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【沖縄タイムス社説】経緯を情報開示せよ。一連の動きは文科省による政治介入を疑わせるものになっているのである 「教科書検定意見」
1 :西独逸φ ★:2007/10/08(月) 12:21:56 ID:???0
沖縄戦における「集団自決(強制集団死)」への旧日本軍の強制・関与を削除した歴史教科書検定 
問題で、渡海紀三朗文部科学相が「記述の回復」について、完全に元通りにするのは困難だと述べた。 
理由は、県民大会で決議した「検定意見書の撤回」が「検定への政治介入で制度を歪めることになる」 
からだという。本当にそうだろうか。 
本紙の調べで、教科用図書検定審議会は文科省職員である教科書調査官の「調査意見」を追認した 
だけで、きちんと審議しなかったことが分かっている。「申請図書は、別紙調査意見のとおり検定意見 
相当箇所がある」と指摘した初等中等教育局の原義書を考えれば、調査意見書の作成段階から文科 
省が一定の方向性を決めていた可能性も否定できないのではないか。 
伊吹文明前文科相は「文科省の役人も私も、ましてや安倍首相(当時)も、一言の容喙(口出し)もでき 
ない仕組み」と述べたが、一連の動きは文科省による政治介入を疑わせるものになっているのである。 
2以降に続く
ソース 
沖縄タイムス http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20071008.html#no_1 
関連スレ 
【沖縄集団自決】「日本軍強制の記述、元通り困難」渡海文科相、検定の撤回なお否定…一方、反基地ネットワークらは文科省を批判 
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1191757828/ 
2 :西独逸φ ★:2007/10/08(月) 12:22:19 ID:???0
 >>1続き 
削除理由の一つとして引用された『沖縄戦と民衆』(大月書店)の著者である林博史関東学院大学教授は 
「『集団自決』は文字どおりの『自決』ではなく、日本軍による強制と誘導によるものであることは、『集団 
自決』が起きなかったところと比較したとき、いっそう明確になる」と記している。 
林教授は、自らの著書を確認すればそれは明らかであり、なぜ調査意見書を提示した調査官はこのこと 
を無視したのかと問うてもいる。これでは教授が言うように、検定意見をつけるため都合のいい部分だけを 
抜粋したとみられても仕方がない。 
疑わしいところがある以上、調査意見を付した経緯や審議会の審査方法について、国会はその詳細を明ら 
かにする必要があるのではないか。 
教科書検定制度は、教科書の記述に関する判断を第三者である教科用図書検定審議会に委ねることで、 
政治介入の防波堤にしている。 
それが防波堤になり得なかったのは明白であり、検定意見を執筆者に伝える際、時間をとってその場で 
反論できるシステムになっていないことにも疑問が残る。 
沖縄戦の実相を教科書に記述するかどうか、最後に判断するのは審議会である。
なぜ沖縄戦研究者の学説と異なる一方的な説を調査官が採用したのか。審議会は自らの責任でもう一度 
審査をし直し、検定意見を検証すべきだ。 
 終わり 
 
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