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首相は何を約束したのだろうか [言論NPO]
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投稿者 white 日時 2007 年 2 月 05 日 13:15:40: QYBiAyr6jr5Ac
 

□首相は何を約束したのだろうか [言論NPO]

 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070205-01-1001.html

2007年2月5日
首相は何を約束したのだろうか 
昨夜、久しぶりに北川正恭さんと会い、弁当をいただきながら、二人で長い時間話し合った。その際に、少し気になっていたことを聞いてみた。
「そのまんま東は早稲田で弟子だったの?」
新聞記者も来て同じ質問をしたそうだが、答えは会ったことも、教えたことも無かった、である。
でも、自分は気がつかなかったが、マニフェストの大会の会場の隅で真剣に話を聞いていたそのまんま東氏の姿を見かけた人はいたという。
北川さん、かなり嬉しそうで、「彼は、たけし軍団の代わりにマニフェストを宮崎に連れて行った。もうマニフェストをかけない候補は当選できない・・」と、
一気に話していた。
 
いつも変わらぬ元気な話を聞きながら、私は、もう一つ気になっていたことを考えていた。
通常国会冒頭での安倍首相の施政方針演説のことである。
 
私がこの演説にこだわったのは、今の安倍政権が、選挙を通して国民に直接選ばれた政権ではないからだ。ここは重要なところなので、強調しておくと、
安倍氏は、参議院での郵政民営化法案の否決で解散を断行し、圧倒的な勝利を得た、小泉氏の基盤に乗って誕生した政権に過ぎない。
逆に言えば、安倍氏は国民とはまだ直接、約束を交わしていないのである。
 
私たちがこの正月を挟んで実施した「安倍政権の100日評価」では、「何を目指しているのか、よく分らない」が最も多くの回答を集めた政権の印象である。
これは一言で言えば、約束が無い政治なのである。北川さん流で言えば、マニフェストをかけない政治。これでは評価ができない。
選挙が無いのであれば、演説内容で判断するしかない、と私は考えた。
 
実は、言論NPOが小泉政権の第一期の実績評価を公表したのは、03年の11月の総選挙のときだった。それまで日本の政党はマニフェストを作っておらず、そのため、実績評価は小泉首相の国会での演説、そしてその直後に公表された骨太の方針をマニフェストとみなし、評価を行ったのである。
 
実際、小泉政権には政権としての時間を区切って実行を約束する様々な測定可能な数値目標があった。それを私たちは約束と考えた。
ところが、安倍氏の演説は何度読み返しても、こうした約束が何もでてこない。
言論NPOの学生インターンの渡邊祐樹君が、昨年9月の所信表明との比較表をつくってくれたので、それを見ると良く分るが、
演説では、首相の考えや政策の方向は示したが、今政府が行っていることを並べただけで、政権として取り組む具体的な目標と工程を説明していないし、その実行を約束していない。
唯一、具体化されたのは、構想や計画をいつまでにつくるという時期のみだった。
 
これはよく政治が陥る間違いの一つで、目標設定と手段との混同がある。
会議も法案も目標を実現する手段に過ぎず、大切なのは実現する目標なのである。
形や器の話でごまかすのは、まだ中身がないからだ。
 
かつてイギリスのブレアー政権のマニフェストを研究したことがあるが、ここでの約束はかなり具体化されていた。若者の雇用増では教育を組み合わせて労働力化を図るために、具体的な目標を公約している
その目標が具体的であればあるほど、それは、国民との約束として理解を得やすくなる。
 
私の疑問は、これだけではない。国会開催の前日、政府が閣議決定した「進路と戦略」という、まさに安倍政権のマニフェストになるべき計画の中身が、演説で全く言及されなかった。
「美しい国」は中身が分らないといわれるが、
この「進路と戦略」には、「美しい国」を実現するための経済面の戦略が描かれている。
そこでは、人口減少という成長制約の下で日本を5年間で「成長軌道」に乗せるとし、この2年間は「離陸期」と具体的に位置づけている。
その旗振り役の一人だった中川自民党幹事長は、その著書で、問題なのは格差ではなくアンフェアな格差であり、それは高い経済成長で解決できる、と言い切っている。
 
「美しい国」の実現という、安倍政権でしか通用しないこれまでにない特殊な計画を前日に決定していながら、その内容を国民に説明しないのも異様である。
 
ここではその是非は論じないが、
首相は堂々となぜ、これを主張し、国民の理解を得ようとしないのか。迷いがあるからなのか、選挙後までは本格論戦は格差であれ税であれ避けたいのか。そう疑ってしまう。
 
「安倍政権の100日評価」で、多くの有識者が選んだ安倍政権の課題は、構造改革は進めながらも、歪みの解決か、組み立てる構造改革へ転換をはかることだった。
 
政権が取り組むべき課題は、それに逃げずに向かいあうのが、リーダーだと考える。
 
ともかくも、国会は始まった。そこに、今度は柳沢発言問題での紛糾である。またか、である。
私は、柳沢発言は問題だと考える。しかし、だからと言って仕事を休んでいいほど、日本の政治は時間が余っているのだろうか。
野党のHPを見てみると、審議欠席の国民への直接的な説明は何も無い。
4日の愛知県知事選を睨んでか、名古屋の抗議集会の写真が載っている。なるほど、この騒ぎは選挙の前哨戦なのか。
 
永田町は自分たちのゲームで盛り上がっている。そう思うのは私だけだろうか。

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