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安倍命運“三役リスト”予測…適材適所か派閥均衡か [ZAKZAK]
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投稿者 white 日時 2007 年 8 月 07 日 17:12:46: QYBiAyr6jr5Ac
 

□安倍命運“三役リスト”予測…適材適所か派閥均衡か [ZAKZAK]

 http://www.zakzak.co.jp/top/2007_08/t2007080722.html

安倍命運“三役リスト”予測…適材適所か派閥均衡か
「二階幹事長」浮上

 自民党の惨敗となった参院選を受け、7日に召集された臨時国会に臨んだ安倍晋三首相は27日にも、内閣改造・党役員人事を断行し、反転攻勢をかける構えだ。特に、党3役の幹事長は国会運営や解散総選挙に向けた要となるポストだけに、注目される。永田町では麻生太郎外相の幹事長就任が本命視されるが、ここにきて二階俊博国対委員長の名前が急浮上してきた。政治評論家3氏が「3役リスト」を完全予測した。

 「改造失敗なら最後の組閣になる」

 安倍首相の“後見人”を自任する森喜朗元首相が周囲に漏らしている通り、内閣支持率の低下に歯止めがかからない首相にとって、今回の人事が政権浮揚の最後にして唯一の好機となる。

 首相も3日、「今回も(派閥推薦は受け付けない)方針で臨んでいきたい」と断言、大見得を切った。

 だが、首相に距離を置く山崎拓元副総裁らは「挙党一致態勢で難局打開を図る以外ない」と語るなど、党内では派閥均衡型の人事を期待する声が強まっている。27日の人事に向け、首相側と党内実力者の綱引きが水面化で激化している。

 首相の思惑通り「適材適所の人事」が断行できるか、「派閥均衡型」を余儀なくされるのかが注目されるわけだ。

 人事の大きな目玉となるのが、参院選惨敗の責任を取り、首相に辞表を提出した中川秀直幹事長の後任だ。

 本命には、「麻生幹事長」の名前があがる。首相は昨年9月の政権発足時も「麻生幹事長」を望んでいた。だが、森氏の“命令”を受け入れ、中川氏を幹事長に就任させた経緯がある。麻生氏は外相就任後も首相のよき相談相手となり、参院選投開票日の先月29日も、極秘に官邸へ招き、「続投を支えてほしい」と要請するなど信頼は厚い。

 NHK政治部出身で故・園田直外相の秘書官を務めた政治ジャーナリスト、渡部亮次郎氏も麻生氏を推す。

 「首相は麻生氏を最も頼りにしている。麻生氏は政調会長時代、政調会長代理に引っ張った久間章生前防衛相と仲がよく、第2派閥に転落した津島派の半分を押さえられる」

 これに対して、浅川博忠氏は「派閥順送り人事になるだろうが、老壮青のバランスを保ったほうがいい」とし、参院で野党が過半数を占めた現実を踏まえ、幹事長には「党内を押さえつつ選挙が戦え、野党とパイプのある人物を充てるしかない」と語る。

 こうした情勢から、浅川氏は「二階氏が幹事長になる」とみる。

 「実務型の二階氏か、人気の麻生氏かだが、今回は二階氏だろう。二階氏は小泉前首相の郵政選挙でも、総務局長として選挙に携わった。今後は野党との折衝が増える。橋本龍太郎内閣のとき、加藤紘一幹事長、野中広務官房長官のコンビが新進党の議員を一本釣りしたことがあった。そういうことができるのは、二階氏しかいない」

 やはり「麻生幹事長はありえない」と見るのは小林吉弥氏だ。

 安倍政権の行く末について、「安倍内閣は“死に体”内閣といわれている。支持率はズルズル下がって森政権末期のように1ケタになる。余力がなくなって退陣表明さえありうる。1ケタになったら、誰も“ドロ舟”に乗りたくないから誰も協力しない」と前置きして、こう分析する。

 「首相の顔で総選挙をすれば負ける。場合によっては政権交代になり、総理のイスを目指す麻生氏に命取りになる。だから半身の構えで、ドロ船には乗らないだろう」

 そこで浮上してくるのが二階氏や額賀福志郎元防衛庁長官=写真左、与謝野馨元金融担当相といい、「与謝野氏は財政政策通だが、安倍政権としては年金問題をしっかりとやらねばならず、厚労相という目もある。結局、受けるのは二階氏か額賀氏ではないか」とみる。

 前回の人事で、首相が中川昭一氏を起用した政調会長はどうか。

 浅川氏は「来年度予算案は来たるべき総選挙に直結するだけに、党側で仕切ることになり、総選挙で勝てる予算を作らねばならない。幹事長が麻生氏か二階氏となると、善しあしは別として第2(津島派)、第3派閥(古賀派)からベテランが入ってくる」と交代が濃厚とする。

 そのうえで、「第2派閥の津島派から額賀氏の起用が考えられる。また、第4派閥の山崎派で大蔵省出身の政策通、野田毅元自治相=同右下=も浮上してくる」と予想する。

 一方、渡部氏は「中川氏にはこれまで落ち度はない。留任」とみる。

 党の最高意思決定機関の総務会を預かる総務会長人事はどうか。

 浅川氏は、笹川堯元総務会長代理(津島派)の名前を挙げ、「比較的長老で当選回数7回。腕力も強く、第2派閥をバックに力を発揮できる」として本命視する。ほかに、船田元・元経済企画庁長官(津島派)、瓦力元防衛庁長官(古賀派)らの名を挙げた。

 また、渡部氏は「丹羽雄哉総務会長が留任」とし、小林氏は「政調会長、総務会長ともに誰も受けない可能性もある」と指摘する。

 首相には両刃の剣となる27日の人事。首相は政権の浮沈を賭け、人事に当たる。


ZAKZAK 2007/08/07

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