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福田路線とは小泉路線+安倍路線の継承;違いは、それが水面下で進行するということ。
http://www.asyura2.com/07/senkyo42/msg/502.html
投稿者 heart 日時 2007 年 9 月 27 日 00:00:07: QS3iy8SiOaheU
 

権力者が望むもの、それは、従順な国民と、献金をくれる財界である。
日本の政治家の場合はアメリカのお褒めというものも加わる。


小泉のターゲットは献金をくれる財界であった。
竹中というアメリカ傀儡の経済学者を用いて、構造改革という名の財界一人勝ち・市民生活ぶち壊し改革を行った。
そうやって生まれた格差に世界中の財界が寄生し儲け、与党政治家はそこから企業献金制度などを用いて合法的にカネを受け取っている。

経済面ばかりスポットされがちな小泉だが、小泉は有事法制も制定するなど、軍事化に向けた動きも着実に行っている
(→関連:「小沢・菅民主党は小泉が始めた戦前・戦争体制への回帰に賛同してきた」)。
小泉の場合、アメリカが望むことだからやったという面が強いと思われる。


次に首相となった安倍のターゲットは従順な国民だった。
戦後体制からの脱却、美しい国づくりといったスローガンのもと、規範意識、公の秩序、愛国心といった言葉を振りかざし、教育基本法改悪を行った。
「公の秩序」の文言のもと国民の生きる自由を骨抜きにする新憲法を制定するための国民投票法も成立させた
(→「<改憲>権力者束縛法から国民束縛法へ」)。

防衛庁の省昇格、自衛隊海外派遣の本来任務化をはじめとして、自衛隊の軍隊化・政府の護衛隊化も推し進めている
(→「沖縄・辺野古に海上自衛隊出動;安倍の改憲で自衛隊が国民に銃口を向けることがはっきりした」)
(もっとも、自衛隊の国民との対立は今に始まったことではない。
自衛隊が国民を監視していた。」という事実がある)。

在日米軍再編推進特別措置法なる、政府の言うことをきかない自治体には交付金をやらないという美しくない法律も通した
(→「ヤクザでしかない政治家」)。

他方、安倍は大田弘子という「小泉政権の改革の象徴だった竹中平蔵・前総務相の要請で内閣府に入り、経済財政諮問会議を支えた」(読売新聞)人物を経済財政相に任命した。
これは安倍に小泉生活破壊改革を続行する意思があったことを示すものである。


そこへ来て今回の福田内閣である。
私は福田の「任務」は小泉と安倍が敷いた路線を静かに続行し、あわよくば目的地にまで導くことにあると見ている。
つまり、福田は小泉のように「改革!改革!」と叫ぶこともしなければ、安倍のように「美しい国づくり」を唱えもしないだろうが、どちらも着実に推進していくだろう。
この推測は、今日福田が、小泉時代に有事法制が通った際防衛庁長官を務めていた石破茂を再び防衛相に任命したこと、そして、竹中路線を引き継ぐとされる大田弘子を経済財政相に再任したことで、ほぼ確信に変わった。

結局、自民党は誰が首相になっても、従順な国民と、献金をくれる財界を愛するということに変わりはないのだ。


では、次の解散総選挙で政権交代を果たすかとされている民主党はどうか。
民主党は経団連から政策診断を受け、献金を受け取っている
(→「民主党は既に経団連の政策評価に基づいた政治献金を受け取っている」)。

外交問題については国連中心主義を叫んでいるが、国連の中でも外交面で中心的存在である安保理は先日、日本の海上自衛隊のアフガニスタンでの活動に対し謝意を表明した。
自民党がその謝意を得るために奔走したとされている。
実現したのは、国連で強い力を持つアメリカが日本の自衛隊をアメリカの傭兵化したがっており、謝意を表明することでその実現可能性が高まると見ているからに他ならない。
民主党は、アメリカの利害のためにいとも簡単に謝意を表明してしまう国連をアメリカと区別して「アメリカの言いなりでなく国連中心主義を」
などというたわごとを言うのはよした方がいい。

唯一民主党に期待できるかもしれないのは、格差是正である。
一応、彼らは格差是正を訴えているからである。
本当に是正するかどうかは、彼らが構造改革をやめると宣言できるかどうかにかかっていると言ってよいだろう。
構造改革という名の格差拡大政策をやめずして格差是正などできるはずもないからだ。


以上を受けて、国民としてはどう対処すべきだろうか。
構造改革を拒否すること、政府の羊になることを拒否することが必要であるわけだが、その拒否の意思をどう示すかが問題である。
構造改革及び国民の羊化を推進するような法案に賛成する政党を支持しない、選挙で投票しない。
政党がなくなることは考えられないので、差し当たってはこの方針で政党を「調教」していくことでよりよい政治が得られるだろう。
民主主義がある程度正常に機能する限り
(→「世論を捏造しておいて民主主義もへったくれもない。真の民主主義のために必要な条件とは。」)、
政党を国民のための政党にするのもしないのも、国民の意思にかかっているのだから。

政治がどうあるかは一人自分だけの問題ではなく、また、日本国内だけの問題でもなく、世界中の人々に、また、後世にまで直接・間接的に影響を及ぼし得る問題である。
個人個人が一人の人間として、また助け合って生きる人間として幸せに生きられる社会とはどのようなものか、また、そのような社会をつくるためにはどんな政策が必要なのか、といった視点をもって政治を考えたいと思う。

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≪参考≫

安倍「美しい国」作りで日本はどこへ行くか
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10034838498.html

(以上は昨日拙ブログに投稿したもの:http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10048607011.html

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【heart追加コメント】

今の時代、大抵の政治家は格差是正を訴える。
問題は彼らが打ち出す政策が格差拡大につながる政策(法人税減税・消費税増税はその顕著な例)ではないかどうか、また、格差是正策として適当かどうかである。
ホワイトカラー・エグゼンプションのように、労働者がただ働きさせられて経営陣や株主だけが儲かるような政策をとって、労働者の生活から家庭、プライベート・ライフを奪おうとしないかどうかである。
「格差は問題だ」は誰でも言える。格差を生み出す原因を見つけ、それを取り除く政策の実現をはかる政治家の登場を望む。

また、上記では福田を完全否定したが、福田の今回の閣僚人事は早期の解散総選挙を見据えての暫定的人事である可能性も高い。したがって、福田の本心は大田にも石破にもないということは十分あり得ることだ。
福田を最大限によく解釈すれば、「敵」(格差につけ込んで儲ける者たち、そして、アメリカ)を安心させ、投機家たちによる日本経済の混乱そしてアメリカによる内政干渉を防ぐためだけの暫定的な人事である可能性もないとは言い切れない。
この淡い期待に福田は応えてくれるだろうか。
応えてほしい。

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