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亥年の選挙は恐ろしい [国会TV]
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/101.html
投稿者 white 日時 2007 年 1 月 23 日 22:54:24: QYBiAyr6jr5Ac
 

□亥年の選挙は恐ろしい [国会TV]

 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070123-01-0601.html

2007年1月23日
亥年の選挙は恐ろしい
 永田町では全員がそう思ったのではないだろうか。宮崎県知事選挙で泡沫候補と思われていたタレントのそのまんま東氏が圧勝した。誰もが予想しなかった選挙結果について、当初「保守分裂の影響」や「無党派の反乱」が指摘されたが、そのまんま東氏の得票数は投票総数の44%、二位との差が7万票余り、自民・公明の与党が推す候補に対しては二倍以上という数字で、「保守分裂」や「無党派の反乱」だけで片付けられるとは思わない。 
 朝日新聞の出口調査によれば、自民党支持者の38%が自公推薦ではない川村候補に投票し、次いで32%がそのまんま東候補に、自公推薦の持永候補にはそれより少ない29%しか投票していない。宮崎県は国会議員5人のうち4人が自民党、県会議員42人のうち32人が自民党という保守王国である。その宮崎でそのまんま東氏は自公推薦候補者より多い自民党支持者の票を獲得した。
 民主党支持者はどうか。自民党の一部が担ぎ出し民主党が推薦した川村候補とそのまんま東候補が44%で並んでいる。民主党支持者にも大きく食い込んでいる。
 それ以上に注目すべきは、最も忠実な選挙マシーンといわれる公明党支持者の28%、また共産党支持者の39%からも票を得ている。
 その上で無党派の56%の票を獲得しているのである。
 
 これは「無党派の反乱」というより、「有権者の反乱」と言うべき現象で、それほど既成の政治全体に対する不信感が強かったということになる。
 宮崎県民にとっては官製談合事件が政治不信の最大の理由だろうが、このところ宮崎だけでなく日本全体で政治の求心力が低下しているように思える。安倍政権の支持率低下と歩調を合わせるようにそれが進行している。選挙の年に深刻な事態が進行していると見なければならない。
 
 何がそうさせるのか、国会TVでは1月17、19の両日、毎日新聞論説委員の松田喬和氏と読売新聞政治部長の小田尚氏をゲストに日本政治の現状を語り合った。
 
 二人に共通していたのは、参議院選挙を意識する余り自民、民主の両党がともに消費税論議を封印してしまったことが、国民生活の先行きを巡る議論をも封印し、政治の求心力を弱めているのではないかという見方だった。
 
 毎日新聞の松田氏は、「安倍政権が得意とするのは憲法改正や教育問題など政治大国路線だが、国民が求めているのは生活大国で、そこにミスマッチがある。安倍政権が政治大国路線を推進するのは良いが、どうやって生活大国にするかも同時に打ち出さなければならない。その際、ある程度の痛みを伴わなければ将来を安定させることは難しい。そのことは国民もわかっている。ところが安倍政権は参議院選挙のために消費税論議を封印してしまった。消費税を逃げているのは民主党も同じで、政治がマイナスレースになってしまっている。安倍政権の求心力が低下している一方で民主党も支持が上がらない。結果として政治全体の求心力が低下している」と発言した。
 
 読売新聞の小田氏は、「そろそろ参議院選挙の目玉政策が出てくる時期なのに、それが出てこないのは安倍政権が消費税論議を避けているからだ。民主党は25日から始まる通常国会を『格差是正』、『生活維新』と位置づけているが、民主党も消費税論議を避けているので国民生活を巡る議論が深まるとは思えない。結局、通常国会はスキャンダルと非難の応酬になる可能性が高い。国会が泥仕合の様相になれば、打撃は与党の方が大きくなる。選挙への影響は避けられない。それでなくとも小泉時代に自民党を支持した無党派層が安倍政権になって自民党離れを始めている。安倍政権に対する不満の受け皿は民主党になるだろうから、参議院選挙では言われているより民主党が健闘する」と述べた。
 
