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民主党をとりまくマスコミからの誘導報道 国際評論家小野寺光一 の「政治経済の真実」
国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジン
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このマガジンを読むと政治経済の謎が解けるでしょう。
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もうひとつ民主党の中堅代議士に見られる
考え方を見てみたい。
たとえば、マスコミに出る報道にこういうプロパガンダがある。
「採決に欠席すること」は、「職場放棄だ」
とある。
しかし、このマスコミ報道は、自民党から、依頼を受けて、
大手広告代理店がそう報道
するように仕向けているものであるという。
いうまでもなく電通の自民党プロジェクトチームである。
だからこういったテレビ報道を攻撃する必要がある。
＜国民が知りたいのは＞
国民が「知りたい」のは、自民党と政権交代させたら、
今の自民党のひどい政策は終わって、
またよい時代が来るのか？
ということである。
＜小沢氏は信頼がある＞
小沢一郎氏は、歩く反自民党であり、筋金入りの人物である。
中途半端な気持ちでは、自民党から離党して、
自由党のときは数の上では小政党になったが、そこから
信念を貫きとおして、カムバックをしてきた。
これは、日本人の心をとらえるはずである。
＜郵政造反組みで自民に帰った人々は信頼がない＞
郵政民営化に反対して、その後、自民党に戻った
政治家の人たちは、途中でその「ひどさ」に耐えられなかったのだ。
そのため何も悪くないのに、「謝って」自民党に戻った。
こういうことを、日本人はたいてい「嫌い」である。
＜金儲けと数合わせ＞
そして何よりも、自民党が実は、金儲けのために
郵政民営化をするといってみたり、数合わせのために
「戻ってきなさい」とやる、「信念など何もない」
政治をやっていることが、ばれたのだ。
いまだに「郵政民営化はよかったこと」というプロパガンダを
受けている人たちに目を覚まさせる結果につながったのである。
＜二つの日本＞
私は、この日本という国家は、エリートとして見える光景と、
社会的弱者から見える光景が
まるで違う国家だと思う。
だから、過去に、エリート街道だけを走ってきた政治家は弱い。
橋本竜太郎氏は麻布から慶応に行き、自民党政治家になり首相にもなったが、
ものすごい失策を行った。
＜バランスのとれた小沢氏＞
小沢氏は、もともとは自民党のトップに近い場所にいたが、その後に、
野党となり、苦労をかさねている。
つまり、優れた存在が、一度、地獄におちて 這い上がってきているわけで、
こういった存在は、
非常に強い。人を助ける能力もすごいだろう。
田中角栄は、頭がよかった。もし学校に行けるお金があれば、恐らく東大を現役
で合格して
東大法学部で主席をとっていたのではないか？という
「ものすごい頭の良さ」だったと東大卒の官僚の人からの評判だった。
そういった存在が小学校卒で、苦労に苦労を重ねて這い上がっていって作ったの
が特殊法人をはじめとする日本の優れたシステムだった。
そのために、ずっと高度経済成長をしてきていた。
恐らく、田中角栄が存命であれば、今でもそうだっただろう。
不況に一時的になってもすぐに克服していたはずである。
＜腰の低い小沢氏＞
小沢一郎氏は、頭がいいし、実際には報道とずいぶん違って、腰の低い人物である。
「やさしさ」がにじみ出ている。ただ、意思の強さはすごく感じる。
民主党にはいろいろな意見があるが、それでも、上にたってバランスをとりやっているのは、
恐らく、野党時代から辛酸をなめたからだろう。いろいろな意見を吸収して
よい方向に持っていくということだ。
＜民主党の対案路線の間違い＞
ところで民主党は、自民党が官僚を攻撃 しているときに、
それに反対すればいいものを
変な対案など考えるから、
官僚が民主党の味方をしないように仕向けているのである。
＜なんでも反対の野党方法が一番よいPR＞
中身など考えずに、反対していたほうが、国民には「反自民」
とうつるのではないか？
教育基本法案でもそうだが、教師の人たちに対して
あの対案はいったいどうなのか？
あれでは教師の人たちは自民もだめだけど民主党もだめだとなるだろう。
＜自民党の計算＞
それを計算して自民党は、
民主党がそういった団体と結びつかないように
「民主党は教師と結びついてるとか労組と結びついていると
か郵便局と結びついているから反対するんだ」
と言ってみる。
それを敏感に反応して、鳩山幹事長はそういった教師や労組みや
郵便局に対して、
自民党よりもっと厳しい対案を
出して、
「こんな内容だから、民主党はそういった団体とは結びついていません。
いかに自民党からのの誹謗中傷であることはおわかりいただけたかと思います」
といっているが、
これは完全に自民の誘導にはまっている。
＜マスコミと世論は違う＞
野党なのに、どうやって結びつくのか？
一切、国民はそんなことを考えていないように思う。
論点がずれているのである。
むしろ、ボロばかり目立つ対案など出さずに、
政府の矛盾をついたほうが
より盛り上がるはずである。
反対勢力を結集させるべきである。
それに、そういった教師や労組や官僚も
そんなくだらない実情無視の対案など
なければ、民主党を応援する側にまわるはずである。
ないても笑ってもあと、２ヶ月あまりで
天下分け目の関が原である。
今回だって、いかに、与党が横暴で
強行採決をしたかということを
報道してもらうようにすればいいのだ。そうすれば
もし強行採決に負けても、選挙に勝利して与党に
なれるだろう。
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