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福田新内閣早くも…閣僚たちの“政治とカネ”疑惑浮上（ZAKZAK）
スタートしたばかりの福田新内閣で、早くも閣僚たちの“政治とカネ”の疑惑が浮上した。
初入閣を果たした渡海紀三朗文部科学相＝写真右＝（衆院兵庫１０区）が代表を務める「党兵庫県第１０選挙区支部」が、同氏が衆院選に立候補した２００３年１０月と０５年８月、国の公共工事を施工していた兵庫県内の建設会社から、各１００万円の寄付を受けていたことが分かった。
渡海氏の事務所は２７日朝、「寄付があったかどうかも含めて、事実関係を確認中です」とコメント。同法は、国と契約関係がある企業と国政選挙の立候補者との寄付金の授受を禁じており、問題の寄付が事実なら、全額返金される見込みだ。
また、石破茂防衛相＝同左＝（衆院鳥取１区）が代表を務める「党鳥取県第１選挙区支部」と、同氏の資金管理団体は、入閣が決まった２５日、報告書に記載されている同氏個人の寄付金を１０５０万円から８５０万円に減額し、差額２００万円を党支部から石破氏を経て寄付された「特定寄付」として訂正した。
政治資金規正法では、個人から資金管理団体への寄付を１０００万円以内と定めているが、「特定寄付」は除外されるためだが、石破氏は今回の訂正を事務的なミスとし、訂正日が入閣日に重なったことも、「単なる偶然」と釈明している。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_09/t2007092703.html
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