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産経新聞は「社会保険庁OB」を許すのが仕事らしい
http://www.asyura2.com/07/senkyo42/msg/1027.html
投稿者 どっちだ 日時 2007 年 10 月 10 日 04:00:35: Neh0eMBXBwlZk
 

(回答先: 社会保険庁OBに言われたくない 「日本の医療は世界一、効率性は?」 : 医師のサービス残業・当直を表に出せば効率も世界一 投稿者 どっちだ 日時 2007 年 10 月 10 日 03:50:02)

----東京日和@元勤務医の日々 から無断転載----------------
http://skyteam.iza.ne.jp/blog/entry/331475/

産経新聞は「社会保険庁OB」を許すのが仕事らしい ニュース記事に関連したブログ

2007/10/09 07:10

舛添厚労相、年金記録問題で関係閣僚会議設置検討
http://www.asahi.com/politics/update/1008/TKY200710080297.html

asahi.com 2007年10月08日20時16分

 持ち主が分からなくなっている約5000万件の「宙に浮いた年金記録」問題で、舛添厚生労働相は8日、京都市内で記者団に対し、「各省の大臣の協力を得ないといけない。総理、官房長官と相談し、政府全体できちんと対応する組織、体制を作り上げたい」と述べ、関係閣僚会議の設置を検討していることを明らかにした。

 政府は来年3月末までに、5000万件の名寄せと本人とみられる人への通知を終える方針だ。舛添氏は「厚生労働省、社会保険庁だけではとてもじゃないけれども間に合いません」などと述べ、財源について財務省、コンピューターの問題で経済産業省、さらに総務、文部科学、法務各省の協力が必要との考えを示した。会議の設置時期について「1〜2週間以内に体制を整える必要がある。総理の許可を頂いてできるだけ早くと思っている」と話した。

 また、政府・与党が低所得者層に対する基礎年金の加算制度を検討しているとの一部報道については、「まったく議論していない」と否定した。

---------------

 ところで、この責任は過去の厚生労働省の監督責任も問われますが、実際に社会保険庁の長官を務めていた人には責任はないのでしょうか?

 自分はあると思います。

 この前、「日本の医療は世界一、効率性は? 産経ニュース 2007.10.4」というご意見を産経新聞に掲載されていましたが、その元厚生労働省のお役人さんは・・・何をしていたのでしょうかね。


日本の医療は世界一、効率性は?
http://iseki77.blog65.fc2.com/blog-entry-3964.html
産経ニュース 2007.10.4

 WHO(世界保健機関)は、2000年に世界の医療を比較して、1位から190位台まで順位を付けた。日本の医療は、そこで総合1位の評価を得た。
 評価の指針は、国民が平等に高い健康水準を得ているか▽全国どこでも一定レベルの医療が受けられるか▽医療費の負担が公平か、など。
 日本は世界一の健康寿命を達成し、国民がどこでも、自分のかかりたい医療機関を選んで、自由にかかることができ、受診までに何カ月も待たされることもない。費用負担も公平と評価されたわけである。
 ただ、世界1位は、おそらく最初で最後と思われる。後の方に順位づけられた国からWHO事務局に多くの非難が寄せられたからである。世界各国の負担金で運営されているWHOは以降、順位付けを断念している様子だ。
 世界の医療制度は国によって異なる。日本は、国民全員が強制加入する社会保険制度。医療費は主に、私たちが月々払う保険料で賄われており、3分の1以上は税金が投入されている。
 民間保険が中心で、膨大なお金をかけているアメリカや、基本的に税金で賄うイギリスとは異なる。
 ドイツは日本と同じ社会保険方式。以前は保険料だけで賄われていたが、最近、出産手当金など、一部に税金を導入するようになった。企業が負担している保険料をこれ以上増やしたくないためのようだ。
 日本の一人当たり医療費は、対GDP比で見ると、先進国の中では少ない。負担が高くなることに総意が得られれば、もちろん上げればいい。しかし、まだ効率的に使える面もあることを指摘していきたい。
WHOの評価の中でも、「医療制度の効率性」、つまり、その国の医療制度で最大限の効果が発揮されているかどうかという点では、日本は10位だった。
 1位はフランス。フランスは「制度を最大限活用している」と評価されたわけだ。
 医療制度の効率性で10位にランクされた日本は「制度をまだ十分活用していない」とされたことになる。しかし、逆にいえば、もっと良くできる可能性があると指摘されたともいえる。
【プロフィル】磯部文雄
 いそべ・ふみお 立教大学講師(社会保障担当)、こども未来財団常務理事。昭和49年旧厚生省入省、国際課長、内閣府審議官、社会保険庁運営部長、老健局長を経て平成18年、退職。

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 おや、こんな文章を書いていますが、実は「社会保険庁で運営部長」なんてしているじゃないですか?彼の責任は?>産経新聞さん。

 もちろん、この意見どおりに「医療が効率が悪い」といっても、あんな歴代の長官以下の監督ミス、記載ミス、横領の類を全て許しても載せるのが仕事なんですかね。

 いいんですか?調べなくても>こども未来財団について。彼のいるその財団のホームページを拝見させていただきました。

 財団法人こども未来財団
http://www.kodomomiraizaidan.or.jp/

[目的]
 こども未来財団は、平成6年、当時進行しつつあった少子高齢化現象を背景に、子どもを産み育てやすい環境づくりを進めることにより、児童の健全育成に寄与し、活力ある社会の維持・発展に資することを目的として、厚生大臣の認可を受けて設立されました。
------------------
 まだ出来上がって10年ちょっと・・・あのバブルの経済のあとも増やしているんですね>外郭団体。さっと拝見したところ、際立って必要そうな仕事はなし。

http://www.kodomomiraizaidan.or.jp/jigyo/index19.html
◆ 少子化時代における次世代育成に関する意識啓発事業
◆ 家庭・地域子育て支援事業
◆ 子どもの健全育成のための事業
◆ 子育て支援をする人への研修事業
◆ 調査研究・出版等事業

