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安倍晋三の愚鈍愚図には、ほとほと呆れる(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/1001.html
投稿者 天空橋救国戦線 日時 2007 年 2 月 12 日 11:19:30: ZtsNdsytmksDE
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070212-00000007-gen-ent

「世界に信頼され、尊敬され、みんなが日本に生まれたことを誇りに思える国」

 これ、安倍首相が繰り返す「美しい国」とやらの定義である。

 ところが、今の安倍内閣は、この基本的なことすら忘れてしまったらしい。世界から信頼を失い、バカにされ、我々が日本に生まれたことを恥ずかしく思うようなことを平然とやっているからだ。

 柳沢伯夫厚労相の「子どもを産む機械」発言について、小池百合子首相補佐官は、「イスラムの国よりも女性に対する見方は遅れているんじゃないか」と懸念していたが、世界中のメディアも同じような見方をしている。

「男性優越主義が公的に許容される日本ですら、女性を怒らせた」(米タイム誌)、「産む機械も有権者なので、大臣は謝罪しなければならなかった」(CNNテレビ)、「柳沢大臣はこの意見で真実の顔を見せた」(独シュピーゲル誌)――。 

差別発言大臣がのうのうと居座り、それを首相が擁護するおかげで、日本は世界中からおかしな国だと笑われているのだ。

 自民党内からも批判は出ているが、ガス抜きのようなものである。誰も本気じゃないし、クビを求める声もない。一体、誰に指図されているのか知らないが、猪口邦子や高市早苗といった女性議員までもが、「謝っている姿を見るたび、胸が痛む」「発言を撤回して取り下げた」と擁護に回る始末だ。これほど見苦しくて、恥ずかしいものはない。

●しゃべればしゃべるだけ本性が見えてくる柳沢大臣

「問題は、柳沢の不適切な発言にあるのではなく、女性をモノとしてとらえる“不適切な心”の持ち主が、大臣を務めていることにあるのです。ついうっかり、“機械”と出てしまうのは、常日頃からそう思っている証拠。だから、『娘には男と同じ教育をさせた』といった男尊女卑の言葉を平然と吐けるのです。謝っているそばから、『2人以上子どもを持つのが健全』と言い出すのですから、まったく信じられません。心がねじ曲がっています。それをかばう首相も、同じような心の持ち主なのでしょう」(作家・松崎菊也氏)
 7日の集中審議でも、民主党の小宮山洋子の質問に「委員のような開明化された女性議員には不満もあると思う」と答え、小宮山議員に「カイメイカとはどういう字か! 文明開化していない(女性もいる)ということか」と指摘されていた。これが柳沢の正体なのだ。

 文芸評論家の斎藤美奈子氏も「週刊アエラ」でこういっている。
〈女は国のために子を産む道具と考えていることがバレてしまった〉〈男はモノを、女は子どもを産む機械、どんどん生産性を上げて国力をあげろと、そういう発想から抜けていないのだと思う〉

 国の方向性を決める政治家たちがこのありさまでは、みんながこの国を誇りに思えるわけがない。

●人生の節目で決断しなかった坊ちゃん首相

 安倍首相が本気で美しい国を目指すというのなら、心の歪んだ大臣などスパッと切るしかない。「私からもおわびする」と柳沢発言について謝罪するのではなく、「柳沢氏を人間のライフスタイルや生死に関わる厚生労働行政のトップに任命したのが間違いだった」と謝罪するべきだろう。

 心にもない上滑りの謝罪を繰り返されたところで、安倍内閣に対する国民の不信感は募るばかりだ。

 まったく愚鈍で愚図な首相である。政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「安倍首相には政治家として欠かせない決断力や判断力が備わっていません。これといった苦労もなく総理大臣になってしまったのだから、それも当然でしょう。幹事長に抜擢されたのは選挙用のお飾りのため。難しい問題に直面することもありませんでした。官房長官のときは、森元首相がバックについて根回しを担当した。まるで箱入り娘のように扱われてきたのです。修羅場を経験していないから、物事を深刻にとらえ、熟慮し、苦しみながらも決断するという作業ができない。政治家としては致命的な欠陥です」

 安倍首相はエスカレーター式で大学まで進学している。政治家になったのは、祖父も親父も政治家だったから。結婚は紹介された相手とだった。進学、就職、結婚と、だれもが決断を迫られる人生の節目に際しても、自らは何も決断してこなかったのだ。そんな人物に「さあ、決断して」と求めるなんて、そもそも間違っている。ところが日本という国と国民は、そうしなければならないのだから不幸というほかない。

●ダメ大臣のクビすら切れない裸の王様

 安倍首相は対北朝鮮政策では強硬姿勢をアピールしている。小泉訪朝時に北側が出してきた拉致被害者の資料を見て、「帰りましょう」と小泉前首相に進言したと伝えられている。しかし、思いつくままに意見を言うのと、本当に決断するのとでは大違い。自分の人生すら決められない人物に、他人の進退を決められるわけがない。

 案の定、安倍首相は、この期に及んでも柳沢大臣を罷免せず、謝罪だけで逃げ切るハラだ。しかし、そんなことで国民はダマされるわけがない。安倍首相が「不適切な心」を持つ大臣をかばったり、居直ったりすれば、内閣支持率はズルズルと低下し、統一地方選も参院選も大敗が目に見えている。

「国民は安倍首相のリーダーシップを不安視しています。共同通信の最新の調査では、『首相に指導力がない』と答えた人が、前回調査から10ポイント近くも急増していた。本当に柳沢続投なら、こんな大臣すらクビを切れないのかと、国民は絶望的な気分になる。裸の王様の安倍首相には、それが分からないから深刻です」(政界関係者)

 国民の思いを理解できない人物がリーダーを務める。そんな絶望的な状況が続いている間、日本は世界に笑われ続けるのだ。

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