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(回答先: 伊藤氏の後継に娘婿・横尾氏 長崎市長選出馬へ 【長崎新聞】 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 4 月 18 日 21:21:13)
伊藤市長銃撃される
（2007年4月18日付）
あってはならないことが再びこの長崎で起きた。長崎市長選に４選出馬して選挙運動中の伊藤一長市長がきのう、市内の暴力団の男に銃撃され、重体となった。政治家を暴力で抹殺しようとする行為は、民主主義への冒（ぼう）涜（とく）だ。我々はこの卑劣な凶行を断じて許さない▲１７年前の本島等元長崎市長銃撃事件の記憶がよみがえる。元市長は、言論封殺を狙った右翼団体の男の銃弾を受け、重傷を負った。このとき、政治家へのテロは２度と許さないと市民は固く誓った▲その市民の思いがきのう、卑劣な銃弾で砕かれた。伊藤市長へ放たれた凶弾は、すべての市民に向けて放たれたものと言うべきだ▲「この黒焦げの少年を見てください」。１９９５年、核兵器の違法性を審理中の国際司法裁判所。被爆写真パネルを手に伊藤市長は涙ながらに核兵器の非人道性を訴えた。法廷は静まり返り、市長の言葉にじっと耳を傾けた▲気さくな人柄で愛想が良かった。だが、こと平和問題になると生一本な一面を見せた。８月９日の平和宣言では政府に対して、「憲法の平和理念を守り、非核三原則の法制化に取り組んでください」と率直に要求した。米国の核軍拡政策にも激しく抗議した。被爆地長崎の怒りを代弁するのだという使命感が、強い信念と行動力を生み出したのだろう▲何が起ころうとも、民主主義を守り抜く長崎市民の信念が揺らぐことはない。それが、この凶弾に対する答えだ。（信）
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/mizusora/top.html
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