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(回答先: 白川勝彦：右翼反動政治家の特質 = 永田町徒然草 投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 4 月 30 日 16:00:23)
大衆から程よく距離のある場所に位置する「外交」で、うまく
「失敗」「屈辱」を演じて、熱狂的支持を勝ち得るのは、「右翼
反動政治家」の常套手段ではありませんか？自分たちや仲間の
日々の生活を忘れて、熱中してくれる絶好のオトリです。
今までは「日本 対 某国」の構造だったのが、今回は、間に
仲介者が挟まって、巧妙化している。
私は、安倍や似た性質の人間を、ただのバカ、ただのアナクロ
人間と見くびるのは、まだ、やめたほうがよいと考えます。
それに「謝罪をさせた」アメリカ側の戦略についても、よくよく、
その中期的・実質的効果を考える必要があるでしょう。
大衆は、失敗劇・屈辱劇を見せられて、一層、頑なになります。
ごく少数のホンモノは、脇役でしかありません。
日本国民がとくに操縦しやすいことは分かっているのだから、
今回のような事態をうまく作り出し、利用して、「実は米国の傀儡
なのだが、熱狂した国民が<勝手に！>国士・指導者と思い込んで
支持する指導者」を作り出してくるのではないかと懸念します。
・アメリカは、日本の指導者層に対するコントローラビリティーを
強化、誇示する。
・不満を持った日本の大衆は右傾化するが、ホンモノはきわめて少数
で、地味であるので、大衆の支持のほとんどはエセ右翼に吸収される。
・この手の不満を持つ大衆は、反米より、嫌中・嫌韓の感情をずっと
強く持つ傾向がありそうなので、介在する扇動者アメリカは、うまく
姿をくらますことも不可能ではない。
もし、本当に計算づくじゃなかったにしても、帰結は同じという予感も
して、一層、嘆かわしい。
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