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□【緒方事件の背景】今日の話は昨日の続き、今日の続きはまた明日 [司法ジャーナル]
http://www.shihoujournal.co.jp/plaza/070706_1.html
2007年07月06日号
【緒方事件の背景】
今日の話は昨日の続き、今日の続きはまた明日 Ｍ・Ｓ
●動機は金
「緒方事件の意外な展開に思う」で触れましたがその背景ということを考えずにはおれません。
ここで緒方氏満井氏の総連の建物売買に関与せんとする動機は要するに金です。
そして許宗萬、土屋弁護士の側も大使館機能というようなことを言ってますが、要するに金です。直接か間接かの違いに過ぎない。
総連本部ビルを鑑定価格で買い戻せれば巨額の利益が出るからです。
総連本部ビルを買い戻す公正で確実な方法は競売に参加することです。
日弁連元会長がそれを知らないはずがないわけです。
河江浩司という元銀行員も関与しておりその者にわたった１億３千万ほどの金が戻ってないようです。
さてこの者は資産家の金を運用して相当の穴をあけたとか取りざたされてますが朝鮮総連の本部ビルをＲＣＣとのせめぎあいの中で金儲けの種にしようというのは相当の決意が要るわけですが、そうであればその決意の動機は相当なことでなければならず、河江が大きな穴を埋めるためにこの事件に飛び込んだということは理解できますし、また緒方、満井の動機も類似のものと考えていいでしょう。
●やがて詐欺師に
さて朝鮮総連の本部ビルの手口は古くは「圧縮」といわれてたもので
占有や滌除ということを武器にやられてたことですが、大雑把に言えば聖蹟桜ヶ丘物件事件に似たようなものであるわけです。
物件の価値を越えた巨額の債権がついてる。（抵当権が総連物件についてなくてもＲＣＣの巨額な債権の責任財産です。）聖蹟桜ヶ丘も同様でした。
所有者がやっやこしい。聖蹟桜ヶ丘は簡単にわかるでしょうが総連もやはりややこしい所有者です。
資金の出所がこれまた普通でない。（満井らに渡された金はどこから出たのでしょう）。朝銀信組の倒産の経緯からいておかしな話です。
法的な次元の前にこういう社会的な事実を持つ物件はＴＳＫビルしかり真珠宮ビルしかり木利屋ビルしかりで皆似たもの同士なのです。
ですから登場する人士はまたぞろ同じメンバーになりがちでまともな人もいれば詐欺師もいます。
こういう世界の不動産屋で長くやってる人は意外と法を守るものでその代わり世間が思うほどの利は取ってませんが、仕事師といわれるものは詐欺師にだんだん近くなりやがて詐欺師になります。
満井社長も不動産屋から仕事師にそして詐欺師になっていったわけで
緒方弁護士が弁護士から裏弁護士にそして詐欺弁護士になっていったの同じで
河江が銀行員から投資コンサルタントを経て金融ブローカーにそして詐欺師になったのと同じです。
満井らがＴＳＫに関わっていたのもうなずけるわけでむしろ時系列的には事件の元はここらあたりにあるのではないでしょうか。
●ＴＳＫ町井ビルの地上げの本質は何か。
六本木にあるこの物件は幽霊屋敷状態で放置されてたわけですが町井氏が亡くなった後にわかに騒がしくなりました。
町井氏に金を返せというものはいないわけで多分韓国の大統領は一番金を返せといえない人でしょう。
つまり韓国の銀行は町井さんに請求しないわけです。事実そうでした。
しかし銀行以外にも色々な人がいてこれまた色々言うわけです町井ファミリーに、町井さん亡き後たまたま町井さんの子として生まれてしまった相続人が普通の能力ではさばききれるはずもなく、こういう展開になるのは想像できるわけですがこのビルに金をぶち込んで巨額の利を取ろうとするものは大体昔の女にもう一度金を貢ぐ感じで昔の何かを取り戻そうとする人たちなわけです。
町井さんの遺産の中身はものすごく色々あるわけです。
後藤組、弘道会の名が出て当然です。
前回、後藤銀行という比喩を出しましたが銀行は預金者がいてはじめて成り立つものです。
金融創造もします。マネーローンダリングもします。
後藤銀行の預金者は誰でしょう。以下想像すると、
婦人服会社の社長婦人の運用資金１５億やも知れず
大阪飛鳥会が三和銀行から引き出した金かも知れず
崇仁地区の地上げ資金（金は消えてません、誰かが使ったんです）かも知れず
梁山泊の調達した金かも知れず、
サラ金屋の裏金かも知れず
某芸能プロの金かもしれません。
あるいは一部上場冷凍食品メーカーの架空循環取引の金かもしれません。
後藤銀行は弘道銀行に簡単に変身するかもしれません。
何故なら頭取が刑事事件中で漏洩した警察資料にあるように相当忙しいからです。
ミャンマー大使館の競売物件を落としたのが総連の関連者で故高山登久太郎氏が出張ったこともあったようですが、会津小鉄の高山氏も資金を動かしてたけれど、彼は金を持ってなかったと思いますよ。
この世界金があるぞと思われれば相当な仕事が出来るわけです。
満井、緒方は総連物件の登記を得て巨額の金を引こうとしたようですが、公証人の確定日付つき金銭借用書で金を借りようとするのと類似の行為でこのような詐欺ははたしてこの二人だけで出来るものでしょうか
ＴＳＫビルでも競売に持ち込むために色々と法的テクニックを使いました。
そして基本代理権が問題になったりするやも知れず真珠宮ビルと同じですが
ここで木利屋ビルでの大津洋三郎氏と岡氏の事件が参考になるようです。
今日の続きはまた明日ということで。
▽関連記事
【総連偽装登記事件】緒方事件の意外な展開に思う [司法ジャーナル]
http://www.asyura2.com/07/nihon26/msg/442.html
投稿者 white 日時 2007 年 7 月 05 日 16:36:55: QYBiAyr6jr5Ac
- 【緒方事件の背景】「昨日の続きのお話は脱線する」 [司法ジャーナル] white 2007/7/07 01:20:30
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