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今国会に給油継続法案 自民総裁選討論会で福田氏表明【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007092202050655.html
2007年9月22日 朝刊
自民党総裁選に立候補している福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長は二十一日午後、日本記者クラブ主催の公開討論会に出席し、福田氏は、海上自衛隊によるインド洋での給油活動を継続するため、十一月一日で期限切れとなるテロ対策特別措置法に代わる新法案を今の臨時国会に提出し、成立を目指す考えを表明。麻生氏も同調した。
福田氏は、給油活動に関し、「テロ特措法の延長は時間的制約が強くなっており、新法を視野に入れることもやむを得ない。出すことになればこの国会に出す」と明言。その理由に「来年の通常国会となると、諸外国から本当にやってくれるのか疑いを持たれる可能性がある。日本の姿勢は、はっきり示しておく必要がある」ことを挙げた。
麻生氏も「延長が無理なら新法。少なくとも臨時国会で成立を図るようにすべきだ」と述べた。
また、民主党が提唱する基礎年金の財源を全額消費税で賄う税方式について、福田氏は「人口減、高齢者増といった社会情勢にどういう年金が一番いいのか、柔軟に考えてもいい」と、選択肢として検討する考えを表明。
その上で「将来的には消費税で社会福祉をやっていく考え方はやむを得ない。与野党でいい案をつくるのは一つの方法だ」と、民主党に政策協議を呼び掛けた。
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