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5/20の情報(おおかな通信)
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/965.html
投稿者 天空橋救国戦線 日時 2007 年 5 月 21 日 06:26:31: ZtsNdsytmksDE
 

(回答先: 普天間移設、海自支援で調査機器設置…名護沿岸海域 (読売) 投稿者 天空橋救国戦線 日時 2007 年 5 月 21 日 06:19:34)

http://henoko.jp/fromhenoko/2007/05/21_000391.html

5/20夜までの情報です。今日は長文です。お許しください。
本日夕方、辺野古の海を見下ろす場所で金城祐治さんの告別式が行なわれました。沢山の人たちが集い悲しみを共有しました。防衛施設局の方々も参列したようですが、金城祐治さんの生き様をどのように受け止めているのでしょうか。

阻止行動について平良夏芽牧師の言葉をお伝えします。「施設局の作業は終了してしまったようです。保安庁の船も作業船もいなくなりました。止めることができませんでした。申し訳ありません。」厳しい決意のもとに発言された内容だと思います。明日も皆辺野古に集います。私たちに出来ることは、辺野古のことを正しく人々に伝えて、そして人間として正しく生きようと努力する事だけです。私の友人の言葉をまた引用させてもらいます。

「私たちは無力なのではない。微力なのだ」
微力の集まりではありますが、平和への思いは誰にも負けないと辺野古に集まる人たちは自覚しているはずです。

さて今日はまず現場からの声を引用します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 昨日、早朝に辺野古の金城祐治さんが亡くなられた。体がボロボロの中、ギリギリまで「命を守る会」で働かれ、新基地建設阻止のために翻弄し続けられていた。病床に見舞いに行ったとき「僕はもうだめだ。後はあなた達に任せた」と言われた。6時に出航体制を整えた海上行動のメンバーが一同に集められて訃報を伝えられた。絶句し、涙が出た。その場に留まり寂しさと悔しさを少しの間、噛みしめ、裕治さんの所に駆けつけたかった。皆がそう思っていたと思う。訃報の5分後には施設局が動き始めた。全員が砂浜に走り、出航した。悲しみに包まれた海上行動のメンバーは必死になって阻止行動を展開した。

 しかし、あまりにも力の差が激しい。阻止行動のメンバーが張り付いている船の作業は阻止できても、別の船団が着実に作業を進めてしまう。海上保安庁の妨害も激しい。船体にヒビが入るほど激しく、こちらの船に体当たりしてくる。

 カヌーがしがみついている船の船長に、保安庁が「走り出せばカヌーははがれるから動きなさい」と指示する。人やカヌーがしがみついている船が走りまわる。海底では、資材にしがみついている仲間のダイバーが蹴られたり、タンクをはずされたりする。

 海底での攻防が激しいことを知った保安庁は、「海猿」と呼ばれるダイバー4名を海中に投じるが、施設局の船とこちらの船は、飛び込んだと思ったら、船に上がり、移動し、飛び込みの連続で、これにはついていけず、まったく役に立たなかった。

 米軍再編は、自衛隊が米軍の指揮下に入ることだと分かっていたが、海上保安庁までもが米軍の指揮下に入るとは思っていなかった。

 「あなた達は、海と人の命を守りたくて保安庁に入ったのでしょう。一緒に海と人の命を守りましょう」と保安庁に声をかけ続けたが、石のように冷たい表情で彼らは体当たりを続けた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 海中での調査を止めるため、市民ダイバー達は海底に徹底非暴力を貫きしがみついてきました。そのため彼ら、彼女らは殴る蹴るの暴行に晒されています。更にダイバー達はサンゴに鉄槌で杭を打ち込もうとするその鋭利な先端に自らの手のひらを指しだし、ギリギリのところで止めてきたのです。

 また、強大なエンジンを持つ海上保安庁が激しく船をぶつけてくるため、船上の仲間は彼らが激突させようとしているまさにその場所に、手を被せて自分たちの船を守り続けました。

 その一方、施設局は予想通りネガティブキャンペーンを始めました。曰わく非暴力で海底に座り込んでいるダイバー達がレギュレーターをはずしたとのことです。マスコミもそう主張されれば記事にせざるを得ないのでしょう。実際には、わたし達カヌー隊は、ダイバーの頭上にゴムボートを走らせる保安庁から仲間を守るため、海面上を何とか確保しな がらシュノーケリングを行い、海底で繰り広げられる施設局のダイバーによる一方的な暴行をつぶさに見、その暴行を止めることができない自分たちが悔しく、悲しく、なにより仲間の命が心配でたまりませんでした。

 久間防衛「相」があたかも過激な「反対派」が強硬な阻止行動を行っていると語っている中身はご存知の通り「辺野古沖にその陰を見せた巨大な海上掃海母艦ぶんごや辺野古の海を囲み、埋め尽くすように展開する海上保安庁の大型巡視艇や大量の小型船、ゴムボート、ランチ、施設局の調査船や屈強なプロダイバー達にくらべると、蟻ほどの力もない貧弱なカヌーと体力を使い果たしヘトヘトの市民」です。

