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集団的自衛権と安倍総理のカン違い(1)= 辻元清美
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/849.html
投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 5 月 17 日 22:07:38: mY9T/8MdR98ug
 

http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2007/05/17-1272.html

安倍総理は訪米直前、集団的自衛権行使についての憲法解釈を検討する「有識者懇談会」を立ち上げ、アーミテージ元米国務副長官にたいそう褒めてもらったらしい。メンバーを見ると、全員が「集団的自衛権の行使容認派」または「対米追従派」。なかには、総理の大学入学時の面接官も含まれている。総理の考えに近いというより、総理の教育係を兼ねた「とりまき」たちだ。
安倍総理は、彼らに何をさせるおつもりか。周辺事態法の国会審議でも、現在進行中の自衛隊イラク派遣の議論でも、戦後の内閣はずっと「集団的自衛権の行使はできない」という見解に基づき、答弁してきた。イチ総理大臣の「とりまき」が勝手に変えられるというなら、いま行われている国会論戦は無意味。そんな国民をばかにした話はない。だいいち、政権が変わるたびに憲法解釈が変わるようなら、社会はどんでもなく不安定になる。
安倍総理は根本的にカン違いしている。一つ、自分のエゴを通すのが、リーダーシップではありません。国民の望むことを実現するのが本当のリーダーシップだ、ということを教育係たちは教えていないらしい。
二つ、憲法はあなたのものではありません。そもそも権力者である総理が「できないこと」を定めているのが憲法。それを自分の思い込みを実現するための道具にするのは、立憲主義の基本がわかっていないということ。
憲法に「公の秩序」を入れる前に、国会も、憲法も、歴史でさえも、なんでも私物化できると思っている安倍総理こそ、公私をわきまえるべきだ。
こんな状況で五月一四日、与党は憲法を変えるための手続法を成立させた。

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