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外務省 首相インタビューのWSJ紙女性エディターを「SUSHI」接待攻勢(大沼安史の個人新聞)
http://www.asyura2.com/07/senkyo33/msg/792.html
投稿者 スタン反戦 日時 2007 年 4 月 21 日 22:43:34: jgaFEZzEmIsYo
 

http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2007/04/for_the_record_7fc7.html

〔For the Record〕 「慰安婦」問題 安部首相 「われわれは責任を痛感している」NW誌に明言 外務省 首相インタビューのWSJ紙女性エディターを「SUSHI」接待攻勢

 安部首相は訪米を前に、アメリカの2つの報道機関のインタビューに応じた。、「慰安婦」問題で首相の「言明」を厳しく批判していたニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙ではなく、ニューズウイーク誌とウォールストリート紙と会見した。

 会見の内容は両誌(紙)とも4月21日付けの電子版で報道した。

 ニューズウイークのラリー・ウェイマウス記者との会見で安部首相は、従軍「慰安婦」問題でのやりとりで以下のように述べた。(訳は拙訳) 

 Q As you know, your comments on "comfort women" caused an outcry in the United States. Do you really believe the Imperial Army had no program to force Korean, Chinese and other women to provide sexual services to Japanese soldiers?

 (ご存知のように、「慰安婦」に関するあなたのコメントは、アメリカで轟々の非難を引き起こしました。あなたはほんとうに、皇軍が朝鮮や中国、その他の女性たちを日本兵に性的サービスを提供するよう強制しなかったと信じているのですか?)

 A I have to express sympathy from the bottom of my heart to those people who were taken as wartime comfort women. As a human being I would like to express my sympathies, and also as prime minister of Japan I need to apologize to them. The 20th century was a century in which human rights were infringed upon in numerous parts of the world, and Japan also bears responsibility in that regard. I believe that we have to look at our own history with humility, and we always have to think about our responsibility.

 (わたしはわたしの心の底から、戦争時に慰安婦として連れ去られた人びとに同情を表明しなければならない。ひとりの人間として、わたしはわたしの同情を表明したい。そしてまた、日本の首相としてわたしは彼女たちに謝罪するべきである。20世紀は、世界の数多い地域で人権が侵害された世紀だった。日本もまたこの点で責任を負っている。われわれは自分自身の歴史を謙虚に見つめなければならないと信じている。そしてわれわれは常にわれわれ自身の責任を考えなければならない)

 Q Do you now believe that the Imperial Army forced these women into this situation?

 (皇軍がこうした女性たちをそうした状況へと強制したと、いまやあなたは信じていますか?)

 A With regards to the wartime comfort-women issue, my administration has been saying all along that we continue to stand by the Kono Statement [a 1993 acknowledgment of Japan's partial responsibility for the brothels]. We feel responsible for having forced these women to go through that hardship and pain as comfort women under the circumstances at the time.

 (戦時中の慰安婦問題に関して、わたしの政権はこれまでずっと、われわれは河野談話〔日本の慰安所に対する部分的な責任を認めた、1993年の承認〕を支持し続けていると言い続けて来た。当時の状況下において、これらの女性たちを強制し、慰安婦として苦難と苦痛の目に遭わせたことに、われわれは責任を痛感している)

 (大沼・注)

 「われわれは河野談話を支持し続けていると言い続けて来た」というくだりには、首を傾げざるを得ないが、全体として明確な「われわれに責任あり」の言明である。

 遅まきながら、「責任と謝罪」を明言したことは、評価に価するが、「責任」をどう今後、具体的に「謝罪」するのか、世界は見ている。

 「実行」が伴わないと、また「ダブルトーク」と批判されますよ。

 さて、WSJ紙の会見は、香港の「ウォールストリート・アジア」の論説エディター、メアリー・キッセル記者が行った。

 キッセル記者によれば、会見が決まってからというもの、1週間にわたって、日本の外務省から連日、電話が入り、事前に質問事項を出せ、質問は6つにしてくれ、など、注文が続いたという。

 おまけに「外務省のさまざまな役人たちが、わたしをSUSHIと、静かな会話に誘った」とか。

 キッセル記者はまた、こうも書いている。

「(日本政府の)PR軍団は明らかに、会見のことを心配しているのだ。安部首相は先月、第二次大戦下の占領地において、中国人、朝鮮人、その他の国の女性たちの強制売春――いわゆる「慰安婦」問題で何の役割を果たしていなかったと言明して、重大な失態を演じた(彼はその後。誤ったが、メディアの激怒をとめるのには遅すぎた)」と。

 「スシ接待」でご機嫌をとろうとし、挙句の果てにその「接待攻勢」まで、キッセル記者に書かれてしまった外務省の役人たち……。

 これまた歴史的な事実として、記録にとどめなければならない。


http://www.msnbc.msn.com/id/18233740/site/newsweek/page/3/

http://online.wsj.com/article/SB117712351794177733-search.html?KEYWORDS=Abe&COLLECTION=wsjie/6month

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