのでご安心を!!。
 二酸化炭素・・とはまったく関係なく、“引力”だから、温室効果ガスを削減とか必要はありません。

 因みに、温度は気圧によって変わります。(断熱圧縮。ボイル・シャルルの法則)
 「高気圧」のときは温度は高く、「フェーン現象」でも高温になるのです。地球(1気圧)ももっと圧力が高いと金星(90気圧)のように高温(470℃)になるのです。

 バカの一つ覚えのように「異常気象=地球温暖化」という認識は捨てて、その根底にある事実や要因をしっかりと把握することが大切です。

 近年の「異常気象」は全て「地球温暖化」が原因のように扱われていますが、「異常気象」(地球における大気の“熱偏在”を解消するための、大気の熱移動による“地球の安定機能”。

 「偏西風」などの動向に左右される。「温度差」が重要。)と、地球温暖化/寒冷化(地球が受ける「太陽エネルギー」の変化。「平均気温」の問題。)はまったく違うもので、分けて考えなくてはいけないのです。

 *氷河・棚氷の崩落と“氷河底火山”
 温暖化の証拠とかいってテレビなどに取り上げられ振込め詐欺の危機を煽るのに使われる各種現象は“ツバル”にしても何にしても、たいてい“トリック”がある事は既に書きました。トリックを見抜くことが大切です。

 南極や氷河の“棚氷”の崩落などの話があります。棚氷とは、長い年月を経て氷床が海にせり出したものでいずれは崩落するのだが、そのトリガーは“火山活動”に注目する必要があるでしょう。地球はもともとマグマの塊で、たとえば山や岩も火山活動が生み出したものです。そういう意味で火山活動が地球をひとつの形に造り上げてきたと言えるでしょう。

 “水の輪廻”、水の一生というのがあって、氷河は前進や後退を繰り返し、山を削り谷を穿ちながら地球を美しい景観に変えて“元の水に帰る”のです。そして、たいてい「火山活動」によって出来た山が多いのです。氷河の下には、海底火山ならぬ「氷河底火山」というのがあるのです。

 文字通り、氷河の下で噴火する火山である。氷河が分厚い場所であれば、地上に噴火が吹き出ることはないらしい、南極にもあります。たとえばアイスランドには沢山の氷河がある。欧州最大の氷河、ヴァトナヨークトル氷河にも、氷河の下には沢山の氷河底火山がある。2004年にも噴火している。氷河の下にはたいてい火山があるようです。

 南極にも沢山火山があり活火山もあります。南極における火山は、南極大陸の西半球側の南極半島から、南極の尻尾・南極半島近辺のロス海の「ロス島」にかけて分布しています。確認されているだけでも西南極を中心に 10以上の火山があります。またいわゆる棚氷崩落というのはラルセン棚氷、ロス棚氷などこのあたりのことです。

 2000mの厚さの氷床の上に頂上部のみをつき出している火山もあり、付近の氷床には過去の噴火を示す火山灰の層が見いだされることもあります。南シェトランド諸島にある、デセプション島は、海底火山の頂上が海面から突き出たものでここは、南極(周辺の島)で温泉に入れる場所として有名です。(1930年代ナチスが南極を探検したが、そのころも「温泉」に入ったという記録がある。)
 
南極にも火を噴く山がある
http://www.nipr.ac.jp/jare/nankyoku/01/01_05.html
http://www.ersdac.or.jp/Others/ERSDACNEWS/ersdac_69J.pdf#search='南極、火山'
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%90%E3%82%B9%E5%B1%B1
http://www.emaga.com/bn/?2008020047593218014564.ttr

 1841年、イギリスの「探検家ロス」は、エレバス火山を発見しました。エレバス火山は高さ3794m。富士山と同じくらいの高さです。

 では、どうして南極に火山が存在するかといえば、南極大陸は、ほぼ東南極と西南極とに分けられ、東南極は2億年前までは、アフリカ、インド、オーストラリア大陸と同じ古い地質だからです。一方、西南極は、その後に南アメリカ大陸のアンデス山脈と同じ時代につくられた、新しい陸地で太平洋を囲む火山帯の一部だったということです。

 南極の基地の中でも有名なアメリカのマクマード基地や、ニュージーランドの スコット基地がある,ロス島という東西100kmくらいの火山島の中に,「エレバス 火山」という有名な活火山があります。基底部の直径が30kmていどの成層火山で。

 最近では1972年に噴火をしています。直径500mの山頂火口の底には絶えず灼熱のマグマが湛えられた溶岩湖があるのが有名です。火山 周辺は高い地熱のために雪や氷のない砂礫地(ドライバレー)となっているのです。

 南極大陸西部の氷床下で約2000年前に大規模な噴火を起こした火山が現在も活動中で、英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」(電子版)に発表された。

 南極大陸は大部分で地震活動が安定した状態にあるが、西部沿岸は時おり火山活動や地熱が観測される地殻上にある。「ロス島」というのは火山島です。

 南極最大といわれる巨大な「ロス棚氷」があり、1987年に崩落したといいますが、「棚氷」というのは屋根の雪が積もって張り出した状況と同じく、片脚が陸で、もう片脚が海です。自然の構造物だから、活火山の噴火などがあればひとたまりがありませんね。
http://www.ne.jp/asahi/21st/web/crisis4.htm

 2002年にNASAは南極の氷が融けているとの報告をだしたが、2002.1.18「 Science」とそのころの「Nature」には、南極の氷床は十分に低温度で、広範囲にわたる表面の溶解は起こらず、むしろ降雪が増加している。とありました。

 なお、IPCC第四次評価報告書第一作業部会報告書(2007.2.9)には、南極の氷床は十分に低温度で、広範囲にわたる表面の溶解は起こらず、むしろ降雪が増加するためその質量は増加すると予測されるとあります。

 二酸化炭素で気候が変動するなどということはありません、そういうシナリオの産物です。地球温暖化「振込め詐欺」はもういいかげん結構でス。知らないところでたっぷり税金が使われていることをまずしらしめる(情報公開)べきです。

[参考] 「温室効果」の問題点・ウソについての論文(まとめ)

・R. W. Wood: Note on the Theory of the Greenhouse(1909)Philosophical magazine (more properly the London,   
http://www.wmconnolley.org.uk/sci/wood_rw.1909.html
http://phdsamj.ac.affrc.go.jp/topic/1_1.html
http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/13/
http://www.gsj.jp/Pub/News/pdf/1989/10/89_10_06.pdf

・Businger, J. A., 1963: The glasshouse climate. In Physics of Plant Environment. Ed. by van Wijk), North-Holland Publ. CO. , 277-318.
・Lenoir, Y., 2001 Climat de panique. Editions Favre (Lausanne),
・Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner 2007 ,Falsication of the atmospheric CO2 Greenhouse Effects Within The Frame Of Physics

(転載終わり)  

(以下転載)

 温暖化の対策強化・議定書計画、改定案を政府了承(by NIKKEI NET)

 政府は29日朝、地球温暖化対策推進本部(本部長・福田康夫首相)の会合を開き、京都議定書が課す温暖化ガス削減目標の達成に向けた計画の改定案を了承した。産業界の自主的な削減努力や住宅の省エネ性能向上、クールビズといった国民運動などの対策を強化。「削減約束を確実に達成する」と明記した。計画の進ちょく状況を半年ごとに点検することなども盛り込んだ。

 これに関連して自民党は同日朝の環境部会で、家電メーカーなどに製品使用時の二酸化炭素(CO2)の排出量表示を求めることなどを柱とする地球温暖化対策推進法の改正案を了承した。

 議定書目標達成計画の改定案は2月上旬に環境省と経済産業省の合同審議会がまとめた最終報告に沿った内容。国民の意見を聞いたうえで3月末に閣議決定する。日本は4月から京都議定書の削減実行期間(2008―12年度)に入る。(13:02)

(転載終わり)

以下、http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/publ/geosci/kaigiron.html
の簡易英文和訳

(以下転載)

物理学のフレームの中の大気中のCO2温室効果の改竄
作者: ゲルハルトGerlich、Ralf D.Tscheuschner
(2007年7月8日(v1)提出、最終改訂2007年9月11日(v3)

 大気中の温室効果(作者がフーリエ1824、ティンダル1861年の伝統的な作品、およびArrhenius型1896にたどって戻って、グローバルな気候学でまだ支持されている考え)は本質的には架空のメカニズムについて説明します。

 そこでは、惑星の大気がそれが放射に対話している環境によって動かされたヒートポンプにもかかわらず、radiatively equilibratedとして大気中のシステムに機能します。

 熱力学の第2法則によると、そのような惑星のマシンは決して存在することができません。 それにもかかわらず、グローバルな気候学のほとんどすべてのテキストと広範囲の二次文学では、そのようなメカニズムが本当であり、堅い科学的基礎に立つのが当然のことと思われます。

 この紙では、ポピュラーな推測は分析されます、そして、基本的な物理的な原則ははっきりさせられます。
(a) 温室の温暖化現象と架空の大気中の温室効果、
(b)の間には、どんな一般的な自然界の法則もないのを示すことによって、惑星の平均した表面温度を測定するために、計算は全くありません; (c) 摂氏33度の頻繁に言及された違いが誤って計算された無意味な数である、
(e) 放射のバランスの仮定が「非-身体検査」である、
(d) 空洞放射の定石は不適当に使用されて、ゼロに熱伝導率と摩擦を設定してはいけなくて、(f) 大気中の温室推測は改竄されます;

(転載終わり)

スパイラルドラゴン拝

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