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米国問題とイスラエル問題の行き詰まりを精算する為の中東大戦争。それは喩えれば大規模山火事。
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/768.html
投稿者 新世紀人 日時 2007 年 1 月 07 日 12:13:41: uj2zhYZWUUp16
 

私は昨年末の投稿の末尾で次のように書いた。

次回には、
『自然崩壊に任せる事を選択するのではなく、自らが先手を打って精算しなければならない動機』とは何か? を論じたいと考えている。

(政治的選択としてのフセイン大統領殺害…中東混乱激化の導入口として。
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/550.html
投稿者 新世紀人 日時 2006 年 12 月 31 日 14:25:55: uj2zhYZWUUp16)

今回は、これについて論ずる。

世間一般においては「行き詰まり」は自然崩壊に任せればよいと考えられるのである。勿論の事であるが、私自身も無理なものは自然崩壊に任せておけばよいと考えるものである。
しかし世の中には、「自然崩壊は避けたい、避けなければならない」と考えなければならない人達も存在しているのである。
そのような人達は、むしろ崩壊を先取りしようとする。言い替えれば、積極的に自らの手で崩壊させようとするのである。
では何故、その様な事をするのであろうか?
そこに『動機』が存在するからなのであるが、その『動機』とは何であろうか?

それは、
「自らの責任逃れ」と「被害を避ける為」の二つである。
この二つの単純な理由に拠るのであるが、一つに纏めれば「崩壊からの逃亡」の為と言ってよいだろう。

一つ一つについて詳しく見てみよう。
「責任逃れ」についてであるが、
自然崩壊に任せれば、国家体制の崩壊については国民が怒って責任者の追及を始めることになるだろう。革命が起こってしまうのである。
最近の判りやすい例を挙げれば、ルーマニアのチャウシェスク政権の崩壊と彼の処刑が典型的である。
このようになっては拙いので、9・11タワー倒壊事件は、米国の株式バブルを意図的に破裂させたものである。
これは、既に破裂寸前にあったものを自然破裂させてしまうと、多くの損害を被った投資家達が経済政策に対する責任追及を始めて、米国は訴訟の嵐が引き起こされてしまう。
そうなると米国は倒れるばかりでなく(いずれは倒れるのであるが)、政治責任の追及が始まり支配者への追求が始まる。
それを避けて、経済の逃げ道を戦争経済に求めて路線を転換したのである。
しかし、米国経済は立ち直りは不可能な構造なので戦争経済を続けても行き詰まる事は避けられない。
では、どの様に終点を迎えればよいのであろうか?
我々のような利害関係の無い常識人は自然崩壊に任せればよいと考えるが、権力者・支配者として存在している者達はそうはゆかない。
「戦争の泥沼に足を取られて立ち往生、経済的にも立ち往生」…これが望ましいところであろう。
国民は「戦争の結果だから仕方が無い。指導者を替えて出直そう」と考える他にないのである。第二次大戦後の日本と同じである。
それで、権力者・支配者の上層部は責任逃れが可能となる。

もう一つの「被害を避ける為」とは如何なるものであろうか。
国家体制の崩壊による自らの資産消滅を避ける為には、
将来性のない国家体制に付き合っていてはいけない。
見込みが無いものからは早く逃げなければならない。
「資本」の亡命先、新たな寄生先を見つけて足掛かりを構築しておかなければならない。
EU、チャイナさらに日本の有力企業への投資、買収を進めて置いて、足手まといな金食い虫は出来る限り早く精算するに限るのだ。
大戦争の大山火事では火事場泥棒すら可能である。

この様に見ると、9・11事件の更に大掛かりなものとしての中東大戦争が引き起こされる可能性が考えられる事を御理解いただけると思う。
9・11事件では、多くの大損失を被った投資家達は諦めざるを得なかった。

『米国の経済的な崩壊が戦争の結果であれば米国民は認めざるを得ないであろう。
イスラエルについては、在住ユダヤ人と周辺アラブ人との共存の他に道は無いであろうが、今までの宗教イデオロギーの対立がそれを許さない。
しかし、戦争の結果の現実が強制するものであれば認めざるを得ないであろう。』
かくして、上層権力支配者達は目出度く逃亡と言ったシナリオかも。

しかし、戦争を続けるには米国は既にヘタレ牛なのである。
国民は戦争の継続を嫌がっている。経済的にも勿論続かない。
しかし、中東大戦争は「目眩ましの大規模な山火事」であるから、消えそうな火力では直ぐに納まってしまって鎮火してしまう。これでは拙い。
それで、大きな火力として「日本」を薪(たきぎ)として投入しようと言う訳なのである。
日本という力…経済力そして期待される軍事力を投入して、へタレ米国に代わって中東で燃やそうと言う訳だ。
そうすれば、中東大戦争は可能だ。
日本製の核ミサイルも中東のイスラム教徒に向けて放たれる事になろう。
そうなれば宗教知らずの罰当たり日本人共は天罰受ける事は確実である。
恐らく、日本の憲法改悪、9条追放または骨抜き完了の時点でイランへの本格攻撃を始める計画が考えられているのではないのか。
それまでは時間稼ぎをして、ブッシュはこき使われるのだ。
多くの論者の御指摘の通り、米国はイラクから撤退しようにも出来ないのが本音であろう。様々な意味から出来ないのだ。そしてイスラム抵抗運動がそれに負けるわけが無い事も当たり前の事である。

日本で安倍政権が倒れて麻生や中川が政権を取るかもしれないが、さらに民主党政権が出来たとしても、
日本人向けの甘い「国際貢献」としての「自衛隊派遣」がその時には「自衛軍の国際貢献」として「対テロ戦争」として現実化する可能性がある。

二年後のブッシュが倒れた後の米国民主党政権は更なる戦争遂行政権になるかもしれないし、早ければ戦争整理さらに米国整理を手がける政権になるかもしれない。
日本の政変はそれより早いので、中東戦争に巻き込まれてゆく可能性は高い。

この様に考えれば、日本国民は政治家に頼る事は危険であり、政治家に対し影響力を行使する道を探ってゆく他無いだろう。政治家達を国民が動かしてゆけばよいのだ。

ソ連邦を崩壊させる為にアフガニスタンへ引きずり込み、侵攻させた事をブレジンスキーは自慢げに語っていた。
ソ連邦は邪魔であったのだ。
では、これと同じように、
中東に米国が引きずり込まれ、侵攻させられたと考える事は可能ではないのか。
今や米国とイスラエルは足手まといであると考える者達が居ても不思議は無いであろう。
お人よしの日本人達はその為の「薪」として燃やされてしまうのかも知れないが…。

[参考]
孤立主義と戦火拡大主義は同一物の裏表である。誤解してはいけない。日本核武装論は実は要請による。日本独自の戦略ではない。
http://www.asyura2.com/07/war87/msg/607.html
投稿者 新世紀人 日時 2007 年 1 月 04 日 15:19:52: uj2zhYZWUUp16

[参考…ユダヤ人の変化]
http://www.tanakanews.com/g1010mideast.htm
イスラエルとアラブの接近
2006年10月10日  田中 宇


遅れましたが、本年が平和を願う日本国民、世界市民そして抵抗人民にとって幸多き年でありますように。
 2 81 +−(『90』)

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