 安倍政権の求心力低下を物語るように永田町ではポスト安倍に向けた動きが出始めた。谷垣、古賀、麻生氏などの間で旧宏池会をまとめようとする動きがあり、一方では小泉総理の再登板説も流れている。
 
 毎日新聞の松田氏は、「そもそも若い安倍氏を自民党総裁に担ごうとしたのは、民主党が岡田克也、前原誠司と若返りを図ったことに刺激された結果だ。しかし民主党の若返り路線は未熟さゆえに失敗し、小沢一郎というオールド世代が復活した。自民党も安倍政権が選挙に負けて交代せざるを得なくなると、年配の世代に戻るのではないか。谷垣世代まで戻るのか、それとも麻生世代、あるいは加藤紘一、山崎拓世代にまで戻るのかということになる。小泉再登板説もあるが、市場原理主義の弊害が出てきたこともあり、本人がどう思っているかは知らないが、客観的には難しいと思う」と語った。
 
 私も小泉再登板は難しいと思う。安倍政権は一応自民党総裁選挙の体裁をとっているが、事実上小泉前総理が作り出した政権で、小泉前総理には任命責任がある。安倍政権が駄目だからと言って自らが交代するわけにはいかないだろう。それに世界も日本も小泉政治の時代とはすっかり変わってきている。小泉流が今でも通用するかどうかはなはだ疑問だ。しかしそうだからといって小泉前総理が全く権力闘争から無縁になるとも思えない。安倍総理を「表」に立てながら、自分は「裏」で政治工作を行うことはあり得る。究極の目標は政界再編だが、安倍総理がピンチになればどこかで行動を開始するのではないか。それがいつなのかを私は注目している。
 
 小泉政治はこれまでの自民党にはありえないことを次々に打ち出し、それに永田町も国民も飲み込まれたが、今回の宮崎県知事選挙にもその影響が表れていると私は思った。テレビのワイドショーを利用した小泉流のメディア戦略を見て、政治家達は我先にと視聴率の高いバラエティ番組に出演するようになった。番組を司会しているのは大方がお笑いタレントだから、お笑いタレントと政治家の垣根があっという間になくなった。中にはお笑いタレントに媚びを売る政治家まで現れて、時にはお笑いタレントの方が立派に見えることもある。視聴率主義のテレビがお笑いタレントを時代の寵児に持ち上げ、小泉政治が政治家の地位をお笑いタレントに近づけた。それがなければそのまんま東氏の圧勝はなかったのではないか。決して非難しているのではない。それが日本の民主主義の現実なのである。
 
 宮崎県知事選挙を巡ってはもう一つ、自民党と民主党の幹事長の対照的なコメントに首をかしげたくなった。
 自民党の中川秀直幹事長は選挙結果を「保守分裂のせい」だとして、「決して野党に負けたわけではない」と強気のコメントを出した。
 これに対して民主党の鳩山由紀夫幹事長は「独自候補を立てることが出来なかった事を反省している」と弱気のコメントを出している。
 
 これは不思議なことだと思った。選挙結果を素直に見れば、自民党と公明党が推した候補はそのまんま東候補の半分以下の票数しか取れずに3位だった。自民党は候補者の選び方に問題があって惨敗したということではないのか。それが強気のコメントを出す。
 一方で民主党の推す候補は当選は出来なかったが自公の候補を上回った。保守王国の宮崎で独自の候補を立てられなかったのは致し方がないとも言える。むしろ保守分裂に導いた結果、自公の候補に勝ったとコメントすべきではなかったか。この選挙をよく分析すれば、民主党の地盤が弱い選挙区で、自公協力の強い候補を勝たせない方法を発見できるかもしれない。決して悲観的になる必要がないと思うのだが弱気のコメントを聞かされる。こんな所にも政治が求心力をなくしている要素があるような気がする。

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