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(回答先: 信濃町の連中はすりより、擦り寄られた連中は金目当てで抱きこむということになりやしませんか？ 投稿者 Sun Shine 日時 2007 年 7 月 18 日 18:57:12)
Sun Shineさん、お久しぶりです。民主党首の小沢氏はかって、自民党を飛び出した際、信濃町の票目当てで、夫人を入信させたとの噂があります。従って仰るような筋書きで事態が進展することか極めてありそうなことです。しかし、そうした野合には、それなりのわかりやすい理屈立てが必要となります。その理屈立ては大変に難しかろうと思います。国を憂う我々はそこに付け込んでおおいに騒ぎ立てねばと思っています。本日、宮本顕治氏が死去しました。代々木が、宮顕批判を始めるのであれば、日本を憂う国民の大共同行動実現という政局転換への重大転機になると思っています。
さて、地震についてのお尋ねについての私のメモです。まず、震源に近い柏崎近辺の断層を事前に知りえなかったのかとのお尋ねです。1980年代の半ばごろに秋田沖で大地震が発生し、100名をこえる人命が津波によって失われました。この地震の研究から一つの仮説が今は亡き地球科学者から提唱されました。それは、日本海側に日本列島に沿うように南北に走るプレート境界があるのではないかというものです。この仮説は、今では大方の研究者によって承認されています。この境界はさらに北へ行くと1993年の北海道南西沖地震(奥尻島などで大津波による200名を越える死者)を引き起こしています。この境界を南へ進むと1964年の新潟地震、そして今回の震源を通り抜けて、出雲崎あたりで日本列島に上陸し中央構造線につながるのです。こうした背景から、中央構造線が突き抜ける長野県松本近辺は近い将来地震発生の可能性があるとして活断層の掘削調査が行われています。
プレート境界は一本の線ではなく当然幅を持っています。以上の背景から、あの原子力発電所は、このプレート境界の上に位置したのです。この幅をもっと大きく見積もれば、2004年10月の中越地震もプレート境界地震と言ってよいのかもしれません。建設当時は、わからずとも83年にそうした仮説が提唱され、大方の研究者の拒絶に会うことなく受け入れられていたのですから、当然関係機関はしかるべき原子力発電所の強化策をとっているべきであると思っています。東電ばかりでなく、政府が負うべき重大責任です。
次に、下の方で、経済学者の小野寺光一氏が人工地震について触れていますので、それについても一言させてください。
人為的に引き起こせる地震という米軍の新兵器
http://www.asyura2.com/07/senkyo38/msg/655.html
投稿者 国際評論家小野寺光一 日時 2007 年 7 月 18 日 01:46:57: 9HcMfx8mclwmk
EXPERIMENTAL BOMB TO CREATE HUGE TIDAL WAVE WAS TESTED IN 1944
このＨＰは小野寺氏が引用している物の原文です。
http://www.state.nv.us/nucwaste/news/nn10207.htm
200５年３月の福岡県西方沖、本年3月の越前沖、そして今回の地震と日本海側の地震はいずれも原子力発電所近くで発生しています。その事を捉え、経済学者の小野寺氏ですら、原発破壊を意図したテロとしての人為的地震ではないかと危惧しています。私は、阿修羅のどこかでも書きましたが、我々はいまだ人為的に地震を引き起こす技術を有していないと思っています。従って、今回の地震も地球の自然の営みの発露にすぎないと思っています。
人工地震について、しばしば引用されるのが、1993年にオーム信者がオーストラリアで行ったとされる実験です。この実験は国際的な地震データセンタによれば、ＴＮＴ火薬にして２ｋｔほどのエネルギを放出する爆発であったといわれ、通常の大規模鉱山爆発に必要なエネルギの170倍相当と見積もられています(詳細は下記)。
http://www.globalresearch.ca/articles/JEF401A.html
２ｋｔの爆発エネルギが地下でなされたとすると、それは地震にしてマグニチュード４．７程度となります。この程度の地震ですと、それが地球内部に放出する弾性波は地球表面上に設置したほとんどの地震観測所に届きます。この波を分析するとそれが、自然地震であるか、爆破源の波であるかが容易に判別できます。
さて、このオーストラリアでの実験が爆発源でもって地震を惹起したのであれば、それが放出する弾性波は地震の顔を持っているはずなのです。ところが、そうではないのです。オームがやったとされる人工地震は、単なる巨大爆発(地下核実験のようなもの)であって、地球が閉じ込めていたエネルギを爆発でもって開放し、地震となったというものではありません。
繰り返し強調しますが、自然地震を人為的に引き起こす技術、そしてそれの武器への転用はいまだ不可能であると私は思っています。
余談ですが、小野寺氏はバイヤリという地震学者を引用しています。この人は大変著名な地震学者ですが、地震現象の本質的な部分に関するある論争で日本の地震学者本多弘吉元東大教授に敗北をきっしています。本多教授のこの理論的業績が現在のプレート理論の基礎ともなっています。
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フォローアップ:- 御教えくださり、ありがとうございました。何だか謎めいていますね。gataroさん、お知らせありがとうございました。 Sun Shine 2007/7/19 19:18:12
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