 その市民が、金城祐治さんの「平和は守るものではなく育て、つくり出していくものだと市民や国民が気付き、展望を開かなければならない」「今やらなければいつやるのか!!今がその時だ!!」「過酷な闘いはまだ続くだろうが、今へこたれたら、沖縄に後はない。 厳しい現状は最大のチャンスでもある」「一本一本、木を植えていく闘い。それが育ち大木となり、森となり、基地建設を阻む」という言葉を受け継ぎ、平和を創り出すための徹底非暴力のもと、ベトナム戦争当時から米軍が計画していた原子力空母が接岸可能な港と2本の滑走路を持つ戦後最強の基地建設を止めようとしているのです。
 どうか皆さん、辺野古から平和を創り出す市民として一緒に歩き始めませんか。みなさんの参加と行動を待っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上

伊藤英明さん主演で有名になった「海猿」の方々はいったい何から何を守ったのでしょうか。迅速な行動を見せつけて、市民を愚弄するために日々厳しい訓練を積んでいるのでしょうか。市民の船に体当たりするのが仕事なのでしょうか。船にはひびが入り、それ以上ぶつけられないように阻止行動のメンバーたちは手や足を船の外に出して抵抗しました。それでやっとぶつけることをやめたようですが、ドキュメントや映画で見せた人命救助の心はどこかに置き忘れて来てしまったのでしょうか。平和を創るための運動に関わる人たちは「人間」とは見てもらえないのでしょうか。そして海上自衛隊の方々はいったい何から何を守ったのでしょうか。

機材はほとんど設置されてしまいましたが、まだあまり生態についても分かっていない野生のジュゴンのために時間をかけて丁寧な調査をするのでしょうか。ジュゴンは国際保護動物であると同時に、環境省が絶滅危惧種に指定しようとしている矢先の作業強行です。機材を設置して海の環境を荒らした事でジュゴンは生きる場を失ってしまったかもしれません。珊瑚礁にも影響が出るのではないかと懸念されます。そうなると何のための調査なのか本末転倒の結果を導き出しかねません。もっとも「ジュゴンは確認出来ませんでした。珊瑚への影響は微少です」という結論を導き出すための事前調査でしょうから、国としては次なる段階「環境アセスメント」への道筋を整えたということに満足しているのでしようか。

しかしこんな仕打ちを受けたにもかかわらず、ジュゴンが戻って来たらどうするのでしょうか。今や貴重な沖縄の珊瑚の大産卵が確認されたらどうするのでしょうか。辺野古の海が大切な場所である事が確認されたら守ってくれるのでしょうか。しかしこれらが確認されたとしても「無かった事にしろ」という命令の元で「大嘘」の調査報告を業者は出すのでしょうか。残念ながらそのくらいの事はやると思います。そして米軍再編法案の採決を急いだとすれば、環境アセスメントでさえ蔑ろにされる可能性も否定出来ません。国は一日も早く辺野古の海を赤土や岩や石で埋め尽くしたいのですから。それに埋め立てるにはそれらの土砂が大量に必要になるはずです。またもや沖縄のどこかの自然を大破壊して埋め立てのための土などを確保するはずです。ここまで沖縄を蔑ろにするのは、沖縄戦の時の艦砲射撃以来ではないでしょうか。

さて、以下はあくまでも現場との情報確認での想像ではありますが、気になることがあります。報道では作業船に海上自衛隊員が導入されたと言われていますが、実はそれは違うのではないかという声が現場から上がっています。阻止行動のメンバーによれば、海上自衛隊導入が言われ出してから、海上保安庁の船の操作テクニックが明らかに上手くなっていたそうです。また乗っている隊員の体格がそれまでと全く違ったそうです。明らかに荒っぽく強硬になったそうです。それに海上自衛隊が導入されていたと言われる作業員たちは以前の阻止行動で見た事のある人たちだったようです。つまり皆業者の人たちです。

これは希望的観測でもありますが、昨日の書き込みで私は「人を信じきる」と明言しましたのであえて書かせていただきます。仮にも人命救助に携わる海上保安庁の人たちが「市民の船に船をぶつける」という危険行為を強行するでしょうか。カヌー隊の人たちがしがみついている船を人命を危険にさらしてまでスピードアップさせて振り払おうとするでしょうか。海上保安庁も警察であるからには取り締まりも行ないますが、それはあくまでも人命優先のための行動だと思います。

結論めいたことを言えば、「海上自衛隊の隊員は海上保安庁の振りをして警戒船に乗り込んでいたのではないか」ということです。これは実際に体当たりを受け、作業強行を目の当たりにした人たちの印象です。事実関係は分かりませんが、もし事実だとしたならば防衛「省」のやり方の薄汚さに気分が悪くなります。

「今日の憲法」
・・第3章 国民の権利及び義務 PART 13」・・
「第27条」すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。(2)賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。(3)児童は、これを酷使してはならない。
「第28条」勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

どれだけの企業が労働基準法に則って運営されているのでしょうか。組合の人たちの話を時々聞くことがあるのですが、どこもとても厳しい条件ばかりであるようです。労働は義務でもあるのですが、その前に権利だということを忘れてはなりません。主権在民の根底に関わる事柄でもあります。不況の責任がどこにあるのか曖昧にされたまま大量解雇され、中にはホームレスになる人たちもいます。景気回復を一般市民が実感出来ないのは、一部の人たちにだけ富が集まっているからです。それでも日本は世界の富の40%を保有する上位1%の十数カ国の中に入っていますし、アメリカと日本で世界の富の26%を独占しているというのですから驚きです。世界の富の1/4を持つ日本とアメリカの中でも格差は広がっていると言えます。

(以下は省略)


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