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田中康夫のターゲット [AERA]
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投稿者 white 日時 2007 年 2 月 05 日 22:24:09: QYBiAyr6jr5Ac
 

□田中康夫のターゲット [AERA]

 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070205-01-0101.html

2007年2月5日
田中康夫のターゲット
長野県知事の座を去ったこの人が、このところ、やる気満々に見える。
何を狙っているのか。永田町の住民たちも、なんとなく、気ニシテル。
 最近、新党日本代表の田中康夫前長野県知事のテレビへの露出が目立って増えている。
『サンデープロジェクト』(テレビ朝日)、『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ)、『緊急特番! みのもんた激ズバッ! こんな日本に誰がした 今夜こそほっとけないスペシャル』(TBS)……。
 ひとたびテレビカメラが向くと、とうとうとしゃべる。
「政治はボランティアや恋愛と一緒。人様に喜んでもらってナンボだ」
 などと独特の言い回しで政治への情熱を語ったかと思えば、
「石原(慎太郎東京都知事)さんが一人で自爆していくのを家族でみるのは楽しい」
 などと意味深長な発言をして、都政をめざすのか、はたまた国政をめざすかが知りたい出演者らを煙にまく、といった具合だ。

「貢献せよという場所」
 3選を狙った長野知事選で敗れて半年。統一地方選、参院選と続く政治決戦に、自らの立候補を視野に入れながら参戦したということなのだろう。
 1月22日、新党日本の記者会見に集まった記者たちが、そんな田中氏に“進路”を質すと、もったいぶった口調でこう答えた。
「『ここでお前は貢献せよ』という場所がどこなのか、いましばらく仲間とも相談しながら、同時にみなさまの声に耳をすましていく」
 要するに、まだ手の内はみせないということか。だが、まず有力な選択肢とされているのが今春の都知事選だ。すでに石原知事は3選出馬を表明、野党は共産党が元足立区長吉田万三氏の推薦を決めたものの、肝心の民主党の人選が難航しているからだ。そのうえ知事は四男の公費出張問題や献金疑惑などを抱え、わずかながら波乱の目が生じたことも大きい。

筑紫哲也がだめなら…
 民主党事務局長などを務めた政治アナリスト伊藤惇夫氏は、田中氏の動きをこうみる。
「私が聞いているのは、都知事選よりもむしろ参院選。最近のテレビ出演は、参院選を意識して、忘れられたらまずい、知名度を上げておかないと、ということでは」
 実際、田中氏周辺を取材すると参院選への立候補を求める声が強いのだが、本人は都政に意欲がないわけでもないらしい。関係者の一人は、こう語る。
「長野県民と歩んできたのに、都知事になるというのでは脈絡がない。(都知事選には)出ないと思うし、出ると言っても周りで止める。ただ、マスコミが煽るとその気になっちゃうんだよね」
 政治評論家の有馬晴海氏も本人の心中をこう推測する。
「本命は参院選だとしても、誰も出ないのなら都知事選に出たい、が本音でしょう。民主党幹部はニュースキャスターの筑紫哲也さんでまとめたい腹のようですが、それがダメなら田中さんぐらいしか選択肢がないですからね」
 行政経験のない筑紫氏はともかく、長野県政6年の田中氏には行政手腕に毀誉褒貶がつきまとい、その落差も激しい。

