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(回答先: 舟橋洋一が書いた昭和天皇の戦争責任【天木直人・日本の動きを伝えたい】1/19 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 1 月 19 日 10:14:52)
「歴史の転換点と日本の経験（日々通信 いまを生きる）」の中で伊豆さんはこう書いておられます。
以下は戦争板への投稿（http://www.asyura2.com/07/war87/msg/977.html）から抜粋。
◇この演説を読んで何よりも心に浮かんだのは近衛文麿元首相の上奏文のことである。1945年（昭和20年）2月14日に近衛が奏上した上奏文は「敗戦は遺憾ながら最早必至なりと存候」にはじまり、軍部を抑えることで和平に導くべきであるということを主張した。これに対して天皇は「もう一度、戦果を挙げてからでないとなかなか話は難しいと思う」と否定した。
◇もし、このとき日本が平和に向っていれば、3月の東京大空襲以下の都市絨毯爆撃もヒロシマ、ナガサキの原子爆弾もまぬがれたであろう。
さらに、沖縄戦以下全線にわたる苛酷な戦争も避け得たであろう。
あの戦争の犠牲者数は最後の1年に急増したのだった。
◇戦争ははじめるのは容易だが終結するのは難しい。アメリカも兵力増強がかえって宗派対立から反米、反政府闘争へと転換し、これまでにない多数の犠牲者を出すことになるのではないかと思われる。しかし、もっともっと多数の犠牲を出さなければ、この戦争は終結することができないのであろう。
（以上で抜粋は終わり）
天木さんが戦後も1947年の刑法改正まで不敬罪があったと書いておられます。参考までに不敬罪で起訴された最後の事件はこれです。
1946年の「食糧メーデー」（5月21日 於世田谷）で日本共産党員の松島松太郎さんがこんなプラカードを掲げました。
詔 書
ヒロヒト曰く
国体はゴジされたぞ
朕はタラフク 食つてるぞ
ナンジ人民 飢えて死ね
ギョメイ ギョジ
この行為に不敬罪が適用されたのですが、結局ＧＨＱの指示で名誉毀損の罪（懲役８月）となりました。
この事件は「朕はたらふく 不敬罪 松島松太郎」などで検索するといくつかヒットします。
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