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環境省、新種クワガタを緊急保護指定――13年ぶり規制実施（日本経済新聞）
環境省は24日、国内で見つかった新種のクワガタ「タカネルリクワガタ」を種の保存法に基づく緊急指定種とし、保護の対象にすると発表した。同種への指定はおよそ13年ぶり、4例目。希少性が高いうえ、インターネットで標本の売買が確認されたため、緊急で規制を実施する必要があると判断した。
タカネルリクワガタは昨年11月に新種と認められた。体長は1センチメートル程度でオスは青緑色、メスは銅色の金属光沢を持つ。国内の山地に生息するが、生息地の詳細は公表していない。
指定期間は26日からの3年間。捕獲や殺傷、譲渡、輸出入などを禁止する。今後、生息状況などを調査し、国内希少野生動植物種への指定も検討する。過去にはワシミミズク、イリオモテボタル、クメジマボタルが緊急指定種となった。(20:47)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20080324AS1G2402E24032008.html
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