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このまま「自公連立」を続けることがはたして両党にメリットがあり続けるのかどうか?自民党と民主党の大連立で憲法改正すべきだ
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/952.html
投稿者 TORA 日時 2007 年 7 月 31 日 15:56:55: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu148.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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このまま「自公連立」を続けることがはたして両党にメリットがあり続ける
のかどうか? 自民党と民主党の大連立内閣で憲法改正すべきだ。

2007年7月31日 火曜日

自民は公明との連立を解消して民主と組め!


◆「自公連立」の意義をシビアに再分析し考え直すひとつの機会 7月30日 木走日記
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070730/1185787654

(前略)
 まず自民党の立場でこれまでの「自公連立の意義」を考えて見ましょう。

 論点はいくつかありますが、まず第一にこの連立の意義は「数の論理」にあることは異論をまちませんでしょう。

 現在、衆議院では300もの議員数を誇る自民でありますが、参議院では10年以上、単独過半数をおさえることができないでいるがために、安定した政権とするために自公連立により参議院の過半数をかろうじておさえてきたわけです。

 しかし、この自公連立の最大の意義である「数の論理」は今回破綻いたしました。

 自公合わせても民主一党の議員数に及ばなくなったからであります。

 つまり、自民は公明がいなくてもいても、衆議院では絶対過半数を保ち、参議院では過半数には絶対に至らない状況になったわけです。

 「数の論理」による連立の意義は今回破綻いたしました。

 次に自民自身がその支持基盤が弱まり各選挙でかつてのように思うように集票ができないために、公明支持層の協力なしではもはや選挙はできない、という選挙区事情からの「自公連立の意義」が言われています。

 この論理も2005年郵政総選挙における自民圧勝の「追い風」と今回の年金参議院選挙の自民惨敗の「逆風」の結果からあやしくなってまいりました。

 確かに個々の選挙における公明票の存在はとても大きく支持基盤が弱まっている自民候補にとって無視できない存在であります。

 しかしながら、過去2回の「風」を巻き起こした選挙の結果(2005年総選挙の小選挙区での自民の地すべり的勝利と今回の1人区における自民惨敗)は、近年の小選挙区制においては、ひとたび「風」が起こると公明票の存在よりも無党派層中心の「風」の猛威の前に結果が左右されることが明らかになりつつあります。

 ひとたび追い風が吹けば自民支持層だけでも公明支持票無しでも自民候補が続々当選することを2005年総選挙の得票結果が示しています、つまり多くの選挙区で公明支持票以上の票差を付けて民主候補に圧勝できたという結果がそれを証明しています)。

 逆に今回のように逆風が吹けば、どんなに自公協力をしても民主一党に惨敗することも、近年の小選挙区制における特徴なことを示唆しています。

 公明党が協力しても惨敗することもあるし、自民党だけに「追い風」がふき圧勝することもあることが過去二回の選挙で見えてきたのです。

 つまり、「選挙区事情」による連立の意義も今回破綻の危機にあります。

 ・・・

 一方の公明党の立場でこれまでの「自公連立の意義」を考えて見ましょう。

 まずは今回の選挙でも公明党が盛んにピーアールしていた「政策実現力」、政権に参画することによるメリットがありましょう。

 責任政党として与党であることのメリットは特に地方選挙のときに政策実現力を有していることを大きくピーアールしてこれたのは事実であります。

 しかし今回はこの政権に参画している事実が完全に裏目に出ています。

 自民の大敗に引きずられる形で公明も特に選挙区選で貴重な現職も含めて落選の憂き目にあってしまったからです。

 今回は例えば「政治とカネ」の問題においても与党内の健全なチェック者としてよりも、自民との「共犯者」としての負のイメージを植えつけられたことは、各メディア出口調査における無党派層への公明支持がほとんど浸透できなかったことからも明らかです。

 さらに公明党にとり過去二回の選挙結果では厳しい現実が突きつけられています、それは自民に追い風が吹いても小党公明党には議席増につながりにくい(2005年)のに対し、今回のように自民に逆風が吹くと、小選挙区制においてはもろに小党公明党にもアゲインストになるという事実です。

 公明党にとっても「自公連立の意義」は今大きく揺れだしているといっていいでしょう。

 ・・・

 表面上、この局面で自公連立解消は両党にとって検討対象外なのでありましょう、当然ですが双方とも、自公連立に変わる戦略が用意されているわけではまったくありません。

 ただ水面下ではこの歴史的敗北の徹底分析とともに連立関係そのものの意義も含めた見直し検討作業に入ることは間違いないところでしょう、看過してよいような生易しい負け方ではなかったからです。

 ・・・

 このまま「自公連立」を続けることがはたして両党に取り本当にメリットがあり続けるのかどうか?

