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(回答先: 最低賃金制度見直し、生活保護との「逆転」解消・厚労省―日本経済新聞 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 12 月 26 日 12:45:43)
本末転倒とはこういうことを言うのでしょう。生活保護制度の所得保障は極めてささやかです。首都圏の一人世帯で月に約十二万円程度。家賃や水光熱費などの必要経費を支払ったら、手元に残るのは食費を含めて、数万円程度です。政治家の皆さまには、ぜひ、生活保護「並み」の生活を、経験していただきたい。
生活保護はホントに手持ちのお金がスッカラカンにならないと受けられないし、家族や親戚に扶養義務があるとかで調査も相当に厳しい。最近では「水際政策」で、北九州では福祉事務所に生活保護の申請をしていた男性が、水道などのライフラインを止められて餓死したり、同じく秋田では睡眠障害で車上生活をしていた男性が、福祉事務所の前で抗議の自殺をしている。この国には「最後のセイフティネット」すら無いに等しい。
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