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とんでもない大臣 [ハラダの一言居士発報]
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投稿者 white 日時 2007 年 6 月 02 日 17:59:02: QYBiAyr6jr5Ac
 

□とんでもない大臣 [ハラダの一言居士発報]

 http://phy.cocolog-nifty.com/harada/2007/06/post_caed.html

2007/06/01
とんでもない大臣
松岡利勝農水相が28日昼すぎ、東京・赤坂の議員宿舎で首つり自殺。
このブログにも以前書いたが、なんでこんな人が大臣になれたのかあっけに取られるような抜擢だった。勝谷氏はこの人を含めてあまりの品格のない大臣ばかりの人事に「薄汚い内閣」とまで吐き捨てたのだった。
この松岡大臣については、記憶に残るようになってからとんでもない話ばかりである。
http://www5f.biglobe.ne.jp/〜kokumin-shinbun/H14/1407/140769matsuoka.html

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鈴木宗男代議士が北海道の有力後援企業の製材会社「やまりん」を巡る斡旋収賄で起訴されたが、その捜査の過程で鈴木被告と同様に松岡利勝(写真右)、松下忠洋両代議士が、「やまりん」から資金提供を受けていた疑惑が浮上した。
 鈴木と松岡は義兄弟、盟友と称されるほどの関係、大声を上げ恫喝するその体質も瓜二つ。
 松岡は北海道で営林署長を務めた経歴があり、「やまりん」の創業者・山田勇雄会長、次男の哲社長に次ぐナンバー3の赤堀専務とは鳥取大農学部林学科の同窓生の間柄であり「やまりん」と近い。
 その「やまりん」から松岡は鈴木が献金を受けた同時期、200万円の献金を受け取っている。当時、松岡は国有林野問題小委員会委員長を務め、しかも資金管理団体の収支報告書にも記載はない。
 更に驚くことに「やまりん」問題の時の林野庁長官が現在、農畜産業振興事業団理事長に天下っている。
 狂牛病(BSE)問題では、農水省は和牛を国が買い上げる緊急対策を打ち出したが、この緊急対策を主導したのが松岡。しかも、この補助金交付を一手に引き受けたのが、問題の農畜産業振興事業団だ。その差益の一部が松岡に流れていたとの関係者の証言も飛び出している。
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 日本でのBSEの発生を農水省が01年9月10日に発表し、食肉処理させる牛の全頭検査が10月18日から始まったが、10月17日以前に食肉処理された国産牛肉への不安が残ったので、農水省はこれを業界団体を通して買い上げ、償却する補助事業を、曲折の末に実施した。ハンナン・グループの浅田元会長は、買い上げ・焼却の対象ではない牛肉類などを該当牛肉だと偽って巨額の補助金を搾取した容疑などで、04年4月に大阪府警に共謀者らと共に逮捕 (AERA '06.11.27)
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九州新幹線建設に絡む政治献金では、
http://www5f.biglobe.ne.jp/〜kokumin-shinbun/H15/1507/1507060superexpress.html

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 1兆4300億円の工事が進んでいる福岡、熊本、鹿児島を結ぶ九州新幹線建設に深く関わっている。
 「九州新幹線鹿児島ルート議員連盟」は、ルートを地盤にする国会議員で構成され、自民党有力議員の
資金管理団体などに7年間で総額10億円以上の政治献金がされていた。
 献金を受けた議員は、渡辺具能ともよし 衆院議員の約1億4000万円を筆頭に松岡利勝、松下忠洋、林田彪、山崎拓、古賀誠、小里貞利おざと さだとし 各代議士と陣内孝雄じんのうち たかお 参院議員で合計約5億500万円、それに自民党熊本県連など2団体に約5億2000万円となっている。
 入閣直後からもカネの疑惑が続き、税金で一切がまかなわれる事務所に光熱水費や事務所経費を計上していた問題も「適切に処理している」と繰り返すだけで具体的な説明は一切聞かれなっかた そして新たに 緑資源機構関係先からの多額の政治献金を受け取っていたことが明らかになったが 不明朗な関係はないと語るだけで詳しい説明はここでもなかったのです 受け取った額はこの10年間で1億3千万になると言われています。
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地元への農業対策費の行方にかかわる疑惑も提示されている。
http://www.nouminren.ne.jp/dat/200208/2002081202.htm

