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映画「大日本人」について<米国にいいとこどりをされる、日本人を描く>
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投稿者 国際評論家小野寺光一 日時 2007 年 7 月 10 日 05:05:42: 9HcMfx8mclwmk
 

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「大日本人」 松本仁志
http://www.dainipponjin.com/
これは本来ものすごく面白い。2回見てしまった。

これはウルトラマンのようなヒーローものをとてもベタなサラリーマンが
「変身する」というコンセプトである。

もうかなり報道されているので書いてもいいと思うが、
松本仁志が「巨大化」して変身する。

このことを知ってから観れば面白い。

つまり1回目より2回目を観るほうが面白いという映画である。
多分、2回目より3回目の方が面白い。

「笑い」というものはギャップによって「面白い」と感じるものだが、

この松本仁志は、最初に「一切の情報をシャットアウトして」
観客に見せているため
最初に出てくる、ウルトラマンに変身する前のベタなサラリーマン像の笑いが
わかられにくい。

「いやあ、手取りはいくらぐらいほしいですわ。もちろん、そんなこと
を言えた立場ではないんですけどね」という
セリフが、ウルトラマンのようになって、相手をやっつける
「仕事」について言っているとわかれば妙におかしいのだが、

それを事前に知らないと
「普通のサラリーマンがそんなことを言っているだけだ。退屈な」

と思ってしまい、「つまらない」と誤解して感じてしまう

お客さんが多いのではないか?

「携帯電話で突然その「変身して獣をやっつける」
仕事がやってくるのもおかしいし
「いやあ、子供は男の子もほしいですよ。
いやまだ子供つくるのあきらめたわけではないんですけどね」

というサラリーマンが何万人も判子で押したように繰り返す
セリフも、ハヤタ隊員のような存在であるべき松本仁志が言っている
と思うとおかしいが、事前に観客はまさか松本仁志があとでヒーローのように
変身するとはまったく知らされていないため、
「この笑いはよくわからない」と誤解されるのではないか?

松本仁志の方は、「なんでこの笑いが理解できへんねん」
と特に最初の20分の部分について思っているはずである。
(この最初の20分間は、ベタなサラリーマンが徹底して
描かれる)

この違いは、松本側の製作サイドは、ハヤタ隊員のような存在が
こんなださいサラリーマンみたいなことを言ったら面白いやろと思っているのだが、

肝心の観客のほうは
そんな情報をまったく与えられていないので、単に退屈なサラリーマンが
ださいことをしゃべっているだけだと誤解してしまうのではないか?

そしてヒーローに変身してからは、会場は「笑い」がたえない。

映画館でみんな声を出して笑っている映画は、
自分の体験でも初めてではないか?
と思った。

そして最後には、突然、これも「アメリカのヒーロー」が現れて、
いいとこどりをする。つまり「ヒーロー」としてのいいとこどりをされて
「大日本人」は、突然、主役から脇役になる。

ここが松本仁志の言いたいところではないか?と思う。

松本仁志は、「今、松本は悲しい。それは映画を観てみればわかる」
と映画のポスターで言っている。

これは、「大日本人」という映画である。

つまり日本人のヒーロー像である。

松本はお笑いで「天才」を自称し、実際に「天才的」だから、
「自分は世界一だ」と思っているはずである。

ところが、今の日本人というのは、とにかく魂を抜かれてしまい
情けない。

本来、日本という国、「大日本人」は世界を引っ張ってきた
英雄だったのだ。古来ずっと。本来、世界一の民族なのである。


その「日本人としての悲しさ」を最後にああいった「ヒーローなのに
いいとこどりをされた」大日本人として表現しているのではないか?

笑いは、日本人の感性にふれるもので、フランス人や米国人で理解できるのは
少ないのではないか?と思うような映画だった。

よくネットでこの映画を酷評しているのもあるが、もう一回観れば
実はものすごくこった面白い映画であることを発見するのではないか?

と感じる映画だった。

こんな面白い映画はめったにない。
1回観てもわからないかもしれない。
2回観るなら絶対面白いことに気づく。
松本仁志はやはり天才だと再認識する。おすすめである。

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