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参院選どうなる自民vs民主の攻防 全47選挙区予測 [読売ウイークリー]
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投稿者 white 日時 2007 年 1 月 23 日 11:56:42: QYBiAyr6jr5Ac
 

□参院選どうなる自民vs民主の攻防 全47選挙区予測 [読売ウイークリー]

 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070123-01-0202.html

2007年1月23日
参院選どうなる自民vs民主の攻防 全47選挙区予測
参院選まで、残すところ半年。発足100日で失速気味の安倍政権に対し、攻める小沢民主党もパンチ不足。政権交代があるのかどうか不透明だ。そこで、選挙区選の当落を予想した。
 現在の参院の与野党の勢力は、与党が136議席(自民党112、公明党24)、野党が104議席(民主党83、共産党9、社民党6、国民新党4、新党日本1、無所属1)で、その差は32。野党が16議席増やせば、与党を過半数割れに追い込める計算だ。
 今度の選挙の改選議席(121)は、自民党66、公明党13で与党は79。基礎票の堅い公明党が現有議席を維持し、4月の参院補選で自民党が2勝したと仮定すると、自民党の50議席以上の確保が過半数維持の条件となる。2004年参院選の自民党獲得議席が49であったことを考えれば、これは決して楽な数字とはいえない。読売新聞の世論調査でも安倍内閣の支持率は、発足間もない昨年10月が70.0%、11月が65.1%、12月は55.9%と急降下を続けている。佐田玄一郎・前行政改革相、松岡利勝農相ら現職閣僚を巻き込んだ事務所経費問題も尾を引きそうで、参院選に向けた反転攻勢のきっかけをつかめない状況だ。
 こうした状況下で迎える参院選について自民党幹部は「市町村合併の結果、国政選挙の足腰となる自民党の市町村議が大幅に減少しました。さらに、今回は、統一地方選もあるし、自民党の支持組織も疲弊して職域党員も減っている。いい要素が何一つありません」と、厳しい戦いを予想する。
 一方、民主党の小沢一郎代表は「これまでの政治生活で培ったすべてをつぎ込み、私自身の政治生命を懸けて戦う」と繰り返しているが、このところ、その神通力はいまひとつ。自民党の支持団体である日本青年会議所(JC)と日本看護協会から、参院選の候補者を擁立し、永田町をあっと言わせたものの、当の自民党参院幹部は、「自民党の支持団体を切り崩したわけではなく、候補者を一本釣りしただけ。組織が民主党支持に回るわけじゃないから、影響ないよ」と意に介していない。
 自民、民主両党で職員経験のある政治アナリストの伊藤惇夫氏が言う。「現況は、自民、民主の“負け比べ合戦”。相次ぐスキャンダルで自民はボロボロ。かたや民主は足腰が定まらず、自民から離れた無党派層は民主に流れていない。組織票の安定した公明党の存在感が増すばかりです」
 では、個別の選挙区を見てみよう。勝負を決めるのは1議席を奪い合う29の1人区だ。小泉旋風が吹いた01年の参院選では、27選挙区(当時)のうち25選挙区で自民党が勝利した。
 秋田では、現職の金田勝年氏(自民)に、元地元民放アナウンサーの松浦大悟氏(無)が挑む。3期目となる金田氏は着々と地盤を固めているものの、元アナウンサーだけに松浦氏の名も県内に浸透。小沢氏は、県内に影響力を持つ郵政造反組の野呂田芳成・元農相、引退した村岡兼造・元官房長官に直接、選挙協力を依頼するなど、自民党支持票の切り崩しを図っている。
 定数1減の群馬はお茶の間の人気者、山本一太氏(自民)が余裕の「当確」。民主党は同県で国民新党から選挙協力を求められているが、「勝ち目のない国民新党の候補者を支えろといっても、意気が上がらないんだよ」(民主党幹部)。
 定数1増の首都・東京は、五つ目の議席をめぐり、自民、民主、共産が攻防戦。自民党は2人目の候補を「現職の保坂三蔵さんの組織票を食わないタレント候補に的を絞って物色中」(議員秘書)という。
 富山は自民党現職に民主、社民両党が推薦する新人がぶつかる構図。同県は、国民新党の綿貫民輔代表の地元であり、綿貫氏の動向に注目が集まる。ただ、強い保守地盤だけに、綿貫氏の支持票が非自民候補にすんなり流れる可能性は低いと見られる。
 自民党候補者の擁立が遅れているのが、山梨だ。知事選で自民党県議団が分裂。その一部が民主党と連携するなど、混乱が続いており、候補者絞り込みの見通しは立っていない。一方の民主党は元フジテレビ政治部記者の米長晴信氏を擁立。米長氏は「米長邦雄日本将棋連盟会長の甥」が売り。小沢氏の指示で地元で地道な活動を続けている。
 岐阜では、郵政造反組で衆院で落選した藤井孝男・元運輸相のくら替え出馬がささやかれている。自民党総裁選に出馬した経験もある実力者だけに、高齢批判のある自民現職の大野つや子氏に取って代わる可能性も。
 岡山では片山虎之助参院自民党幹事長が「優勢」だが、昨年末、頼りとする平沼赳夫・元経産相(衆院岡山3区)が脳梗塞で入院。岡山で強固な後援会網を持つ平沼氏の入院がどう響くか、片山陣営はピリピリしている。
 鳥取は、自民党で郵政造反組だった川上義博氏が民主党から出馬する。川上氏には自民党県議団7人が離党して支援に回っており、保守分裂の熾烈な選挙戦が予想される。
 四国は「小泉改革で疲弊した典型的な地方」(民主党中堅)で、民主党がとりわけ力を入れている。愛媛を除いて自民、民主両党のつばぜり合い。徳島は、北岡秀二氏(自民)が、公明党支持票をまとめきれるかどうかが、カギとなりそうだ。香川の真鍋賢二氏(自民)は71歳という高齢がネック。民主党の植松恵美子氏は04年参院選で、自民党現職に7000票差まで詰め寄った実績がある。高知の田村公平氏(自民)は郵政民営化法案の採決で反対し、衆院選後に賛成に回ったのがどう響くか。選挙戦は、建設業界を中心とした組織選挙を行う田村氏に対し、市職労出身の民主党の武内則男氏には、連合が支援に回る。
 選挙区の本誌予想では、現段階で自民党が有利と見られるのは31、民主党は18。残りの選挙区と、比例選の議席を考慮すれば、自民、公明による過半数維持の可能性が強いが…。

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