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 ウルグアイ・ラウンドで日本は、再三の国会決議も反故にして、「米の輸入自由化」に道を開く合意を受け入れます。そのときに、宗男氏とともに松岡氏が汗を流したのは、その対策費として組まれた六兆百億円の予算の獲得と配分でした。
 「この掴み金の配分の際に、采配を思う存分ふるったのが、この最強のペアである」と「文芸春秋」(二〇〇二年五月号)は書いています。
 それによると松岡氏はその金で、生まれ故郷の阿蘇町に「はな阿蘇美」というテーマパークをはじめ、温泉ランドなどをつくったといいます。
 梅木さんがいいます。「ウルグアイ・ラウンドの農業対策費は、土木事業に回ってしまった。温泉施設のいくつかは、赤字で閉鎖しています。ほかの施設もほとんど採算が合わず、町の予算を食いつぶしている」
 「それに……」と、梅木さんは続けます。
 「地元の新聞で書かれていたことですが、松岡氏の選挙区にある一の宮町で、町の事業として農産物の直売所を作ろうとしたときのことです。町長があいさつにこないということで、松岡氏が県や農水省に圧力をかけて予算が宙に浮いてしまったことがあるんです」
 献金の疑惑次々に
 もちろん、地元の選挙区対策だけではありません。「頼まれて口を利き、見返りに政治献金という名の賄賂をもらう」。そんな実態も次々と明らかになっています。
 談合組織からの献金、がその一つ。林野庁所管の任意団体で、「国有林野測量事業協力会」というのがあります。不特定多数の利益実現を目的とする公益法人です。ところがこの会への入会は、林野庁OBの天下りが条件でした。そこが、国有林野の調査・測量業務などの入札で談合を重ねて不当な利益をあげ、公取委の排除勧告をうけます。松岡氏は、この「協力会」などから、九六年からの五年間で計九百四十二万円の献金を受けていました。この問題を国会でとりあげた日本共産党の緒方靖夫参院議員は、「公益法人が談合組織をつくって不当な利益をあげ、一部を林野行政に強い影響力のある松岡議員に“還流”させていたことは重大だ」と糾弾しています。
 もう一つが、九二年ごろから国有林の違法伐採を続けて、行政処分を受けた製材会社「やまりん」からの献金疑惑。松岡氏が二百万円の献金を受けたのが、九八年の八月四日。彼はその二日後に「林野庁長官を呼び、処分について善処を働きかけたが、拒否された」(日刊スポーツ)といいます。
 やまりんは氷山の一角
 献金疑惑はまだまだあります。
 国土交通省の川辺川ダム(熊本県相良村)関連工事を受注した業者四十二社からも、松岡氏は合計三千三百八十五万円(日本共産党・小沢和秋衆院議員調べ)の献金を受けています。
 BSEの発生で、大量の在庫を抱えた食肉業者のために、松岡氏は宗男氏とともに農水省に圧力をかけ、買い上げさせたといいます。「二人は、大阪のハンナン、名古屋のフジチクという日本を代表する食肉卸大手と親密なことでも知られる」(「選択」二〇〇二年五月号)といえば、疑惑の臭いもしてきます。
 また、「FLASH」二月五日号は「松岡利勝代議士に秘書の退職金&給与ピンはね疑惑」と報じています。
 法政大学の五十嵐仁教授(政治学)はいいます。「鈴木宗男氏とか、宮路和明厚生労働副大臣の入試口利きもそうですが、頼まれて口を利き、見返りに政治献金をもらう。本来、公正でなければならない政治が、公正さが損なわれてゆがめられる。それに口利きの結果の事業は、自治体や国の予算を使ってやるわけで、税金の無駄遣いにもなっているんです。こういう政治のスタイル、構造は古く、もう許されなくなってきている」。
 こんな古臭く、骨の髄までの利権政治家に米政策の抜本見直しなんか任せたんでは、稲作農家ばかりか米を主食とする日本民族の名折れです。
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林道談合・ナントカ還元水…

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 資金管理団体が光熱水費無料の議員会館に事務所を置きながら、17年までの5年間で約2880万円を計上していたことが判明。野党の追及などに、農相は「法律にのっとり適切に報告している」と詳細な説明を拒み、「水道には『ナントカ還元水』といったようなものを付けている」との答弁もした。
 これに対し、与党の一部からも松岡氏に説明責任を果たすよう求める声が出ていた。
 緑資源機構の官製談合事件では、事件の舞台となった林道整備調査業務の受注業者や林道関連団体などから、林野庁出身の松岡利勝農水相への献金が目立っていた。
 公正取引委員会が独禁法違反容疑で強制調査した3公益法人や民間コンサルタント会社、公益法人の役員を務める林野庁OB4人から、平成8年からの10年間で計約850万円の献金を受けていた。また、受注業者で組織する任意団体「特定森林地域協議会」の政治団体「特森懇話会」など林道関係の9団体からは、この10年間に計約1億3000万円を受けていた。
 東京地検特捜部が新たに捜査を始めた同機構発注の中山間地域事業で、松岡農水相の有力支援者が「談合調整役」だった疑いが強いことが判明している。この支援者は平成18年度に同事業2件(計2億9100万円)を受注する一方、松岡農水相に8年から10年間で計約1600万円を献金している。
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そして、
緑資源機構の山崎元理事がマンションの駐車場で転落死!!
アベ首相が松岡農林大臣をかばい続けた理由について勝谷氏は、次のように言っている。

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一つは何か大きな「借り」があった可能性。
 もともと安倍さんとは距離があった松岡氏は、ある時から突然安倍さんに近づいた。御用記者が書く記事だけ
を読んでいると、総裁選で勝ち馬に乗ろうとしたように見えるが、そんな単純なものではない。もっと以前の、小泉内閣の時のある時点から突然に、松岡氏は小泉安倍ラインに接近する。そのキーマンは今回遺書の宛て先のひとつになっていた、飯島勲元秘書官である。その時すでに、小泉さんは松岡氏を入閣させようとしたが、さすがに「身体検査」が灰色と出てできなかった。「松岡入閣」は大マスコミが書いているように、安倍総裁誕生の論功行賞ではなく、小泉さんからの「申し送り」の規定路線だったのだ。
(中略)
 安倍さんが松岡氏を切れなかった理由として考えられる二つ目は、「口止め」である。これは上の一つ目の理
由とも絡んでくるのだが、検察が松岡氏の身柄をとることを、極度に恐れていたのではないか。現職閣僚を逮捕するというのは、政権と対決する腕力がいる。検察も躊躇せざるを得まい。しかし、更迭してただの議員になったとたんに、逮捕される可能性はあった。身柄をとられ、松岡氏が「謳う」ことを安倍さんは恐れていたのではないのか。
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ある面、ムネオよりひどい。驚いたことに、マスコミでの松岡自殺の扱いは、急速に縮小している。関心がない筈がない。松岡がやってきたことをきちんと解説し、現在の政治家がどう関わっているのかあぶり出すのがマスコミの役目ではないのか。

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