 その意味で、この参議院選挙結果は、自民にとっても公明にとっても、表面上はともかく裏では「自公連立」の意義をシビアに再分析し考え直す機会となる、そうは考えられないでしょうか。

 メディアがこの問題をあまり取り上げないのは少し不思議なのであります。

 今回の大敗北で態勢の立て直しを図る必要があるのは、自民党内部だけではなくその連立関係にも当然およぶ可能性があると考えます。

(私のコメント)
参議院選挙の結果は民主党の大勝利になりましたが、民主党の何の政策が支持されて勝ったのだろうか? それよりも自民党への批判票が民主党に流れただけなのだ。政策そのものや政策の実行力は安倍自民党の方がしっかりしているのですが、年金問題やサラリーマンへの恒久減税の廃止に伴う増税や、閣僚の失言問題や政治資金問題で内閣への信頼が失墜してしまったのが原因だろう。

確かに安倍総理は内閣においては統率力の弱さが話題にもなりましたが、小泉総理の非情とも言える人事が安倍総理には真似が出来ない。それが従来型の自民党政治に戻ってしまったような印象を与えている。さらに松岡農林大臣の自殺は、もっと早めに交代させていれば防げただろう。今の自民党には人材がいないから選挙で大敗北してもしかたがない。

人材がいないから選挙でも公明党の組織を借りないと当選もおぼつかない自民党議員が多くなった。ところが今回の参院選では自民党と公明党の選挙協力が上手く行っていなかったようだ。東京の保阪三蔵候補は公明党の組織で当選できるはずだったのが落選して、浮動票頼りの丸川珠代候補が当選した。横浜でも公明党の松あきら候補が自民党の票が入らず落選した。その結果比例でも自公の住み分けが上手くいかず票は伸びなかった。


◆現場から:激戦を振り返って /神奈川 7月31日 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070731-00000118-mailo-l14

◇組織頼みの政党の悲哀
 「自公連立政権で戦って参りましたので。全部、自分の胸の中にのみ込みたい」。落選が決定的となった30日未明、横浜市内の事務所で松あきら氏が見せた表情は淡々としていた。同日午後の記者会見でも「安倍首相に言いたいことは」と問われ「それはぐっと胸の中にのみ込みたい。ないと言えばうそになりますね。そういうこと(自民のスキャンダルに端を発すること)を全部ひっくるめた、政権連立ですので」。“敗軍の将、兵を語らず”といった態度に、かえって安倍政権への不満のくすぶりを感じた

▼「自民党のレベルの低い問題が多すぎた。有権者は単なる“風”に惑わされないか」。投票日前日、公明支持者の男性(51)はわたしに言った。だが、松氏は選挙戦で小泉純一郎前首相の応援を受けた際、自ら駆け寄って彼の右手を上げた。選挙協力で自民支持者の応援も受けた。敗戦は決して自民だけの問題ではなかったはずだ

▼選挙戦終盤、「苦戦」が伝えられるようになると、松氏の陣営は浮動票を獲得するため、支持者を動員した講演会ではなく、街頭での訴えを重視した。桜木町駅前の広場で熱弁をふるう太田昭宏代表を取材したが、行き交う人々は足を止めず、報道陣の方が多いほどだった。「わたしは公明党代表の、太田昭宏です」。繰り返される声がむなしく、組織頼みの政党の悲哀を感じた

▼選挙期間中、松氏が街頭で暴言を浴びせられる場面を見た。上田勇県本部代表は「党のアイデンティティーを強く打ち出すべきだ」と言うが、一部の国民が持つアレルギーを薄めながら独自性は強められるのか。松氏の敗戦で二律背反の苦しい課題がより鮮明に見えるようになったのではないだろうか。【池田知広】


(私のコメント)
今回の参院選の結果、衆院では自民党が単独過半数となり、参院では野党が過半数を制するようになった。自公連立は参院の過半数を得る為ですが、今回の敗戦で公明党との連立では過半数に満たなくなってしまった。それでは連立を組む意味はなくなり、自公連立も壊れる可能性がある。むしろ民主党との大連立か、民主党の一部が自民党に合流するかもしれない。

なぜならば、小沢代表では健康上の問題から総理が務まらないから他の人が総理候補になる。それで仲間割れが出来て民主党は割れる可能性がある。それよりかは自民党と民主党が連立内閣を組めば、衆院参院とも三分の二以上の多数となり憲法改正も出来る。

しかし自民と民主では選挙になれば小選挙区では戦わなければならないから、二年以上の連立は組む事が出来ない。これから参院では3年、衆院では2年は選挙は無いから1,2年の短期の大連立は可能だ。あるいは今までの何でも反対路線は止めて民主党も柔軟路線に変えるかもしれない。自民党も強硬突破が出来ないから柔軟にならざるを得ない。

衆議院では自民党が圧倒的多数で、参議院では民主党が第一党なのだから大連立の成立する可能性はある。勢力が拮抗している時は第三党と組む事で政権が出来ますが、今回のようなねじれ現象になると大連立した方が双方にメリットが出て来る。民主党議員も連立で大臣になりたい人が沢山いる。安倍総理にそれだけの器量があるだろうか?


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