評価と疑問入り乱れ
 田中知事のもとで1998年長野五輪の招致活動をめぐる調査委員会会長を務めた磯村元史・函館大客員教授は、田中氏の発想力や行動力を高く評価する一人だ。「言いたいことを言わないと気のすまない男。ただし、反論したら受け入れる柔軟さは十分持ち合わせている」と言い、こう続ける。
「手続きをおろそかにする点があるにはあるが、周りに緩衝材となる人物がいれば、非常によいトップになると思う。長野にはそういう人が少なかった。まあ、都知事選どうこうを言う仲でもないから知りませんが、田中さんからみれば、東京で直したいというところはたくさんあるでしょう」
 一方、知事会などでたびたび顔を合わせてきた前宮城県知事の浅野史郎慶大教授は、田中氏の手腕に疑問を投げかける。
「既得権益をもつ県議会と戦ったことは評価する。でも、足元の県庁で職員の心をつかんでいなかったのは決定的に問題ありです。知事は単なる政治家ではなくて、組織の長であるわけです。長野でできなかったことを東京でできるのでしょうか」
 また、2002年夏の長野県知事選に立候補した市川周氏は、田中氏の名が都知事選に取りざたされていることすら苦々しそうだ。
「いまの長野経済は、田中県政による修復不可能なまでの打撃を食らって、散々な状況。みんな、それを分かっているのかなあ」
 市川氏によると、田中氏の初当選時は、地域経済が絶好調だった。県民は経済成長の自信と油断の中で新しい人に県政を託した。そして、気がつくと、県民所得(一人あたり)は全国10位前後から20位前後へと急降下。隣県の群馬、富山の後塵を拝する位置にまで、経済が疲弊したという。
「支持した人さえあきれる行政能力のなさ。そんな人の名前が挙がるのは、『台風の傷跡』を東京のマスコミが検証しないからですよ」

一橋卒、作家、知事
 市川氏は、石原知事に近い経済人らでつくる一橋総研のメンバー。
「一橋大卒の作家、知事ということでよく比較されるけれど、石原さんの発想、交友関係には、キャプテンズ・オブ・インダストリーたれという母校の精神が感じられるが、田中さんにはそれがまったく臭わないんですよ」
 田中氏と石原氏。市川氏の指摘を待つまでもなく、出自の似た両氏がお互いを強く意識してきたのは間違いない。反発し、無視しあっていたかと思えば、突如として接近してみたり。実に不思議な関係を築いてきたようにみえる。
 ある都関係者は、田中氏が01年5月、外国特派員協会で講演した際、石原知事をカワード(臆病者)と呼んだことを強烈に覚えている。
「ピンとこなかったんです。『カワードね、へえ』と。知事がマッチョ路線を突っ走っていた時代ですからね。いまや、知事の小心ぶりは都庁内に知れわたっているところですが、よくみていたなあ、と今更ながら思いますよ」
 プロミネント(傑出した)、コンペンセーション(補償)、セマンティック(記号論的)など、カタカナ語を多用する石原知事だ。カワードというカタカナでけなされたことは、プライドをいたく傷つけられたに違いない。知事側はいったんは無視を決め込んだものの、こう反論している。
「どうしてオレが憶病なの。そのうち骨身にしみるんじゃねえか」

外で騒がれる方が面倒
 その後、「作家としての格が違う」と石原氏が発言するなど冷たい関係が続いたが、04年の義務教育費国庫負担問題では、一転して共闘。石原氏の腹心・浜渦武生氏が副知事辞任に追いこまれた都社会福祉総合学院補助金問題では、田中氏が浜渦氏側を擁護する発言までして、周囲を驚かせた。
 そして今また、田中氏と石原氏は反目の局面を迎えているようだ。田中氏は、大赤字を出している新銀行東京や、ディーゼル車規制の薄っぺらさをテレビであげつらう。
 自民党都連のある国会議員は「長野県政でのメチャクチャは都民も知っていることだから、田中さんには知事選に出てもらった方が楽」と語る。
「むしろ外にいてキャンキャン騒がれる方が面倒だ。今回の知事選は石原さんにとっても手負いの選挙。公費出張問題もあるし、2期8年ともなると成果の上がらない施策もはっきりしてきたからね」
 確かに『太田光の……』に出た際など、機関銃のようにしゃべり続ける田中氏を太田氏が「よくしゃべりますね」「よほど、たまっているんですね」と遮ったほどだ。
 外にいる方が面倒……。なるほど、敵こそ「田中康夫の生かし方」を知っているのかもしれない。
編集部 藤生 明、秋山訓子

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