 別に子供の育児環境のことなど啓蒙などする必要はなし。5億円の予算規模。1億円くらい給与費ですが・・・おそらく理事の偉い方の退職金や給与に消えているんでしょうね。

 収入などをはわかりますが財源などが不明でしたので厚生労働省の事業評価をみてみると・・
http://www.mhlw.go.jp/wp/seisaku/jigyou/jigo/dl/koyou35.pdf

 財源は、基金運用収入というが、「こども未来基金は、児童の健全育成のために事業主から納付された拠出金を財源として造成されたものであり、本基金の運用益は事業主に還元するという観点から事業主の行う子育ての」・・・とあります。

 どうせ外部に発注したであろうポスター作成、支援事業といってもラジオ番組のスポンサー、どうでもいい報告書のたぐいが並ぶ。個人的には子供が育てられるようにするためには、会社に育児が可能なように育児休暇の取得や託児所の開設を企業や地域自治体などに法制化して義務付けるなどで可能だ。

 まぁ、ともかく、こういう必要だといいつつ、無駄金を使うことなら「小児救急医療のための病院への助成金」とかにして直接現場にください。

 あと、この財団の偉い人はどんな人が並んでいるか?よくみてみます。

http://www.kodomomiraizaidan.or.jp/zaidan/shiryo.html

役 員 名 簿
役職:
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会   長:根本二郎 (非常勤)
理 事 長:眞野 章 (常 勤)社会保険庁長官
常務理事:磯部文雄 (常 勤) 厚生労働省老健局長
常務理事:小林   徹(常 勤) 四国財務局長
理   事:末 次 彬 非常勤 社会保険庁長官
〃     : 林 重 夫 非常勤 厚生労働省雇用均等・児童家庭局育成環境課長

<表向き無関係そうな人は省きました>

 個人的には「会長」さんが日本経団連名誉会長 日本郵船名誉会長.ということで、非常勤なので、常勤役員が仕事をささえるということですが、何でこんなに社会保険庁の元長官が並んでいるんでしょうかね?

 いいですか?この団体がやっていることは「こどもの未来」についてです。それに相応しい人たちですか?産経新聞さん。行政のOBからの意見は大いに結構。ですが、こういう団体がどれほど有効に税金を使っているのかチェックしていますか?
 公になっている部分でさえ、怪しい団体です。「月間 こども未来」だなんて、毎月550円で発行していますが、普通の人が読むような内容です。これの発行するためにどれくらいお金がかかっているのでしょうか?もちろん外郭団体ですから誰が編集にあたっているのでしょうか?


 厚生労働省補助事業という、月刊『こども未来』(A4変形判・36頁)を年12回配布したという月刊誌の価格550円。の内容は・・・

特集:「いいお産」のために

「いいお産」のために〜産婦人科医の立場から
〜総合母子保健センター愛育病院婦人科医長 竹田 善治

赤ちゃんがやってくる
〜新しくお兄ちゃんお姉ちゃんになる子どもとその親を支える
〜東京都練馬区・麻の実助産所 助産師 土屋 麻由美

母たちが”ほしい”支援を!
カナダ・ライアソン大学認定・ファミリーライフエデュケーター 林 真未

安全安心快適なお産のために
出産子育て支援・ファシリテーター 熊手 麻紀子

------------------------------------------------

さて、民間企業がやっているお母さんの雑誌「たまごクラブ」についてみてみますか?

たまごクラブの概要:
http://www.benesse.co.jp/ad/media/tamago_club.html
発行部数:189,783部
【印刷証明付部数/2004年9月〜2005年8月】
発行日:毎月15日発売
価格:600円
仕様:A4変型判
    無線綴/290P前後

--------------------------------------------------

 付録が二冊もつく、「たまごクラブ」や「ひよこクラブ」の方が良かったりしませんかね?

 内容はページ数みれば一目瞭然です。どっちが大切な事業なんでしょうかね?自分はこんな事業に金を突っ込む団体の補助金は税金やだということを考えれば、産経新聞のやっていることは、「社会保険庁OB」の悪辣な所業を許し、さらに退官後も無駄金を費やす連中に発言権を与えるというお先棒を担いでいるという認識が必要です。


「医療制度の効率性で10位にランクされた日本は「制度をまだ十分活用していない」とされたことになる。しかし、逆にいえば、もっと良くできる可能性があると指摘されたともいえる。」

  こういうのを産経新聞は戦うこともせずに、粛々と流すのがお仕事なんでしょうねぇ。こんな文章を自ら反省の色もみせずに新聞に意見を載せる元官僚にも一言いっときたい。
 こんな文章を書いているが、退職金をたんまり受け取って退官後、そこで何をしているんだ?暇なんだね。
 民間会社が出来るような仕事の傍らで、医療を攻撃する暇があるんだね。社会保険庁で何を君はしていたのか?反省文を厚生労働大臣に提出したかい?まだなら、ぜひ先にそれをやっておいて欲しいな。

 「税金の効率性を考えたら、日本の「官僚制度はまだ不十分」といえる。しかし、逆にいえば、彼らの働きをもっとよくできる可能性がある」と指摘しておこう。」

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