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沖縄密約 厳しく政府批判〜外国特派員協会で西山氏
沖縄密約事件裁判の当事者である元毎日新聞記者の西山太吉氏によれば、柏木･ジューリック秘密文書、００年、０２年には米国の公文書の、３度の米国公文書によって次のことが判明したとして密約金だと言う。
１．６５００万ドルの米軍施設改装費を含め、日本の対米支払い３億２０００万ドルは すべて内訳のない金で構成
２．協定に書かれていない２億ドル
西山氏は沖縄返還協定において、米国が支払うべき原状回復費を日本側が肩代わりしたとする、４００万ドルを密約金をあわせると、総額６億ドルちかくが密約によって米国に渡ったが、これは日韓交渉の韓国賠償金３億ドルの倍の額だと指摘しました。
「この違法密約が立証されると大変なことになる。そのために検察と検察証人の外務省アメリカ局長の吉野文六氏は事前に打ち合わせを行い、法廷で偽証した。私が数えたところでは、吉野氏は１審で１８回偽証をした。」と西山氏は言う。
政府が密約事実を否定した閣議決定は、吉野氏の（この法廷における）密約否定にその根拠をおいている。しかし吉野氏は北海道新聞に対して密約を認める発言をし、朝日新聞に対しても、当時の河野外務大臣に口止めされ嘘をついたことを吉野氏は明らかにしており、唯一の根拠が崩れたにもかかわらずいまも密約を否定し続けているとして、日本政府を西山氏は糾弾しています。
https://www.janjan.jp/government/0704/0704274512/1.php
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