★阿修羅♪ > 日本の事件27 > 302.html ★阿修羅♪ |
JA職員、3千万円盗む 窃盗容疑で逮捕、岐阜・可児の支店金庫から
【中日新聞】2007年8月9日 夕刊
勤務する岐阜県可児市内の農協支店の金庫から現金三千万円余を盗んだとして、県警捜査一課と可児署は九日、窃盗の疑いで、JAめぐみの桜ケ丘支店職員宮田武影容疑者(38)=同県御嵩町御嵩=を逮捕した。
調べでは、宮田容疑者は七日午後七時四十分ごろ、可児市桜ケ丘六の同支店に閉店後に侵入し、店舗一階奥の大型金庫内から現金三千九十二万六千円を盗んだ疑い。
八日朝出勤した三宅幸宏支店長(44)が、金庫が開けられ、現金の大半がなくなっているのを見つけ、内部調査後の同日午後に警察に届けた。前日は三宅支店長が午後六時四十分ごろ、鍵を閉めて帰宅した後は誰も支店内にいなかった。外部から侵入した形跡がない上、宮田容疑者がこれまでも夜間に一人で支店に残ることがあったため、事情を聴いたところ、犯行を認めた。金は御嵩町内の実家と自宅に分けて隠され、手つかずだった。同署で動機を調べている。
宮田容疑者は一九九二年に同JAに入り、桜ケ丘支店にはことし四月赴任。三宅支店長は「おとなしくまじめな仕事ぶり。当日も変わった様子はなく、午後六時前後には帰宅した。犯行は信じられない」と驚いている。
宮田容疑者は外回り担当だったが、職員の人数がパートを含め八人と限られており、金庫の解錠方法を知る可能性はあったという。JAめぐみの本店(岐阜県関市)は、支店内で何重にも敷かれた金庫のセキュリティーが破られたことを重視。成瀬秀博総合企画部長は「再発防止に努めたい」としている。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007080902039872.html
フォローアップ: