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(回答先: ＜収賄容疑＞窃盗団に捜査情報流し謝礼 福岡県警警部補逮捕 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 24 日 10:10:21)
□県警警部補 １０年間で１００万円超授受 窃盗団主犯から 容疑以外、立件は困難 [西日本新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070526-00000000-nnp-l40
県警警部補 １０年間で１００万円超授受 窃盗団主犯から 容疑以外、立件は困難
5月26日10時8分配信 西日本新聞
福岡県警の警察官による捜査情報漏えいに絡む汚職事件で、加重収賄容疑で逮捕された警部補の上村美昭容疑者（５８）が、贈賄容疑で逮捕された現金自動預払機（ＡＴＭ）窃盗団の主犯格、中矢広夫容疑者（３２）との間で、現金の授受を繰り返していた疑いがあることが２５日、県警の調べで分かった。上村容疑者に渡った現金は総額１００万円以上に上るが、県警は逮捕容疑の５０万円以外の立件は困難とみている。
調べでは、上村容疑者は本部保安課（現薬物銃器対策課）勤務時の約１０年前、中矢容疑者と知り合い、薬物捜査の「情報屋」として親密に付き合うようになった。２００４年に粕屋署に異動後も、同容疑者と連絡を取り合っていたという。
県警は、この１０年間に数回にわたって、中矢容疑者から上村容疑者に現金が渡っていたことを確認。関係者によると、上村容疑者の親族の会社の経営状態が厳しかったことから、同容疑者は金銭的に困窮していたといい、中矢容疑者に借金を頼むこともあったという。上村容疑者の受領総額は１００万円以上に上るが、返却されることもあったとされる。
上村容疑者は０４年１１月から０５年２月にかけ、ＡＴＭ窃盗事件に絡み、捜査車両のナンバーなどを中矢容疑者に漏らしていたことが判明しているが、県警はそれ以前にも、中矢容疑者が関与した別の窃盗事件の捜査情報を教えていた可能性があるとみている。ただ、県警はこれらの現金授受のうち、逮捕容疑となった５０万円以外は明確なわいろ性を見いだすことは困難としている。
また県警は上村容疑者に捜査情報を教えていた知人の警察官数人を特定し、事情を聴いたが、窃盗団への情報漏えいを知らず、現金も受け取っていないため、立件は見送る方針。
中矢容疑者は「ＡＴＭ窃盗で得た現金の一部を上村容疑者に渡した」とも供述しているという。
＝2007/05/26付 西日本新聞朝刊＝
最終更新:5月26日10時8分
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