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(回答先: よく読んで下さい。これは資本主義体制の欠陥面を批判する文ですよ（本文すこし） 投稿者 秋吉悠加 日時 2007 年 10 月 11 日 11:40:56)
秋吉悠加さん、レスどうもです。
趣旨はわかりますた。
その上で、歴史的な認識について、われわれの陥りやすい問題点をここでもう一度検討することも有意義だと思います。
＞その政策が創られたのは
被害者としての民衆（労働者）の不幸を救済する事に集中したのであろうが
一つの体制の影響下のズタズタの社会状況という、結果としての不完全な
社会情況を舞台としての その解決策であった為に、
根本の原因の誤りを追及し是正する事までは、届かない立場になっている
（「その政策」＝マルクス主義革命およびマルクス主義的諸改革は）「民衆（労働者）の不幸」を救済することだったのに、不完全な社会のもとでは「根本の原因の誤りを追究し是正」することまで届いていない、という主張ですね。
農奴制が残存し、資本主義的に後進国であったロシア労働者が、労働者・農民・兵士から成る「ソビエト」を形成してともにロシア革命を実現した、自らを資本の鎖から解放した事実について、これを最も恐れたのは世界中のブルジョワジーだす。自国のプロレタリアが資本家に対していつ革命闘争を挑んでくるのか、革命ロシアは世界革命の実現へむけて革命の輸出をはじめたことに対しては武力でこれを食い止めるしかありません。日本もシベリア出兵を行って干渉してます。革命ロシアはこれに対して赤衛軍を組織して外国軍隊と国内の反革命と戦い、勝利した。レーニンが革命前後は指導していたのに、半ばにして病死し、後継者争いになって、革命の本来の目的であるところの世界中の労働者の解放などという高尚な課題はさっさとなげうって、帝国主義者と妥協し、一国だけの革命で終わりにしてあとは「共産主義社会」の建設だ（ロシア民衆が疲弊している以上、このほうが楽だし権力を握りやすい）、という裏切りをやってのけたのがスターリンだすな。労働者の解放などさっさと放棄して労働組合を禁止、自らの憲法を作り、軍事力で国内を支配し暗黒社会を作り上げた。逆らうものは共産主義の名のもとでの粛清である。まさすぐ今の中国、北朝鮮、キューバ、ビルマと同じことをやってるわけだす。つまりロシア革命はスターリンによって裏切られてしまった。
このゆえに秋吉さんがおっしゃるとおり、「被害者としての民衆（労働者）の不幸を救済する」べきマルクス思想の以前の時代に戻ってしまった。今のロシアはスターリン主義ソ連が崩壊したことにより、思想的にも社会的にも後進国に戻った。これを受けて日本の労働者は工場法制定以前の奴隷状態に引き戻されてしまった。もうマルクス主義は死んだと思っている人が多い。このムードに乗って世界中の狂算頭がソフト化してしまった。革命のカの字も言わなくなった。労働運動もより右翼的に進めているのが現状です。
＞主義や宗教に心酔して
民衆を納めようとするなら
現実と遊離 した活動になり
民衆が違和感を感じるでしょう
一人一人の存在を尊重しましょう
ブルジョワジーのほうは結構ですから、この具体的な例でも示してもらえないかと思いますが。
つまりわだすは、現実的には無主義、無宗教に、つまり無思想の情況だと思ってます。脱イデオロギーというのは政治的にはアパシーなのでしょうが、人間が動物化してしまっていて、ものごとの判断がつきにくくなってしまっている、危険な状態だと思っております。その情況とは現象的にいえば、帝国主義のもとでの腐敗した情況に大衆が陥れられている、とでも言いましょうか。たとえば警官が、教師が、性の動物に成り下がっている、この疎外された情況こそ、無思想、無道徳そのものであり、アメリカ式即物主義の結果であると思っております。資本の奴隷とされこの状態に安住させられてしまっては魂は剥奪され、主義も主張も成立するはずがありません。
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フォローアップ:- Re: 主義や宗教に心酔する現実はあるのか？ 秋吉悠加 2007/10/12 07:03:52
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- 国連の名のもとに侵略が行われることに危惧します。 竹中半兵衛 2007/10/12 09:49:40
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- 国連の名のもとに侵略が行われることに危惧します。 竹中半兵衛 2007/10/12 09:49:40
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